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2020年4月更新の素材情報データベース

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2020年4月の素材情報の更新は下記の通りです。

●「イチョウ葉エキス」安全性:医薬品等との相互作用 (200430)
・動物実験 (ラット) において、イチョウ葉エキスまたはプロアントシアニジンを5日間摂取させたところ、プロアントシアニジンは、いずれのCYP活性にも影響を及ぼさなかったが、イチョウ葉エキスは、CYP1A1、CYP2B、CYP2C9、CYP2E1、CYP3A活性を増強した (PMID:15794086)
(PMID:15794086) Shokuhin Eiseigaku Zasshi 2004;45(6):295-301.


●「アスタキサンチン」安全性:医薬品等との相互作用 (200428)
・in vitro試験 (ヒト肝細胞) において、アスタキサンチンはCYP1A2、CYP2C9遺伝子およびタンパク質発現、CYP2B6タンパク質発現には影響を及ぼさなかったが、CYP2B6遺伝子発現、CYP3A4 遺伝子およびタンパク質発現を誘導した (PMID:11876499)
(PMID:11876499) Arch Toxicol. 2002;75(11-12):665-75


●「ルイボス」危険情報:被害事例 (200427)
・29歳妊婦 (日本) が、妊娠26週頃からルイボス茶 (500 mL/日) を摂取したところ、妊娠34週に切迫早産および胎児の動脈管早期収縮、右心不全、胸水を指摘され、36週5日で胎盤機能不全のため緊急帝王切開となった。出生児は出生直後に動脈管閉鎖が確認されたが、加療により改善した (TB29410473) 。
(TB29410473) 日本新生児成育医学会雑誌 2019 31(3): 876.


●「セイヨウヤドリギ 、ミスルトゥ」安全性:医薬品等との相互作用 (200424)
・in vitro試験 (Jurkat細胞) において、セイヨウヤドリギ水抽出物は濃度依存的にドキソルビシン (抗がん剤、P糖タンパク質基質) の細胞毒性を増強した (PMID:19610041)
(PMID:19610041) Phytother. Res. 2010;24(3):365-8.


●「アカシア樹皮抽出物」有効性:その他 (200423)
・顔や手にムズムズ感のある健康な成人60名 (試験群30名、平均44.3±9.8歳、日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、アカシア樹皮抽出物 (カテキン180 mg/日、プロアントシアニジン245 mg/日含有) を8週間摂取させたところ、顔の経表皮水分蒸散量の減少が認められた。一方、手の経表皮水分蒸散量、顔および手の皮膚表面水分量、つや、粘弾性、皮膚疾患評価尺度 (Dermatology Life Quality Index) のスコア、かゆみの自己評価 (VAS) に影響は認められなかった (PMID:30526388)
(PMID:30526388) Biosci Biotechnol Biochem. 2019 Mar;83(3):538-550.


●「オオアザミ、マリアアザミ、ミルクシスル」安全性:医薬品等との相互作用 (200422)
・健康な成人18名 (平均22±3歳、中国) を対象とした単盲検クロスオーバー無作為化比較試験において、事前に乾燥オオアザミ果実抽出物173.0〜186.7 mg (シリマリン140 mg相当) ×3回/日を14日間摂取させ、空腹時にタリノロール (不整脈治療薬:P糖タンパク質基質) 100 mg/日を乾燥オオアザミ果実抽出物173.0〜186.7 mg (シリマリン140 mg相当) と併用させたところ、タリノロールのTmax、半減期に影響を及ぼさなかったが、血中濃度 (AUC、Cmax) を上昇、クリアランスを低下させた (PMID:19555315)
(PMID:19555315) Xenobiotica. 2009;39(9):694-9


●「ビタミンD (エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール)」有効性:糖尿病・内分泌 (200421)
・2018年7月までを対象に6つのデータベースで検索できた無作為化比較試験20報について検討したメタ分析において、糖尿病性腎症患者におけるビタミンDサプリメントの摂取は、腎機能マーカー (24時間尿中タンパク質 (11報) 、尿中アルブミン排泄率 (8報)) 、炎症マーカー (高感度CRP (7報) 、TNF-α (3報) 、IL-6 (3報)) の低下が認められたが、24時間尿中タンパク質、尿中アルブミン排泄率、TNF-αについては試験によるばらつきが大きかった。一方、腎機能マーカー (血中クレアチニン (9報) 、eGFR (4報)) 、糖代謝マーカー (HbA1c (10報) 、空腹時血糖 (3報)) との関連は認められなかった (PMID:30808855)
(PMID:30808855) Kidney Blood Press Res. 2019;44(1):72-87.


●「アスタキサンチン」安全性:医薬品等との相互作用 (200420)
・半身麻痺、構音障害、高血圧のためワルファリン (抗凝固薬:CYP1A2、CYP2C9、CYP3A4、P糖タンパク質基質) 3 mg/日、アテノロール12.5 mg/日、ジゴキシン0.0625 mg/日、アスピリン81 mg/日、オメプラゾール20 mg/日、シンバスタチン40 mg/日を服用していた69 歳女性 (タイ) が、ヘマトコッカス由来アスタキサンチン 8 mg×2回/日を摂取したところ、翌日から右そけい部、太腿、右腕に斑状出血が出現、INR上昇、APTTが延長し、アスタキサンチンの摂取中止と加療により改善した (PMID:31073352)
(PMID:31073352) J Cardiol Cases. 2019;19(5):173-5.




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