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【素材情報データベース|更新】2021年8月掲載情報一覧

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2021年8月の素材情報の更新は下記の通りです。


●「魚油」「DHA」「EPA」有効性:その他 (210830) 
・健康な男性19名 (試験群10名、平均20.4±0.7歳、日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験において、魚油カプセル2400 mg (EPA 600 mg+DHA 260 mg含有) /日を8週間摂取させたところ、3時間の座位姿勢による膝窩部FMDに影響は認められなかった (PMID:31671276)
(PMID:31671276) Appl Physiol Nutr Metab. 2020 Jan;45(1):55-60.


●安全性:医薬品等との相互作用 (210826) 
ルイボス
・in vitro試験 (Caco-2細胞) において、ルイボスの粗抽出物は、薬物トランスポーターによるシメチジン (消化性潰瘍治療薬) 排出を促進したが、in vitro試験 (ブタ空腸組織) においては、シメチジンの排出を抑制した (PMID:22085278)
グアバ、シジュウム、バンジロウ
・in vitro試験 (Caco-2細胞とブタ空腸組織) において、グアバの粗抽出物は、薬物トランスポーターによるシメチジン (消化性潰瘍治療薬) 排出を抑制した (PMID:22085278)
ニンジン
・in vitro試験 (Caco-2細胞) において、ニンジンの粗抽出物は、薬物トランスポーターによるシメチジン (消化性潰瘍治療薬) 排出を促進したが、in vitro試験 (ブタ空腸組織) において、シメチジンの排出に影響を及ぼさなかった (PMID:22085278)
サトウダイコン、甜菜、ビーツ
・in vitro試験 (Caco-2細胞) において、サトウダイコンの粗抽出物は、薬物トランスポーターによるシメチジン (消化性潰瘍治療薬) 排出に影響を及ぼさなかったが、in vitro試験 (ブタ空腸組織) においては、シメチジンの排出を促進した (PMID:22085278)
セイヨウスモモ、プルーン
・in vitro試験 (Caco-2細胞) において、セイヨウスモモの粗抽出物は、薬物トランスポーターによるシメチジン (消化性潰瘍治療薬) 排出を抑制したが、in vitro試験 (ブタ空腸組織) においては、シメチジンの排出を促進した (PMID:22085278)
(PMID:22085278) Pharm Biol. 2012 Feb;50(2):254-63.


●「カルシウム」有効性:骨・筋肉 (210825) 
・2020年1月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験5報 (検索条件:期間≧3ヶ月) について検討したメタ分析において、授乳中の女性におけるカルシウムサプリメントの摂取は、腰椎 (5報) および前腕 (4報) の骨密度との関連は認められなかった (PMID:32401318)
(PMID:32401318) Am J Clin Nutr. 2020 Jul 1;112(1):48-56.


●「ブロンドサイリウム、サイリウム、プランタゴ・オバタ」安全性:危険情報 (210823) 
・ラマダンのため断食中の21歳男性 (アラブ首長国連邦) が、体重管理と健康維持のためにサイリウム外皮を含むハーブ製品を十分な量の水を飲まずに摂取していたところ (摂取量不明) 、下腹部痛、便秘のため救急外来を受診した。下剤としてサイリウム7 g×2回/日処方され、2日間摂取したところ、腹部膨満感の悪化のため救急外来を再受診した。CT検査にて結腸全体の顕著な膨満が認められ、特にS状結腸はガスと糞便で満たされており、十分な量の水を飲まずにサイリウムを摂取したことに伴う不完全腸閉塞と診断され入院したが、加療により改善した (PMID:30321826)
(PMID:30321826) Int J Surg Case Rep. 2018;52:59-62.


●「ヘスペリジン」有効性:循環器・呼吸器 (210819) 
【特定保健用食品】血圧が高めの成人112名 (試験群56名、平均46.0±11.2歳、日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験において、モノグルコシルヘスペリジン17.9 mg含有減塩しょうゆ10 mL/日を12週間摂取させたところ、対照の減塩しょうゆに比較し、収縮期血圧および拡張期血圧の低下が認められた (2010196295) 。
(2010196295) 薬理と治療. 2010;38(4):365-374.


●「コーヒー」安全性:医薬品等との相互作用 (210818) 
・数年間にわたり日常的にカフェインを含むコーヒー10〜12杯を摂取しており、大うつ病性障害のためトラニルシプロミン (うつ病治療薬) を服用していた56歳男性 (オランダ) が、トラニルシプロミンを50 mg×2回/日に増量したところ、血圧上昇を伴う激しい頭痛と集中力の低下を生じた。コーヒーの摂取中止により改善し、ノンカフェインコーヒーに切り替えたところ、症状の再発は起こっていない (PMID:24798537)
(PMID:24798537) Ann Intern Med. 2014 May 6;160(9):657-8.


●「プーアール茶、プーアル茶、ポーレイ茶」(210816)
・全体見直し。


●「海藻」「ヨウ素、ヨード」安全性:危険情報 (210816) 
・10歳女児 (日本) が、昆布おにぎり (推定ヨウ素摂取量1.2 mg/日) を毎日摂取していたところ (摂取期間不明) 、健康診断でLDL-C低値、頻脈を認め、甲状腺中毒症疑いで受診した。検査の結果、T3、T4上昇、TSH低下と甲状腺中毒症を認め、ヨウ素過剰摂取による無痛性甲状腺炎と診断されたが、昆布の摂取制限により改善した (2020028058) 。
・無痛性甲状腺炎、アレルギー性鼻炎、喘息の既往歴があり、モンテルカスト、モメタゾンを服用中の12歳女児 (日本) が、昆布菓子 (推定ヨウ素摂取量20 mg/日) を日常的に摂取していたところ (摂取期間不明) 、易疲労感、四肢の痛み、悪寒、食欲低下を生じ受診した。検査の結果、T4低下、TSH上昇を認め、ヨウ素過剰摂取による甲状腺機能低下症の可能性が疑われたが、昆布の摂取中止により改善した (2020028058) 。
(2020028058) 日本甲状腺学会雑誌. 2019;10(2):119-124.


●「γ-アミノ酪酸 、ギャバ」安全性:医薬品等との相互作用 (210812) 
・動物実験 (腫瘍モデルマウス) において、20日間のギャバの腹腔投与は、オキサリプラチン (抗がん剤) の腫瘍増殖の抑制効果を増強した (PMID:27644246)
(PMID:27644246) Tumour Biol. 2016 Nov;37(11):14885-14894.


●「チャ (茶)」有効性:免疫・がん・炎症 (210811) 
・2021年2月までを対象に、4つのデータベースで検索できた、臨床研究8報 (無作為化比較試験5報、前向きコホート研究3報) を検討したメタ分析において、緑茶の摂取 (前向きコホート研究2報) はインフルエンザ発症リスクの低下と関連が認められた。一方、緑茶抽出物含有カプセルの摂取 (無作為化比較試験2報) との関連は認められなかった (PMID:34209247)
(PMID:34209247) Molecules. 2021 Jun 30;26(13):4014.


●「プロバイオティクス」(「乳酸菌、ビフィズス菌など」から名称変更)(210810)
・全体見直し。


●「ゴマ」有効性:循環器・呼吸器 (210810) 
・LDLコレステロールが高めの成人103名 (日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験において、ゴマ油10 g (セサミン55.86 mg+セサモリン19.88 mg含有) /日 (35名、平均48.4±10.0歳) または14 g (セサミン77.84 mg+セサモリン 28.70 mg含有) /日 (34名、平均50.5±8.8歳) を12週間摂取させたところ、いずれの群でも血中脂質 (LDL-C) の低下が認められた (2016026427) 。
(2016026427) 薬理と治療. 2015;43(5):687-696.


●「ダイズ」有効性:免疫・がん・炎症 (210805) 
・2018年8月までを対象に2つのデータベースで検索できた観察研究14報 (コホート研究2報、症例対照研究12報) について検討したメタ分析において、豆腐の高摂取は低摂取と比較して、乳がんの発症リスク低下と関連が認められた (PMID:31910211)
(PMID:31910211) PLoS One. 2020 Jan 7;15(1):e0226745.


●「松樹皮抽出物 (俗名:ピクノジェノール、フラバンジェノール)」安全性:医薬品等との相互作用 (210804) 
・in vitro試験 (HeLa細胞) において、松樹皮抽出物はシスプラチン (抗がん剤) の細胞毒性を増強した (PMID: 32454754)
(PMID: 32454754) Turk J Pharm Sci. 2020 Feb;17(1):1-6.


●「セイヨウスモモ 、プルーン」安全性:危険情報 (210802) 
・36歳妊婦 (日本) が、妊娠32週頃から鉄補給のためにプルーン4〜5個/日を摂取していたところ、妊娠34週に胎児心エコーにて三尖弁逆流が認められた。妊娠40週で出産後、出生児のSpO2低下のため入院。心エコーにて右室肥大、内腔狭小化がみられ、プルーン中のポリフェノール過剰摂取による胎児の動脈管早期収縮が疑われたが、加療により改善した (2016038982) 。
(2016038982) 日本新生児成育医学会雑誌. 2015;27(3):628.



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