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【素材情報データベース|更新】2021年7月掲載情報一覧 (更新中)

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2021年7月の素材情報の更新は下記の通りです。


●安全性:医薬品等との相互作用 (210721)
セイヨウオトギリソウ 、セントジョーンズワート、ヒペリクムソウ
・米国FDA (食品医薬品局) の有害事象自発報告システムに報告された事例。注意欠如・多動症 (ADHD) とうつ病のためにコンサータ (ADHD治療薬) を服用していた17歳女児が、セイヨウオトギリソウ (摂取量不明) を約1年併用したところ、精神障害と統合失調症が認められた (PMID:31670573)
・米国FDA (食品医薬品局) の有害事象自発報告システムに報告された事例。注意欠如・多動症 (ADHD) とうつ病のためにリタリン (ADHD治療薬) 20 mg/日を服用していた15歳男児が、セイヨウオトギリソウ5滴/日を併用したところ、数時間後に興奮状態、注意障害、攻撃的になるなどの症状を示したが、摂取中止により改善した。3週間後にセイヨウオトギリソウを再摂取したところ、同じ症状を再び発症したが、摂取中止により改善した (PMID:31670573)
イチョウ (銀杏・公孫樹) 、ギンナン、ハクカ
・米国FDA (食品医薬品局) の有害事象自発報告システムに報告された事例。注意欠如・多動症 (ADHD) 、乱視、行為障害、学習障害、喘息の病歴を持ちイチョウ85 mg/日を摂取していた8歳男児が、ストラテラ (ADHD治療薬) の服用を始めたところ、頭痛と眼痛が生じたため入院した (PMID:31670573)
メマツヨイグサ 、オオマツヨイグサ、マツヨイグサ
・米国FDA (食品医薬品局) の有害事象自発報告システムに報告された事例。注意欠如・多動症 (ADHD) とうつ病のためにリタリン (ADHD治療薬) 10 mg/日を服用していた7歳女児が、脂肪酸摂取を目的にメマツヨイグサオイルを併用したところ、手、指、手首、首、頭、腰の痙攣、1週間の悪夢、口の周辺の発疹と乾燥などが認められたが、摂取中止により改善した (PMID:31670573)
(PMID:31670573) J Child Adolesc Psychopharmacol. 2020 Feb;30(1):38-47.


●「ハイビスカス、ロゼル、ローゼル、ロゼルソウ」(210719)
・全体見直し。


●「亜鉛」安全性:危険情報 (210719) 
・虚血性脳梗塞、てんかん、味覚異常、貧血、認知症の既往歴があり、ポラプレジンク (亜鉛34 mg含有) 、ファモチジン、バルプロ酸、酸化マグネシウム、センナエキス、ラキソデートを服用中の77歳女性 (日本) が、食事の代替のため亜鉛の栄養機能食品 (1日摂取目安量:1パック) 2パック (亜鉛12 mg含有) /日を8か月間摂取していたところ、ヘモグロビン値が低下したがその後も摂取を継続し、貧血の悪化が認められた。亜鉛過剰摂取による銅欠乏性貧血と診断され、栄養機能食品の変更、ポラプレジンクの中止をしたが改善はみられず、加療により改善した (2020188703) 。
(2020188703) 南予医学雑誌. 2020;20(1):59-65.


●「難消化性デキストリン」有効性:消化系・肝臓 (210716) 
・健康な成人男女10名 (39.7±17.3歳、日本) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ対照試験において、食事とともに難消化性デキストリン5 g含有飲料1本×3回/日、10日間摂取させたところ、糞便乾燥重量および糞便中への脂肪排泄量の増加が認められた。一方、糞便中の脂質濃度に影響は認められなかった (2010071034) 。
(2010071034) Journal of Health Science.2009; 55(5): 838–844.


●「松樹皮抽出物 (俗名:ピクノジェノール、フラバンジェノール)」安全性:医薬品等との相互作用 (210715) 
・動物実験 (ラット) において、7日間の松樹皮抽出物の腹腔投与は、シスプラチン (抗がん剤) による聴神経障害を軽減した (PMID:27158843)
(PMID:27158843) Pharm Biol. 2016 Nov;54(11):2777-2781.


●「ゴマ」有効性:循環器・呼吸器 (210714) 
・血清LDLコレステロールが高めの成人84名 (試験群43名、平均48.2±7.8歳、日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験において、ゴマ油14 g (セサミン77.84 mg、セサモリン28.70 mg含有) /日を12週間摂取させたところ、血中脂質 (LDL-C) の低下が認められた (2016175586) 。
(2016175586) 薬理と治療. 2015;43(10):1473-1480.


●「チャ (茶) 」「フッ素」安全性:危険情報 (210712) 
・48歳女性 (アメリカ) が、12歳より紅茶3.79〜7.57 L/日 (フッ化物イオン14.6〜29.3 mg含有) を摂取していたところ、10年以上続く骨および関節痛、脊椎後弯症、骨硬化症を生じ、病状悪化のため日常生活動作が困難となり、ビタミンD欠乏症が認められた。骨フッ素症と診断され、紅茶の摂取中止と加療により症状は改善した (PMID:21593111)
(PMID:21593111) J Clin Endocrinol Metab. 2011 Aug;96(8):2318-24.


●「レスベラトロール」有効性:循環器・呼吸器 (210708)
・2018年5月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験24報について検討したメタ分析において、メタボリックシンドロームおよび関連疾患の患者によるレスベラトロールサプリメントの摂取は、炎症マーカー (CRP (19報) 、TNF-α (12報)) の低下と関連が認められたが、試験によるばらつきが大きかった。一方、炎症マーカー (IL-6 (13報)) 、抗酸化マーカー (SOD (3報)) との関連は認められなかった (PMID:30426122)
(PMID:30426122) Food Funct. 2018 Dec 13;9(12): 6116-6128.


●「チャ (茶) 」安全性:医薬品等との相互作用 (210707)
・動物実験 (ラット) において、茶ポリフェノール6日間の摂取は静脈投与したチカグレロル (抗血小板薬:CYP3A4、CYP3A5基質) の薬物動態に影響を及ぼさなかったが、経口投与したチカグレロルの血漿中濃度 (AUC、Cmax) を減少させ、クリアランス (CL/F) を増加させた (PMID:32157685)
・in vitro試験 (ヒト肝および腸ミクロソーム) において、茶ポリフェノールおよびカテキン (EGCG、EGC) はチカグレロル (抗血小板薬:CYP3A4、CYP3A5基質) の代謝を抑制した (PMID:32157685)
(PMID:32157685) J Food Sci. 2020 Apr;85(4):1285-1291.


●「ライチ、レイシ (茘枝)」安全性:危険情報 (210705)
・25歳妊婦 (日本) が、妊娠35週頃よりライチ抽出物含有栄養ドリンクを1本/日摂取していたところ、妊娠36週5日に胎児の右心室収縮不良、右心室壁肥厚、三尖弁逆流が認められ、37週5日に動脈管の狭小化により緊急帝王切開にて出産、加療により改善した。栄養ドリンクに多量に含まれていたライチ抽出物に含まれるポリフェノールが原因の動脈管早期収縮と考えられた (2018147795) 。
(2018147795) 日本新生児生育医学会雑誌. 2017;29(3):691.


●「クロミキイチゴ、ルブス・オッキデンタリス」安全性:医薬品等との相互作用 (210701)
・in vitro試験 (22Rv1細胞) において、クロミキイチゴ抽出液はP糖タンパク質活性を抑制した。一方、カバジタキセル (抗がん剤:CYP3A4基質) による細胞増殖抑制作用に影響を及ぼさなかった (PMID:30867440)
・in vitro試験 (ヒトCYP3A4発現細胞ミクロソーム) において、クロミキイチゴ抽出液はCYP3A4活性を抑制した (PMID:30867440)
(PMID:30867440) Sci Rep. 2019 Mar 13;9(1):4367.




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