最新ニュース:詳細
画面を閉じる

 

 

タイトル

【素材情報データベース|更新】2022年6月掲載情報一覧

本文


トップページ最新ニュース> 現在のページ

2022年6月の素材情報の更新は下記の通りです。



●「ケルセチン、クエルセチン」有効性:免疫・がん・炎症 (220630) 
・2018年4月までを対象に3つのデータベースで検索できた二重盲検無作為化プラセボ対照試験10報 (検索条件:年齢≧18歳、期間≧1週間) について検討したメタ分析において、ケルセチンの摂取は、炎症マーカー (CRP (6報) 、IL-6 (5報) 、TNF-α (4報)) に影響を与えなかった (PMID:31213101)
(PMID:31213101) Int J Food Sci Nutr. 2020 Mar;71(2):152-163.


●安全性:医薬品等との相互作用 (220629) 
セイヨウクロタネソウ、ブラッククミン
・高血圧モデル動物 (ラット) において、セイヨウクロタネソウ水抽出物2週間の事前摂取は、アムロジピン (カルシウム拮抗薬:CYP3A4基質) の血中濃度 (Cmax、AUC) 、Tmax、半減期に影響を及ぼさなかった (PMID:32407268)
コロハ、フェネグリーク、フェヌグリーク
・高血圧モデル動物 (ラット) において、コロハ水抽出物2週間の事前摂取は、アムロジピン (カルシウム拮抗薬:CYP3A4基質) の血中濃度 (Cmax、AUC) 、半減期に影響を及ぼさなかったが、Tmaxを増加させた (PMID:32407268)
(PMID:32407268) Curr Drug Metab. 2020;21(4):318-325.


●「ゴマ」安全性:危険情報 (220627)
・小児喘息、副鼻腔炎、膀胱がんの既往がある80代女性 (日本) が、習慣的にゴマ油でうがいをしていたところ (期間不明) 、5年間継続する咳嗽、喀痰の増悪のため受診。肺にすりガラス陰影が認められたため、気管支喘息治療を受けたが4ヶ月後の検査で陰影が拡大した。気管支肺胞洗浄液に脂肪貪食肺胞マクロファージが多数認められ、ゴマ油による外因性リポイド肺炎と診断され、ゴマ油うがいの中止により改善した (2021339901) 。
(2021339901) 日本医学放射線学会秋季臨床大会抄録集. 2021;57:S444.


●「ヒナゲシ、グビジンソウ、レイシュンカ」(220623)
・全体見直し。


●「ラクトトリペプチド (VPP、IPP) 」有効性:その他 (220623)
・健康な男女80名 (平均71.7±9.2歳、試験群36名、日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験において、カゼイン加水分解物 (VPP 1.5 mg+IPP 1.9 mg/日含有) を12ヶ月間摂取させたところ、顔面色素沈着領域の減少が認められた。一方、SAF、baPWV、IMTに影響は認められなかった (PMID:32829654)
(PMID:32829654) Rejuvenation Res. 2021 Apr;24(2):97-103.


●「ルチン」安全性:医薬品等との相互作用 (220622)
・動物試験 (ラット) において、ルチンはジクロフェナク (解熱鎮痛薬:CYP2C9基質) の血中濃度 (AUC) を増加、クリアランスを低下させたが、肝臓組織におけるCYP2C11遺伝子発現に影響を及ぼさなかった (PMID:32432967)
・in situ実験 (ラット小腸) において、ルチンはジクロフェナク (解熱鎮痛薬:CYP2C9基質) の腸透過性を増加させた (PMID:32432967)
(PMID: 32432967) Xenobiotica. 2020 Nov;50(11):1332-1340.


●「ニンニク、セイヨウニンニク、ガーリック、オオニンニク、ダイサン」安全性:危険情報 (220620)
・高血圧、胃潰瘍の既往歴がある71歳女性 (日本) が、子宮頸がんのための準広汎子宮全摘出術を受ける直前まで、ニンニクを定期的に摂取していたところ (摂取量、期間不明) 、術中に強い出血傾向が認められ、止血に時間を要したが、手術は終了した。(2021218346) 。
(2021218346) 日本婦人科腫瘍学会雑誌. 2021;39(2):573-580.


●「プロバイオティクス」有効性:免疫・がん・炎症 (220616)
・2018年8月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験13報について検討したメタ分析において、妊婦または乳児におけるプロバイオティクス摂取は、乳児の喘息発症リスク (13報) との関連は認められなかった (PMID:30656984)
(PMID:30656984) J Asthma. 2020 Feb;57(2):167-178.


●「ガルシニア・カンボジア、インディアンデイト、ゴラカ」安全性:医薬品等との相互作用 (220615)
・動物試験 (ラット) において、ガルシニア・カンボジア抽出液はラモトリギン (抗てんかん薬:UGT1A4基質) の血中濃度 (AUC、Cmax) 、半減期、Tmax、クリアランスに影響を及ぼさなかった (PMID:30940594)
・動物試験 (ラット) において、ガルシニア・カンボジア抽出液14日間の事前摂取は、ラモトリギン (抗てんかん薬:UGT1A4基質) の血中濃度 (AUC) 、半減期、Tmax、クリアランスに影響を及ぼさなかったが、Cmaxを低下させた (PMID: 30940594)
(PMID:30940594) Food Chem Toxicol. 2019 Jun;128:61-67.


●「チャ (茶) 」「カテキン」有効性:その他 (220614)
・2021年4月までを対象に6つのデータベースで検索できた介入研究4報について検討したメタ分析において、茶カテキンの摂取は、紫外線誘発紅斑指数 (2報) の低下と関連が認められた (PMID:34204433)
(PMID:34204433) Molecules. 2021 Jun 17;26(12):3702.


●「カカオ」 安全性:被害事例 (220613)
・37歳の妊婦 (スペイン) が妊娠後期にダークチョコレートを100 g/日以上、果物を2 kg/日以上 (オレンジジュース 数杯 /日、リンゴ6-7切れ/日を含む) を継続的に摂取していたところ、妊娠35週において胎児動脈管収縮と診断され、帝王切開により出産した。出生児は、双方向の乱流を伴う動脈管収縮、右心室の拡張および肥大、中等度の三尖弁逆流、心房中隔瘤、軽度の心膜剥離を伴う卵円孔開存が認められたが、経過観察により改善した (PMID:24598789)
(PMID:24598789) An Pediatr (Barc). 2014 Dec;81(6):e40-1.


●「コーヒー、コーヒーノキ」 有効性:循環器・呼吸器 (220609)
・健康な成人女性21名 (平均27±1.3歳、日本) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ対照試験において、クロロゲン酸含有飲料100 mL (クロロゲン酸270 mg含有) の摂取50分後に15℃冷水にて1分間の冷水負荷試験を行ったところ、冷却負荷30分後までに皮膚温および皮膚血流の早期回復が認められた (2019371710) 。
(2019371710) 日本生気象学会雑誌. 2019;56(2):89-99.


●「ハイビスカス、ロゼル、ローゼル、ロゼルソウ」 安全性:医薬品等との相互作用 (220608)
・動物試験 (ラット) において、ハイビスカス萼水抽出物2週間の事前摂取は、カプトプリル (ACE阻害薬) のTmaxと半減期に影響を及ぼさなかったが、血中濃度 (Cmax、AUC) を低下させ、クリアランスを増加させた (PMID:32655663)
(PMID:32655663) Evid Based Complement Alternat Med. 2020 Jun 17;2020:5013898.


●「青汁」 安全性:危険情報 (220606)
・72歳女性 (日本) が、脂質異常症を指摘されてキトサン含有青汁3〜6 g/日を摂取していたところ、4ヶ月後より下腿から臀部に褐色斑を生じて受診。全身の皮膚の黄染と臀部から下肢にかけて出血を伴う黄褐色斑が認められ、DLSTにおいて当該青汁製品が陽性を示した。当該製品を原因とする柑皮症および慢性色素性紫斑型薬疹と診断され、当該製品の摂取中止と食事療法により軽快した (2021315983) 。
(2021315983) 西日本皮膚科. 2021;83(3):262.


●「セイヨウクロタネソウ、ブラッククミン」 有効性:免疫・がん・炎症 (220602)
・2019年9月までを対象に5つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ対照試験2報について検討したメタ分析において、喘息患者におけるセイヨウクロタネソウの摂取は、喘息評価指標 (ACT (2報)) のスコア上昇と関連が認められた (PMID:31892440)
(PMID:31892440) Am J Emerg Med. 2020 Mar;38(3):589-593.


●「クコ、ゴジベリー」 安全性:医薬品等との相互作用 (220601)
・人工心臓弁置換術の手術歴があり、ワルファリン (抗凝固薬:CYP1A2、CYP2C9、CYP3A4基質) の長期服用によりINRコントロール良好であった65歳男性 (中国) が、目のかすみ改善のためクコワイン20 mLを摂取した翌朝に血尿を生じて受診し、INR上昇が認められ、クコワインの摂取中止と加療により改善した。INR上昇を伴う血尿とワルファリンとクコ同時摂取との因果関係評価 (Naranjo) は、スコア6 (probable) であった (PMID:28962463)
(PMID:28962463) Toxicol Rep. 2015 Aug 29;2:1209-1212.



<国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所>


© National Institutes of Biomedical Innovation, Health and Nutrition. All Rights Reserved.