特定保健用食品

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商品詳細

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食品名

京優膳 合わせみそ
形態:フリーズドライみそ汁
内容量:13g
関与成分:難消化性デキストリン(食物繊維として)

製造あるいは販売者

キッコーマン食品株式会社
住所:千葉県野田市野田250番地
電話番号:0120-120358(お客様相談センター)

許可された実際の表示

本品は食物繊維として難消化性デキストリンを含み、食事に含まれる糖の吸収をおだやかにするので、食後の血糖値が気になる方に適しています。

許可された年月

平成22年4月28日

許可番号

第1223号

適切な利用法

食事と共に1食分を目安に召しあがりください。; 1食分(13g、難消化性デキストリン4.4g含有)

利用上の注意事項

本品を多く摂取することにより疾病が治癒するものではありません。また、血糖値に異常を指摘された方や、現在糖尿病の治療を受けておられる方は、事前に医師にご相談の上、使用してください。なお、本品は、食べすぎるとお腹がゆるくなることがあります。

関与成分についての解説

成分の特性
とうもろこしデンプンを加熱、酵素処理をして調製された低粘性の水溶性食物繊維である。
作用・効果および機序
難消化性デキストリンは小腸粘膜に存在するスクラーゼやマルターゼなどの二糖類分解酵素は阻害せず、二糖類分解酵素と連結したグルコースの輸送路を抑制する結果、食後血糖値の上昇が穏やかになると考えられている。
出典:
大隈一裕ら、澱粉化学、37、107-114、1990.
若林茂ら、日本内分泌学会誌、68 (6)、623-635、1992.
若林茂ら、日本食物繊維研究会誌、3 (1)、13-19、1999.
関与成分の分析方法
低分子水溶性食物繊維を含む食品に適用される酵素-HPLC法を準用する。本法は、AOAC公定法であるProsky法に準じて酵素分解した後、処理液を高速液体クロマトグラフィーに打ち込みチャート上のピークの面積比から食物繊維量を求める方法である(1)。
出典:
(1) 大隈一裕、他:日本農芸化学会誌、64、231、1990.

安全性に関する評価

人を対象とした試験
研究1
研究対象;健常成人男女。方法;空腹時に被験食1食分を単独で摂取させ、低血糖などの有害事象を引き起こさないか確認した。結果;低血糖などの臨床上問題となる所見は認められなかったため、安全性の根拠となるものと考えられた(1)。

研究2:
研究対象;健常成人男女。方法;1日3回の食事と共に連続12週間の長期摂取試験を行い、摂取前、摂取4、8、12週間後の計4回、健康診断(血液・尿検査、診察など)を実施し、有害事象が生じていないか確認した。結果;臨床上問題となる所見は認められず、副作用も観察されなかったことから、安全性の根拠となるものと考えられた(1)。
出典:
(1) 河合博成ら、健康・栄養食品研究 5 (4)、33-45、2002.
動物・その他の試験
研究1
研究対象;雄性ICR系マウス。方法;急性毒性試験。結果;難消化性デキストリンは経口投与による死亡例を認めず、本試験における最大投与量である20g/kg体重以上のLD 50値を有すると推定され、安全性の根拠となるものと考えられた(1)。

研究2:
研究対象;雄性SD系ラット。方法;長期投与試験。結果;体重増加曲線、血清総蛋白質及び血清カルシウム値は難消化性デキストリン非投与群と差異を認めないことにより、ミネラルを含めた栄養素吸収阻害作用は無いことが示唆された。また、肝臓、膵臓および腎臓重量、肝機能の指標である血清GOT及びGPT値も難消化性デキストリン非投与群と差異を認めなかったため、安全性の根拠となるものと考えられた(2)。
出典:
(1) 若林茂ら、食衛誌、33 (6)、557-562、1992.
(2) 若林茂ら、日本栄養・食糧学会誌、44、471-478、1991.

有効性に関する評価

人を対象とした試験
研究1
研究対象;健常成人男女。方法;被験食またはプラセボ食を負荷食とともに摂取させる食事負荷試験を実施し、摂取前と摂取15、30、45、60、90、120分後に血糖値を測定し、3日以上間隔をおいてクロスオーバーを行った。結果;難消化性デキストリンを含有するフリーズドライみそ汁はプラセボ食と比較して、食後の血糖上昇を穏やかにすることが認められた(食後血糖が上がりやすい群において)(1)。
出典:
(1) 河合博成ら、健康・栄養食品研究 5 (4)、33-45、2002.
動物・その他の試験
研究1
研究対象;雄性SD系ラット。方法;各種糖質(グルコース、異性化糖、ショ糖、マルトース、乳糖およびマルトデキストリン)の経口負荷試験を実施し、負荷後の血糖値ならびにインスリンの分泌に及ぼす難消化性デキストリンの影響について観察した。結果;難消化性デキストリンの血糖値上昇抑制ならびにインスリン分泌抑制効果は、二糖類分解酵素活性に影響を与えることなく、ショ糖およびマルトースの吸収を穏やかにすることが明らかとなり、保健の用途である糖の吸収を穏やかにするという有効性の表示の根拠となるものと考えられた(1)。
出典:
(1) 若林茂ら、日本栄養・食糧学会誌、46、131-137、1993.

備考

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