特定保健用食品

  1. Home
  2. /
  3. 特定保健用食品
  4. /
  5. 調製豆乳 国産大豆使用

商品詳細

食品名

調製豆乳 国産大豆使用
形態:調製豆乳
内容量:200mL
関与成分:大豆たんぱく質

製造あるいは販売者

株式会社ヤクルト本社
住所:東京都港区海岸1-10-30
電話番号:03-6625-8960 (大代表)

許可された実際の表示

本品は豆乳を原料とし、血清コレステロールを低下させる働きがある大豆たんぱく質を摂取しやすいように工夫されているので、コレステロールが気になる方の食生活の改善に役立ちます。

許可された年月

2008年4月3日

許可番号

第998号

適切な利用法

1個〔大豆たんぱく質:7.0g(200mL当たり)〕

利用上の注意事項

多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進されるものではありません。
大豆アレルギー体質の方は、摂取をひかえてください。他の大豆食品によりアレルギー症状がでない方でも、ごくまれにアレルギー発症例がありますので、初めての飲用の場合、または体調不良の時は、ごく少量でのご試飲をおすすめします。

関与成分についての解説

成分の特性
大豆たんぱく質には血清コレステロールを低下させる効果がある。また、大豆たんぱく質摂取による血清コレステロール低下作用は、コレステロール高値者に効果的であり、正常者に対しては血清コレステロール値を変化させず、コレステロール存在比を改善させる。
作用・効果および機序
大豆たんぱく質の血清コレステロール低下作用は、大豆たんぱく質が腸管内で胆汁酸と結合することによる対外へのコレステロール排泄と肝臓へのLDL取り込み亢進によるコレステロールの代謝促進によるものであると考えられる。
出典:
(PMID:7596371)N Engl J Med.1995333;276-282.
Lancet.1977:5;275-277.
(PMID:6942648)Am J Clin Nutr.1981:34;1261-1271.
(PMID:3214460)Atherosclerosis.1988:72;63-70.
(PMID:9591239)J Nutr Sci Vitaminol.1998:44;113-127.
日本栄養・食糧学会誌.1987:40(2);93-102.
関与成分の分析方法
酵素イムノアッセイ法
出典:
J. Assoc. Publ. Analysts.1987:25(1).

安全性に関する評価

人を対象とした試験
研究1:
血清コレステロール200mg/dL以上の健常成人男女11名を対象に、1日3本の調製豆乳(大豆たんぱく質7.0 g/個含有、200mL)を2週間摂取させ、過剰摂取による安全性を確認した。血液検査、尿検査における指標はいずれも基準値の範囲内にあり、健康状態に異常は認められなかった(1)。

食経験等:
『調製豆乳 国産大豆使用』に使用されている原材料は、すべて一般の食品に使われているものであり、かつ、本品は十分な食経験を有し、その間安全性が損なわれるような問題は一切生じていないことからも、本品の安全性は十分に高いと言える。
出典:
(1)健康・栄養食品研究.2003:6(2);25-38.
動物・その他の試験
関与成分である大豆たんぱく質に関して安全性試験が実施され、大豆たんぱく質の安全性に問題ないことが確認されている。(PMID:3335746)、(PMID:7199927)
○大豆たんぱく質に関する安全性試験
・2年以上の長期摂取試験 (ラット)
・9か月および10か月の長期摂取試験(ウサギ)
出典:
(PMID:3335746)J. Gerontology.1988:43(1);B5-B12.
(PMID:7199927)Atherosclerosis.1982:41;327-336.

有効性に関する評価

人を対象とした試験
研究1:
血清総コレステロール(以下、TC)200mg/dL以上の健常成人男女40名を無作為に2群に分け、大豆たんぱく質7.0 gを含有する調製豆乳、あるいは対照サンプルとして大豆たんぱく質にかえて乳たんぱく質を使用したプラセボ飲料を200mL/日、12週間摂取させ、血清脂質への影響を調べた。
その結果、TCが220mg/dL以上の高めの値である被験者25名において、試験群では摂取12週間後にTC、LDL-コレステロールの低下が認められ、TCについてはプラセボ群と比較しても低下していた。また、動脈硬化指数において、試験群では摂取8週間後に低下が認められ、低密度リポタンパク質も摂取8週間後、12週間後に低下が認められた。
これらの結果は、大豆たんぱく質を含む調製豆乳はTCが高めの人の血清脂質を改善することを示すものである(1)。

研究2:
TCが260mg/dL以上の健常成人男女79名を無作為に2群に分け、大豆たんぱく質7.0gを含有する調製豆乳、あるいは対照サンプルとして大豆たんぱく質にかえて乳たんぱく質を使用したプラセボ飲料を200mL/日、12週間摂取させ、血清脂質への影響を調べた。
その結果、TCが220mg/dL以上の高めの値である被験者において、試験群では摂取開始時に比べTC、LDL-コレステロールともに4週間後、8週間後、12週間後に低下し、プラセボ群と比較しても低下していた。また、TCおよびLDL-コレステロールの変化量も、試験群では摂取開始時およびプラセボ群との比較で4週間後、8週間後、12週間後に低下が認められた。一方、TCが220mg/dL未満の被験者においては、TCおよびLDL-コレステロールの変動は認められなかった。
これらの結果は、大豆たんぱく質を含む調製豆乳は血清コレステロール高値者の血清脂質を改善することを示すものである(2)。
出典:
(1)健康・栄養食品研究.2003:6(2);25-38.
(2)健康・栄養食品研究.2004:7(4);43-56.

備考

上へ戻る
error: コンテンツが保護されています