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2020年5月更新の素材情報データベース

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2020年5月の素材情報の更新は下記の通りです。

●「ニュウコウ(乳香)、フランキンセンス、オリバナム、ボスウェリアセラータ」有効性:免疫・がん・炎症 (200514)
・軽度の変形性膝関節症患者42名 (試験群22名、35〜75歳、インド) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ニュウコウ抽出物169.33 mg (ボスウェル酸87.3 mg相当)×2回/日を120日間摂取させたところ、膝関節機能評価 (WOMAC) のスコア低下、痛みの評価 (医師総合評価、VAS) の改善、QOL (EQ-5D) のスコア低下、6分間歩行距離の増加、炎症マーカー (高感度CRP) の低下が認められた (PMID:30838706)
(PMID:30838706) Phytother Res. 2019 May;33(5):1457-1468.


●「レスベラトロール」安全性:医薬品等との相互作用 (200513)
・動物実験 (ラット) において、レスベラトロールの摂取は、テネリグリプチン (糖尿病治療薬:CYP2D6、CYP3A4基質) には影響を及ぼさなかったが、アログリプチン (糖尿病治療薬:CYP2D、CYP3A基質) 、シタグリプチン (糖尿病治療薬:CYP2C、CYP3A基質) 、サキサグリプチン (糖尿病治療薬:CYP3A基質) の血中濃度 (AUC、Cmax) を増加させ、平均滞留時間を延長させた (PMID:31786186)
・in vitro試験 (ラット肝ミクロソーム) において、レスベラトロールは、アログリプチン (糖尿病治療薬:CYP2D、CYP3A基質) 、テネリグリプチン (糖尿病治療薬:CYP2D6、CYP3A4基質) の代謝には影響を及ぼさなかったが、シタグリプチン (糖尿病治療薬:CYP2C、CYP3A基質) 、サキサグリプチン (糖尿病治療薬:CYP3A基質) の代謝を抑制した (PMID:31786186)
・in vitro試験 (ヒト肝ミクロソーム) において、レスベラトロールは、アログリプチン (糖尿病治療薬:CYP2D、CYP3A基質) 、テネリグリプチン (糖尿病治療薬:CYP2D6、CYP3A4基質) の代謝に影響を及ぼさなかったが、シタグリプチン (糖尿病治療薬:CYP2C、CYP3A基質) 、サキサグリプチン (糖尿病治療薬:CYP3A基質) の代謝を抑制した (PMID:31786186)
(PMID:31786186) Chem Biol Interact. 2020;315:108909.


●「n-3系不飽和脂肪酸」有効性:免疫・がん・炎症 (200512)
・2018年7月までを対象に3つのデータベースで検索できた観察研究11報 (症例対照研究7報、コホート研究4報) について検討したメタ分析において、アジア人における魚の摂取に由来するn-3系不飽和脂肪酸摂取は、乳がん発症リスク低下との関連が認められた (PMID:30803190)
(PMID:30803190) Asian Pac J Cancer Prev. 2019 Feb 26;20(2):327-332.


●安全性:医薬品等との相互作用 (200511)
グルコサミン
・高血圧、脂質異常症、糖尿病、狭心症、冠動脈ステント治療、脳梗塞発症歴があり、ワルファリン (抗凝固薬:CYP1A2、CYP2C9、CYP3A4、P糖タンパク質基質) 3.75 mg/日服用中の81歳男性 (日本) が、グルコサミンサプリメントを2ヶ月間併用 (摂取量不明) したところ、INR上昇を認め、グルコサミンサプリメントの摂取中止によりINRは治療域に改善した (2018126298) 。
レスベラトロール
・大動脈弁人工弁置換術後、発作性心房細動のためワルファリン (抗凝固薬:CYP1A2、CYP2C9、CYP3A4、P糖タンパク質基質) 4.25 mg/日服用中の48歳男性 (日本) が、レスベラトロール含有サプリメントを3週間併用 (摂取量不明) したところ、INR上昇を認めた。サプリメントの摂取中止によりINRが一時低下するも再度上昇したため、ワルファリンを4 mg/日に減量したところ、INRは治療域に改善した (2018126298) 。
ショウガ (生姜、生薑)
・高血圧、心房細動のためワルファリン (抗凝固薬:CYP1A2、CYP2C9、CYP3A4、P糖タンパク質基質) 3.25 mg/日服用中の64歳男性 (日本) が、自作の酢ショウガ (酢、ショウガ、ハチミツを混ぜたもの) を5日/週併用 (摂取量、期間不明) したところ、INR上昇を認め、酢ショウガ摂取を継続し、ワルファリンを2.75 mg/日に減量したところ、INRは治療域に改善した (2018126298) 。
(2018126298) 心臓 2018;50(2):197-202.


●「朝鮮ニンジン 、オタネニンジン、高麗人参」安全性:医薬品等との相互作用 (200508)
・動物実験 (ラット) において、朝鮮ニンジン抽出物の摂取は、バルサルタン (アンジオテンシンII受容体拮抗薬:CYP2C19、CYP3A4基質) の血中濃度 (AUC) 、半減期、クリアランスに影響を及ぼさなかった (PMID:32023909)
・in vitro試験 (ヒト薬物トラスポーター発現HEK293細胞) において、ジンセノイドはOCT1、OCT2、OAT1、OAT3活性には影響を及ぼさなかったが、プロトパナキサジオール型ジンセノイドは、OATP1B1、OATP1B3活性を阻害した (PMID:32023909)
(PMID:32023909) Molecules. 2020;25(3):e622.


●「オオアザミ、マリアアザミ、ミルクシスル」安全性:医薬品等との相互作用 (200507)
・動物実験 (ラット) において、シリマリンの摂取は、イソニアジド (抗結核薬) 、リファンピシン (抗結核薬) 、ピラジナミド (抗結核薬) の併用によるGSH、GPx、GR、GST活性の低下を抑制した (PMID:16274262)
(PMID:16274262) Drugs R D. 2005;6(6):395-400.


●有効性:免疫・がん・炎症 (200501)
ガラクトオリゴ糖」「ポリデキストロース
・アトピー性疾患の家族歴がある乳児345名 (イタリア) を対象とした二重盲検無作為化比較試験において、調製乳 (SF群104名) 、プレバイオティクス (ガラクトオリゴ糖:ポリデキストロース (1:1) 4.0 g/L) 含有調製乳 (PF群118名) または母乳 (BF群123名) を生後48週齢まで摂取させたところ、PF群は、SF群と比較して、48週までの気道感染症の発症者数、96週までの再発者数の減少、48週までの気道感染症の平均回数、96週までの下気道喘鳴の減少が認められ、BF群と比較して、48週までの下痢頻度の減少が認められた (PMID:29494489)
(PMID:29494489) Nutrients. 2018 Mar 1;10(3). pii: E286.


●有効性:免疫・がん・炎症 (200501)
ガラクトオリゴ糖」「フラクトオリゴ糖
・アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎または喘息の家族歴がある乳児134名 (試験群66名、イタリア) を対象とした二重盲検無作為化比較試験において、短鎖ガラクトオリゴ糖・長鎖フラクトオリゴ糖8.0 g/L含有低アレルゲン調製乳を生後2週間より6ヶ月齢まで摂取させたところ、2歳までのアトピー性皮膚炎、喘息発作、アレルギー性蕁麻疹の発生率、上気道感染症の発症数の減少が認められた (PMID:18492839)
(PMID:18492839) J Nutr. 2008 Jun;138(6):1091-5.


●「乳酸菌、ビフィズス菌など」有効性:免疫・がん・炎症 (200501)
・運動選手の男子大学生50名 (試験群26名、平均20.8±0.8歳、日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、運動トレーニングとともにLactobacillus lactis JCM5805株配合カプセル (加熱死菌体約1,000億個含有) 1錠/日を13日間摂取させたところ、免疫マーカー (pDC-CD86) の上昇、上気道感染症の症状4項目中2項目 (全体、くしゃみや鼻水) と全身症状の6項目中3項目 (体調、倦怠感、関節痛) の累計日数の減少が認められた。一方、上気道感染症の発症数、筋肉ダメージ、ストレスマーカー (CPK、LDH、アドレナリン、コルチゾール) 、免疫マーカー (pDC-HLA-DR、mDC-CD86、mDC-HLA-DR) に影響は認められなかった (PMID:30071871)
(PMID:30071871) J Int Soc Sports Nutr. 2018 Aug 2;15(1):39.


●「乳酸菌、ビフィズス菌など」有効性:免疫・がん・炎症 (200501)
・健康な成人107名 (試験群54名、平均38.9±9.6歳、日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、Lactobacillus lactis JCM5805株50 mg配合カプセル (加熱死菌体約1,000億個含有) 1錠/日を4週間摂取させたところ、免疫マーカー (唾液中のIgA) の増加、pDC-CD86の低下抑制、風邪様症状の4項目中1項目 (喉の痛み) 累積日数の減少が認められた。一方、免疫マーカー (好中球の食作用活性) 、インフルエンザウイルスH1N1に対する抗ウイルス因子 (IFN-α、IRF7、MX1、OAS1) 、H3N2に対する抗ウイルス因子 (IRF7、MX1、OAS1) の応答に影響は認められなかった (102) 。
(102) Journal of Functional Foods 2017; 35: 513-521.


●「乳酸菌、ビフィズス菌など」有効性:免疫・がん・炎症 (200501)
・健康な成人38名 (試験群19名、平均39.1歳、日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、Lactobacillus lactis JCM5805株10 (11) cfu配合ヨーグルト飲料 100 mL/日を4週間摂取させたところ、免疫マーカー (pDC-CD86、pDC-HLA-DR) の低下抑制、風邪症状の累積日数の減少が認められた。一方、免疫マーカー (IFN-α) に影響は認められなかった (PMID:24239838)
(PMID:24239838) Clin Immunol. 2013 Dec;149(3):509-18.


●「乳酸菌、ビフィズス菌など」有効性:免疫・がん・炎症 (200501)
・健康な成人396名 (試験群191名、平均21.6±0.3歳、日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、Lactobacillus lactis JCM5805株配合カプセル (加熱死菌体約1,000億個含有) 1錠/日を12週間摂取させたところ、風邪症状の7項目中2項目 (喉の痛み、咳) の累積日数に減少、免疫マーカー4項目中1項目 (IFN-α) の低下抑制が認められた。一方、インフルエンザまたは風邪の発症率、免疫マーカー (pDC-HLA-DR、好中球活性、NK細胞、コルチゾール) に影響は認められなかった (101) 。
(101) Journal of Functional Foods 2016; 24: 492-500


●「乳酸菌、ビフィズス菌など」有効性:免疫・がん・炎症 (200501)
・健康な成人213名 (試験群106名、30〜59歳、日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、Lactobacillus lactis JCM5805株 10 (11) cfu 含有ヨーグルト飲料100 mL/日を10週間摂取させたところ、インフルエンザ様症状の4項目中2項目 (咳、熱っぽさ) の累積日数の減少と、インフルエンザウイルスH1N1に対する抗ウイルス因子2項目中1項目 (ISG15) の応答増加が認められた。一方、インフルエンザまたは風邪の発症数、免疫マーカー (IFN-α) の応答に影響は認められなかった (PMID:26234407)
(PMID:26234407) Br J Nutr. 2015 Sep 14;114(5):727-33.


●「乳酸菌、ビフィズス菌など」有効性:免疫・がん・炎症 (200501)
・健康な成人100名 (試験群50名、平均43±10.5歳、日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、Lactobacillus lactis JCM5805株配合飲料 (加熱死菌体約1,000億個含有) 500 mL/日を8週間摂取させたところ、免疫マーカー (pDC-CD86、pDC-HLA-DR) の発現上昇、インフルエンザウイルスH1N1に対する抗ウイルス因子5項目中1項目 (ISG15) の応答増加、QOL調査 (SF-8) の7項目中4項目 (鼻汁、鼻閉、関節痛、寒気) の累積発症日数の減少が認められた (2016175585) 。
(2016175585) 薬理と治療. 2015; 43(10): 1465-72.


●「乳酸菌、ビフィズス菌など」有効性:免疫・がん・炎症 (200501)
・健康な大学生581名 (アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、Lactobacillus helveticus R0052 (145名、平均20.0±0.1歳) 、Bifidobacterium bifidum R0071 (142名、平均19.8±0.1歳) 、Bifidobacterium longum ssp. Infantis R0033 (147名、平均19.8±0.1歳) (それぞれ3×10 (9) cfu含有) を6週間摂取させたところ、Bifidobacterium bifidum R0071群で、風邪やインフルエンザの発症率の減少と健康な日の増加が認められた。一方、いずれの群においても風邪やインフルエンザの期間に影響は認められなかった (PMID:25604727)
(PMID:25604727) Br J Nutr. 2015 Feb 14;113(3):426-34.


●「乳酸菌、ビフィズス菌など」有効性:免疫・がん・炎症 (200501)
・2016年4月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ比較試験23報について検討したメタ分析において、子どものプロバイオティクスの摂取は、気道感染症の疾患日数 (6報) 、発症数 (15報) 、学校の欠席日数 (8報) 減少との関連が認められたが、発症数、学校の欠席日数はばらつきが大きかった。一方、平均症状出現期間 (9報) に関連は認められず、ばらつきが大きかった (PMID:27495104)
(PMID:27495104) Medicine (Baltimore). 2016 Aug;95(31):e4509.


●「乳酸菌、ビフィズス菌など」有効性:免疫・がん・炎症 (200501)
・2014年7月までを対象に9つのデータベースで検索できた無作為化比較試験12報について検討したメタ分析において、プロバイオティクスの摂取は急性上気道感染症の発症数 (6報) 、症状出現期間 (3報) 、抗生物質の使用人数 (3報) の減少が認められた。一方、発症率 (5報) に関連は認められず、ばらつきが大きかった (PMID:25927096)
(PMID:25927096) Cochrane Database Syst Rev. 2015 Feb 3;(2):CD006895.


●「カンゾウ、甘草、リコリス」安全性:医薬品等との相互作用 (200501)
・動物実験 (ラット) において、カンゾウ水抽出物の単回摂取は、パクリタキセル (抗がん剤:CYP2C8、CYP3A4基質) の血中濃度、クリアランスに影響を及ぼさなかったが、14日間事前摂取では、パクリタキセルの血中濃度 (AUC) を低下させ、クリアランスを増加させた (PMID:31820303)
(PMID:31820303) Eur J Drug Metab Pharmacokinet. 2020 Apr;45(2):257-264.



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