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米国FDAとFTCが新型コロナウイルス対策に関連した虚偽の宣伝を行う製品に注意喚起

更新日:2020/12/16

■注意喚起および勧告内容
2020年12月10日、米国FDA (U.S. Food and Drug Administration) とFTC (Federal Trade Commission) が新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) を予防または治療するなど虚偽の宣伝を行う製品に注意喚起。宣伝を行ったAmazonアフィリエイトに広告を停止するよう警告した。

■解説
米国FDAとFTCが監視したところ、iThrive.health社は、インターネットやソーシャルメディアにおいて、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) を予防または治療するなどとうたって、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンD、ケルセチン、亜鉛、n-3系 (ω-3系) 脂肪酸などを含む製品を販売していた。FDAは当該製品の広告収入を得ているAmazonアフィリエイトに対し、広告を停止するよう要求した。
現在のところ、当該製品摂取との因果関係が疑われる健康被害については不明であるが、FDAは消費者に対して、COVID-19の予防や治療、症状緩和などを標榜する製品には十分に注意するよう注意喚起している。

■関連情報
米国FDAウェブページ製品一覧 (英語) →「Fraudulent Coronavirus Disease 2019 (COVID-19) Products」
外国製健康食品の入手や個人輸入等についての注意事項等→「健康食品や医薬品、化粧品、医療機器等を海外から購入しようとされる方へ (厚生労働省作成2012年版) 」

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