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特定保健用食品

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商品詳細

食品名

血糖の気になりはじめた人のフィットライフコーヒー
形態:粉末清涼飲料
内容量:8.5 g×5包、8.5 g×10包、8.5 g×30包、8.5 g×60包
関与成分: 難消化性デキストリン(食物繊維として)

申請者

株式会社ミル総本社
住所:京都市伏見区深草泓ノ壺町29-8
電話番号:075-645-2440

許可された実際の表示

本製品は食物繊維として、難消化性デキストリンを含んでおります。これは食事に含まれる糖の吸収をおだやかにするので、食後の血糖値の気になりはじめた方に適しています。

許可された年月

1999年12月24日

許可番号

第247号

適切な利用法

食事の時に1包を目安にカップ1杯 (約100 mL) のお湯に溶かしてお飲みください。

利用上の注意事項

本品を多く摂取することにより疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。なお、血糖値に異常を指摘された方や、現に糖尿病の治療を受けておられる方は、事前に医師等の専門家にご相談のうえご使用ください。

関与成分についての解説

成分の特性
でんぷん由来の水溶性食物繊維であり、低粘性・低甘味で水溶液はほぼ透明。耐熱性・耐酸性に優れており、様々な食品に応用しやすい。ミネラルの吸収阻害はなく、FDA (米国食品医薬品局) のGRAS (Generally Recognized As Safeの略称、米国における食品安全性に関する審査制度) にリストされた安全性の高い素材である。
作用・効果および機序
ラットおよびヒトを対象とした各種糖質負荷試験において、難消化性デキストリンは単糖類には影響を及ぼさず、二糖類以上の糖質に対して血糖値上昇抑制効果を有することが確認されている。また、in vitro (試験管内で) およびin situ (生体内で) の試験において、二糖類の消化により生じたグルコースの吸収を抑制することが報告されている。これらの結果から、難消化性デキストリンは二糖類以上の糖質の吸収を緩やかにすることにより、食後血糖値の上昇を抑制することが明らかになった。さらに、ヒト試験において、難消化性デキストリンを食事と共に摂取することにより、食後の血糖値上昇を抑制することが確認されている。
この食後血糖上昇抑制効果は、難消化性デキストリンが食物繊維として2.7~16 gで認められている。
出典:
(1993044655) 日本内分泌学会雑誌. 1992;68(6)623-635.
(1994027466) 日本栄養・食糧学会誌. 1993;46(2):131-137.
(1994190740) 糖尿病. 1993;36(9):715-723.
(1993231756) 糖尿病. 1992;35(11):873-880.
(1996122582) 栄養学雑誌. 1995;53(6):361-368.
(1) 日本食物繊維研究会誌. 1999;3(1):13-19.
関与成分の分析方法
低分子水溶性食物繊維を含む食品に適用される酵素-HPLC法 (PMID:11990030) に準じ、下記の操作を行う。
1.酵素処理液の調製:各種酵素により炭水化物およびたんぱく質の消化を行う。
2.高速液体クロマトグラフ用溶液の調製:イオン交換樹脂によりイオン性不純物質 (たんぱく質、有機酸、無機塩類等) の除去を行い、難消化性デキストリンを濃縮する。
3.高速液体クロマトグラムで定量:得られた高速液体クロマトグラムより三糖類以上の画分中の難消化性デキストリン画分を求める。
出典:
(PMID11990030) J AOAC Int. Mar-Apr 2002;85(2):435-444.

安全性に関する評価

人を対象とした試験
研究1:
健常成人24名を対象として、難消化性デキストリン7 gを含有するコーヒー100 mL、難消化性デキストリン非添加のコーヒー100 mLと共に菓子パンを15分以内に摂取させ、120分間にわたり、血糖値を測定した。試験において下痢など難消化性デキストリンの摂取に起因すると考えられる胃腸症状の発現は認めなかった (1) 。

出典:
(1) 日本食物繊維研究会誌. 1999;3(1):13-19.

有効性に関する評価

人を対象とした試験
研究1
健常成人24名を対象として、難消化性デキストリン7 gを含有するコーヒー100 mL、難消化性デキストリン非添加のコーヒー100 mLと共に菓子パンを15分以内に摂取させ、120分間にわたり、血糖値を測定した。難消化性デキストリン非添加のコーヒーと共に菓子パンを摂取した時 (コントロール) 、血糖値は30もしくは60分で頂値に達した。難消化性デキストリン摂取時においても同様であったが、コントロール負荷時に比べ、頂値は24例中21例 (88%) で低下していた。また、24例のコントロール負荷後30分の血糖値は145.3±6.4 mg/dLであったが、30分値が平均値を越えた (146 mg/dL以上を示した) 11例についてみると、頂値は11例全例 (100%) で低下がみられた (1) 。
出典:
(1) 日本食物繊維研究会誌. 1999;3(1)13-19.
動物・その他の試験
研究1
生後8週齢のSD系雄性ラットを対象に、難消化性デキストリン添加、非添加条件下にショ糖経口負荷試験を実施し、開始前、負荷後30、60、120分後に採血し、血糖値の変化を観察した。ショ糖負荷後の血糖値の上昇は抑制された (1993044655) 。
出典:
(1993044655) 日本内分泌学会雑誌. 1992;68(6)623-635.

備考

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