被害関連情報

  1. Home
  2. /
  3. 被害関連情報
  4. /
  5. 香港衛生署が医薬品成分 (インドメタシンなど) を含む製品に注意喚起

香港衛生署が医薬品成分 (インドメタシンなど) を含む製品に注意喚起

更新日:2022/05/13
クリックで画像拡大

■注意喚起および勧告内容
2022年5月11日、香港衛生署 (Department of Health) が医薬品成分 (インドメタシンなど) を含む製品「百痛敵2X」 (右記写真:香港衛生署ウェブページより加工転載) に注意喚起。香港衛生署は当該製品を購入・使用しないように勧告。

■解説
これは、香港衛生署による買上調査で判明した事例。当該製品は、香港域内の薬局でカプセルまたは錠剤入りのボトルで販売されていたが、検査の結果、カプセルからは医薬品成分であるインドメタシンが、錠剤からはデキサメタゾンが検出された。
現在のところ、当該製品との因果関係が疑われる健康被害については不明。

■関連成分
インドメタシン (indomethacin)

非ステロイド性抗炎症薬の代表的薬物。強い抗炎症、鎮痛、解熱作用を示す。副作用として悪心・嘔吐、食欲不振等があげられる。

デキサメタゾン (dexamethasone)
抗炎症作用が強く、作用の持続時間もステロイドの中で最も長い薬物。抗炎症や免疫抑制に使用されるが、糖尿病やムーンフェースなどの副作用が起こる可能性がある。連用後、急に服用を中止すると重篤な離脱作用が起こることがあり、連用後の服用中止時には、徐々に減量するなど注意が必要な医薬品。

■関連情報
香港衛生署ウェブページ(2022年5月11日、英語) →「Public urged not to buy or consume oral product containing undeclared controlled ingredients (with photo) 」
外国製健康食品の入手や個人輸入等についての注意事項等→「健康食品や医薬品、化粧品、医療機器等を海外から購入しようとされる方へ (厚生労働省作成2012年版) 」

上へ戻る
error: コンテンツが保護されています