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特定保健用食品

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商品詳細

食品名

タカナシドリンクヨーグルトおなかへGG!
形態:はっ酵乳
内容量:100 mL
関与成分:ラクトバチルスGG株

申請者

高梨乳業株式会社
住所:〒241-0023神奈川県横浜市旭区本宿町5番地
電話番号:045-361-1141

許可された実際の表示

本品は、生きたまま腸に届く乳酸菌ラクトバチルスGG株の働きにより、おなかの中の良い菌を増やし悪い菌を減らして、腸内の環境を良好にするよう工夫したおなかの調子を整える食品です。

許可された年月

平成12年6月12日

許可番号

第268号

適切な利用法

1日あたり100 mL (GG株:140億個以上) を目安にお召し上がりください。

利用上の注意事項

生ものですから開封後はお早めにお召し上がりください。なお、多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進できるものではありませんので、適切な摂取量をお守りください。

関与成分についての解説

成分の特性
ラクトバチルスGG株 140億個以上
作用・効果および機序
ラクトバチルスGG株を使用した発酵乳製品はヒト腸内菌叢改善、腸内腐敗産物の抑制及び便性改善の効果があり、発酵乳を摂取することによって、便秘や下痢などの腸管障害が改善される。これらの生理効果の作用機序は、ラクトバチルスGG株が生きたままヒトの腸管内に到達・増殖し、ヒト腸内菌叢及び生体との相互作用によって生理効果が生じていると考えられる。 
出典:
細田ら、ビフィズス、8、21~28(1994)
関与成分の分析方法
タカナシドリンクヨーグルトおなかへGG!1 gを滅菌生理食塩水で10倍稀釈になるように溶解する。この試料をさらに、平板培地上において30~300個の集落が得られるように順次10倍段階稀釈する。試料希釈液0.1 mLをMRS寒天平板培地に塗抹し、37℃で3日間嫌気培養後、培地上に生育した大型で乳白色、表面が滑らかな円形の集落をラクトバチルスGG株の菌数として測定した。またグラム染色、細胞の形態及び糖類の発酵性によって性状を確認する。

安全性に関する評価

人を対象とした試験
研究1:旅行者を対象とした研究
旅行者756名を2グループに分け、グループ1にはLactobacillusGGの凍結乾燥粉末を2×109 cfu/日、グループ2にはエチルセルロース粉末を1~2週間投与して、アンケート調査を実施した。その結果、全体の下痢の発生率は46.5%、グループ1の発生率は41.0%であり、保護率は11.8%であった。試験期間中、GG株による副作用は全くみられなかった (1) 。
出典:
(1) P J Oksanen et al., Annals of Medicine, 22, 53-56(1990)
動物・その他の試験
研究1:マウスを対象とした研究
雄スイスマウスにGG株の凍結乾燥粉末を最大6 g/kgで7日間投与し、解剖後に各臓器重量を測定して蒸留水投与の対照群と比較した。その結果、試験期間中全てのマウスで死亡は認められなかった。対照群と比較して、全ての観察結果 (肝臓、腸及び盲腸重量) に差はなく、中毒症状もみられなかった (1) 。
出典:
(1) Taxicity of Lactic Acid Bacteria, D C Donohue et al., In lactic acid bacteria. S. Salminen and A. V. Wright(Eds), p307~313, Marcel Dekker Inc. (1992)

有効性に関する評価

人を対象とした試験
研究1:健常者を対象とした試験
健常成人8名にLactobacillusGG株を用いて調製した発酵乳 (GG発酵乳) を90~300 g/日、10~20日間投与し、糞便内菌叢、アンモニア含量および便性をGG発酵乳飲用前14日間、飲用中20日間および飲用終了後14日間の比較調査を実施した。その結果、GG発酵乳飲用中に糞便内ビフィズス菌および乳酸桿菌が増加し、クロストリディウムは減少した。また、好気性菌数およびアンモニア含量が減少する傾向がみられた (1) 。
出典:
(1) 細田ら、ビフィズス、8、21~28(1994)
動物・その他の試験
研究1:マウスを対象とした研究
CD1雌マウスを2群に分け、1群には3.5~4×1010/日のLactobacillus GG株懸濁液を投与し、他群は通常給餌を行い、投与開始10日後にX線照射を3分間実施した。その後、マウスの状態を観察し、死亡したマウスの血液から微生物の分離を試みた。その結果、GG株投与群はX線照射後、最初の48時間内の死亡率が対照群より減少した (p<0.05) 。また、GG株投与群は対照群と比較して、Pseudomonasや他のグラム陰性菌の分離頻度が少なく、その糞便からGG株が検出されたが、どの血液培養液系からもGG菌は分離されなかった (1) 。
出典:
(1) Mei-Yan Dong et al. Diagn. Microbiol. Infect. Dis., 7, 1~7(1987)

備考

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