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特定保健用食品

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商品詳細

食品名

ヤクルト蕃爽麗茶
形態:茶系飲料
内容量:190g、200mL、400mL、500mL、1,000mL、2,000mL
関与成分:グァバ葉ポリフェノール

申請者

株式会社ヤクルト本社
住所:東京都港区海岸1-10-30
電話番号:03-6625-8960(大代表)

許可された実際の表示

グァバ葉ポリフェノールの働きで、糖の吸収をおだやかにするので、食後の血糖値が気になる方に適した飲料です。

許可された年月

2000年3月28日

許可番号

第262号

適切な利用法

190g缶:食事ごとに1本
200mL紙容器:食事ごとに1個
400mL・500mL・2,000mL PET容器、1,000mL紙容器:食事ごとに200mL
〔グァバ葉ポリフェノール70mg以上〕

利用上の注意事項

多量に摂取することにより、疾病が治癒するものではありません。なお、糖尿病の治療を受けている方や糖尿病の疑いのある方は、医師などの専門家にご相談のうえご使用ください。

関与成分についての解説

成分の特性
グァバ葉の熱水抽出物の活性本体であるグァバ葉ポリフェノール(分子量5,000 ~30,000に分布する複合タンニン様物質)は、緑茶や烏龍茶には含まれない特有の物質で、糖類分解酵素の働きを抑える効果がある。
作用・効果および機序
食べ物として体内に入った糖質は消化酵素によって消化・分解され、ブドウ糖となって腸から吸収される。グァバ葉ポリフェノールは、ショ糖、デンプンなどの糖質をブドウ糖などに分解する糖質分解酵素の働きを抑える。その結果、糖の血液中への吸収を遅らせ食後の血糖値の上昇をゆるやかにする効果がある。
出典:
日本農芸化学会誌.1998:72(8);923-931.
(株)ヤクルト本社社内資料.1995, 1998.
関与成分の分析方法
定性:アフィニティークロマトグラフィー、透析、限外ろ過、液体クロマトグラフィー質量分析等
定量: HPLC法
出典:
(株)ヤクルト本社社内資料.1998, 1999.
食品分析法(光琳).1982;813-816.

安全性に関する評価

人を対象とした試験
研究1:
中高年でBMIが22以上のヒト19名(平均空腹時血糖値103.0±14.3mg/dL)を対象に、『ヤクルト蕃爽麗茶』(190mL)を食事と共に飲用させたところ、空腹時血糖値が100mg/dL以下の血糖値が正常なヒト8名は、『ヤクルト蕃爽麗茶』を飲用しても血糖値に影響を与えないことが明らかになった(1)。

研究2:
血糖値が正常な健常人12名を対象に、『ヤクルト蕃爽麗茶』(200mL)を一度に3本(摂取目安量(食事ごとに200mL)の3倍量、600mL)飲用させたところ、下痢、腹痛、吐き気等の重度な腹部症状は全く観察されず、腹部症状への影響および低血糖の誘発は認められなかった (2)。

研究3:
空腹時血糖値が110mg/dL以上の境界域高血糖者16名を対象に、『ヤクルト蕃爽麗茶』(190mL)を1日3回毎食時に12週間飲用させたところ、鉄の吸収、血液一般生化学検査、尿検査等で異常は認められなかった(2)。

食経験等:
『ヤクルト蕃爽麗茶』に使用されている原材料は、すべて一般の食品に使われているものであり、かつ、本品は十分な食経験を有し、その間安全性が損なわれるような問題は一切生じていないことからも、本品の安全性は十分に高いと言える。
出典:
(1)日本農芸化学会誌.1998:72(8);923-931.
(2)日本食品新素材研究会誌.2000:3(1);19-28.
動物・その他の試験
原材料であるグァバ葉熱水抽出物、蕃果エキスに関して安全性試験が実施され、これらの素材の安全性に問題ないことが確認されている(1)。
○グァバ葉熱水抽出物に関する毒性試験
・単回経口投与毒性試験(ラット)
・1か月間反復経口投与毒性試験(ラット)
・変異原性試験
○蕃果エキスに関する毒性試験
・単回経口投与毒性試験(ラット)
・1か月間反復経口投与毒性試験(ラット)
・変異原性試験
出典:
(1)(株)ヤクルト本社社内資料.1995, 1996.

有効性に関する評価

人を対象とした試験
研究1:
中高年でBMIが22以上のヒト19名(平均空腹時血糖値103.0±14.3mg/dL)を対象に、『ヤクルト蕃爽麗茶』(190mL)および白湯を食事と共に飲用させたところ、『ヤクルト蕃爽麗茶』飲用群では、白湯飲用群と比較して、食後30分、90分、120分の血糖値が低下し、血糖値上昇抑制作用が認められた(1)。

研究2:
空腹時血糖値が110mg/dL以上の境界域高血糖者16名を対象に、『ヤクルト蕃爽麗茶』(190mL)を1日3回毎食時に12週間飲用させたところ、空腹時血糖値の低下傾向が認められた(2)。
出典:
(1)日本農芸化学会誌.1998:72(8);923-931.
(2)日本食品新素材研究会誌.2000:3(1);19-28.

備考

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