■公表内容
2020年12月7日、日本広告審査機構 (JARO) が、2020年度上半期 (4月~9月) に受け付けた広告・表示に関する相談の集計結果および審査状況を公表。
■解説
広告審査機構 (JARO) が当該期間中に受け付けた相談は7,969件、このうち苦情は6,147件で、健康食品に関する苦情は634件と前年同期と比較して倍増した。
苦情の媒体別では、インターネットにおける広告・表示に対する苦情2,920件中、健康食品が459件を占め、前年同期の198件から急増した。
健康食品に関する苦情の内容は、「表示の品質・規格等」284件 (前年同期102件) 、「価格・取引条件等」171件 (前年同期102件) などで、定期購入契約に関する苦情が84件にのぼっている。「広告のような効果が得られない」といった事例やアフィリエイトサイトに関わる事例が紹介されている。
JAROはインターネット広告などを含む健康食品に関連する7件の事例について、厳重警告、警告を含む見解を発信した。
■関連情報
日本広告審査機構 (JARO) ウェブページ (2020年12月7日) →「2020年度上半期の審査状況を発表」