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2018年12月更新の素材情報データベース

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2018年12月の素材情報の更新は下記の通りです。

●「オウゴン」安全性:危険情報 (181228)
・胆石、頚椎椎間板ヘルニアの既往歴がある身体表現性障害の67歳女性 (日本) が、頭痛、首の痛み、上肢のしびれ、不快感、咳、喀痰などのため処方された小柴胡湯、モンテルカストナトリウム、デキストロメトルファン臭化水素酸塩、カルボシステインを4日間、その後別の医療機関で処方されたレボフロキサシン水和物、カルボシステイン、チペピジンヒベンズ酸塩を2日間服用したが改善せず、肝機能障害を生じた。すべての医薬品の服用中止により改善したが、約1年後に帯状疱疹のためバラシクロビル塩酸塩、倦怠感と寝汗のため柴胡桂枝乾姜湯、半夏厚朴湯を処方され21日間摂取したところ、摂取中止から2日後より症状が悪化し、褐色尿、吐き気、食欲不振を呈し、再び肝機能障害が認められた。薬剤リンパ球刺激試験 (DLST) で小柴胡湯、柴胡桂枝乾姜湯およびこれらの漢方製剤に配合されていたオウゴンの根に対して陽性を示し、薬物性肝障害 (因果関係評価:highly probable) と診断された (PMID:29434136)
(PMID:29434136) Intern Med. 2018 Jun 15;57(12):1733-1740.


●「グルコサミン」(181227)
全体見直し。


●「クロム」有効性:糖尿病・内分泌 (181227)
・2016年9月までを対象に4つのデータベースで検索できた介入試験7報について検討したメタ分析において、多嚢胞性卵巣症候群の女性によるクロムサプリメントの摂取は、インスリン濃度 (5報) 、遊離テストステロン濃度 (5報) 、BMI (3報) の低下と関連が認められたが、インスリン濃度は試験によるばらつきが大きかった。一方、空腹時血糖値 (4報) 、Ferriman-Gallweyスコア (多毛の指標、3報) 、ほかの性ホルモン濃度 (総テストステロン (3報) 、卵胞刺激ホルモン (2報) 、黄体形成ホルモン (3報) 、デヒドロエピアンドロステロン (2報) ) に影響は与えなかった (PMID:28595797)
(PMID:28595797) J Trace Elem Med Biol. 2017 Jul;42:92-96.


●「共役リノール酸」有効性:肥満 (181226)
・肥満の女性28名 (試験群15名、平均23.1±2.8歳、ブラジル) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、有酸素運動とともに共役リノール酸3.2 g/日を8週間摂取させたところ、体重、VO2max、血漿脂質濃度 (総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロール、トリグリセリド) 、体脂肪率および体脂肪分布に影響は認められなかった (PMID:26402730)
(PMID:26402730) Int J Sport Nutr Exerc Metab. 2016 Apr;26(2):135-44


●「」有効性:脳・神経・感覚器 (181225)
・高齢者33名 (試験群17名、平均81.8±11.1歳、日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、緑茶粉末2.0 g/日を12ヶ月間摂取させたところ、酸化ストレスの指標である血清マロンジアルデヒド修飾LDLコレステロール値が低下した。一方、認知機能 (Mini-Mental State Examination、Neuropsychiatric Inventory Questionnaire) 、収縮期および拡張期血圧、血清脂質濃度 (総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロール、トリグリセリド) 、糖代謝 (空腹時血糖値、HbA1c) に影響は認められなかった (PMID:27142448)
(PMID:27142448) Nutr J. 2016 May 4;15(1):49.


●「イソフラボン」有効性:肥満 (181221)
・2018年4月までを対象に5つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ比較試験23報について検討したメタ分析において、閉経後女性による植物性エストロゲン (イソフラボン、secoisolariciresinol diglucoside) の摂取はウエスト/ヒップ比 (8報) の低下と関連したが、試験によるばらつきが大きかった。一方、体重 (18報) 、BMI (18報) 、ウエスト径 (9報) 、ヒップ径 (4報) 、体脂肪量 (6報) 、体脂肪率 (5報) に影響は認められなかった (PMID:30049351)
(PMID:30049351) Maturitas. 2018 Sep;115:74-83.


●「n-3系不飽和脂肪酸」有効性:消化系・肝臓 (181220)
・2018年5月までを対象に6つのデータベースで検索できた無作為化比較試験18報について検討したメタ分析において、非アルコール性脂肪性肝疾患の患者によるn-3系不飽和脂肪酸の摂取は、肝臓脂肪量 (7報) 、ALT (14報) 、AST (12報) 、γ-GTP (8報) 、血中トリグリセリド値 (16報) 、HOMA-IR (8報) 、空腹時血糖値 (8報) を改善したが、肝臓脂肪、ALT、AST、血中トリグリセリド値は試験によるばらつきが大きかった。一方、他の血中脂質濃度 (総コレステロール (15報) 、HDLコレステロール (11報) 、LDLコレステロール (9報) ) 、インスリン濃度 (7報) 、BMI (9報) 、ウエスト径 (5報) 、収縮期血圧 (2報) 、拡張期血圧 (3報) に影響はなかった (PMID:30212963)
(PMID:30212963) Medicine (Baltimore). 2018 Sep;97(37):e12271.


●「ゴシュユ」安全性:医薬品等との相互作用 (181218)
・動物実験 (ラット) において、ルテカルピンは肝臓、腎臓、肺のCYP含有量に影響を与えなかったが、肝臓および腎臓の7-ethoxyresorufin O-deethylation 活性、肝臓の7-methoxyresorufin O-demethylation活性を増加させた。また、ルテカルピンを3日間投与した後、テオフィリン (気管支拡張剤、CYP1A2基質) を静脈投与したところ、テオフィリンのクリアランス増加、AUC、滞留時間、半減期の減少が認められた (PMID:15720787)
(PMID:15720787) J Pharm Pharmacol. 2005 Feb;57(2):227-32.


●「バナバ」(181217)
全体見直し。


●「セレン」安全性:危険情報 (181217)
・甲状腺機能低下症のためレボチロキシンを服用中の41歳妊婦 (イタリア) が、軽度の虚弱改善と甲状腺機能の維持のため産科医からセレンを処方されたが、200μg/日と誤って200,000μg/日を与えられ、妊娠7週から12週まで摂取していたところ、摂取開始1週間後より吐き気、嘔吐、重度の衰弱、手足の感覚異常、集中力低下、爪の薄化、脱毛を呈し、血中セレン濃度が上昇した。摂取中止により改善し、健常児を出産した (PMID:29350490)
(PMID:29350490) Birth Defects Res. 2018 Mar 1;110(4):372-375.


●「クレアチン」有効性:骨・筋肉 (181214)
・閉経後骨減少症の女性109名 (試験群56名、58±5歳、ブラジル) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、クレアチン1 g/日を1年間摂取させたところ、骨密度 (脊椎、大腿骨頸部、大腿骨、全身) 、体組成 (体重、BMI体脂肪量、除脂肪量) 、筋機能 (Time Up & Go Test、立ち上がりテスト) に影響は認められなかった (PMID:26192975)
(PMID:26192975) Exp Gerontol. 2015 Oct;70:97-104


●「ニンニク」安全性:危険情報 (181213)
・17歳女性 (アメリカ) が、顔面の掻痒のため、民間療法としてすりつぶしたニンニクを塗布して一晩過ごしたところ、痛みを伴う発疹を生じ、ニンニクによる化学熱傷と診断された (PMID:29610434)
(PMID:29610434) Pediatr Rev. 2018 Apr;39(4):218.

●「イチョウ葉エキス」安全性:医薬品等との相互作用 (181212)
・健常人11名 (19〜40歳、アメリカ) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、イチョウ葉エキス120 mg×3回とフルルビプロフェン (抗炎症薬:CYP2C9基質) を摂取させたところ、フルルビプロフェンの血中濃度 (Cmax、AUC) 、半減期、クリアランス、血中代謝物濃度に影響を与えなかった (PMID:16432273)
(PMID:16432273) J Clin Pharmacol. 2006 Feb;46(2):214-21.

●「カルニチン」有効性:肥満 (181210)
・多嚢胞性卵巣症候群の過体重の女性60名 (試験群30名、24.8±5.5歳、イラン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、カルニチン250 mg/日を12週間摂取させたところ、体重、BMI、腹囲、ヒップ囲、空腹時血糖値、HOMA-IR、DHEAS値が低下した。一方、HOMA-B、QUICKI、血中脂質濃度 (トリグリセリド、総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、VLDLコレステロール) 、遊離テストステロン値に影響は与えなかった (PMID:26666519)
(PMID:26666519) Clin Endocrinol (Oxf). 2016 Jun;84(6):851-7.


●「乳酸菌、ビフィズス菌など」有効性:消化系・肝臓 (181207)
・2018年3月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験4報について検討したメタ分析において、16歳未満の者によるプロバイオティクスの摂取は、機能性便秘の治療成功率に影響を与えなかった (PMID:30278490)
(PMID:30278490) Medicine (Baltimore). 2018 Sep;97(39):e12174.


●「アントシアニン」有効性:糖尿病・内分泌 (181206)
・糖尿病予備群または治療を受けていない糖尿病患者160名 (試験群80名、平均60.8±7.9歳、中国) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、アントシアニン160 mg×2回/日を12週間摂取させたところ、HbA1c、血清LDLコレステロール値、apo Bの低下およびapo A1の低下抑制が認められた。一方、他の糖代謝マーカー (空腹時血糖値、インスリン濃度、Cペプチド、HOMA-IR、HOMA-β、経口糖負荷試験、インスリン指数 (insulinogenic index) 、インスリンクリアランス) 、血清脂質濃度 (総コレステロール、HDLコレステロール、トリグリセリド) 、炎症マーカー (血中CRP、尿酸値) 、肝機能マーカー (ALT、AST) 、血中クレアチニン値に影響はなかった (PMID:28994705)
(PMID:28994705) Nutrients. 2017 Oct 10;9(10).


●「ザクロ」安全性:医薬品等との相互作用 (181205)
・動物実験 (ラット) において、トルブタミド (血糖降下薬:CYP2C9基質) の投与1時間後にザクロジュースを摂取させたところ、血中トルブタミドのAUCを増加させたが、Cmax、Tmax、平均滞留時間、半減期および血糖値に影響は与えなかった (PMID:17132763)

・in vitro試験 (ヒト肝ミクロソーム) において、ザクロジュースはCYP2C9活性を阻害した (PMID:17132763)
(PMID:17132763) Drug Metab Dispos. 2007 Feb;35(2):302-5.


●「イチョウ葉エキス」安全性:医薬品等との相互作用 (181204)
・健常男性50名 (27.2±4.9歳、ドイツ) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化試験において、イチョウ葉エキス120 mg×2回/日を7日間、アセチルサリチル酸 (抗血小板薬) と併用させたところ、アセチルサリチル酸の効果 (出血時間、血液凝固パラメーター、血小板凝集) に影響は認められなかった (PMID:16752942)
(PMID:16752942) Drugs R D. 2006;7(3):163-72.


●「セイヨウカノコソウ」有効性:脳・神経・感覚器 (181203)
・健常成人40名 (平均28.32±5.59歳、アメリカ) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、セイヨウカノコソウ (バレレン酸0.8%含有) 1,600 mgを単回摂取させたところ、単純視覚反応試験 (SVRT)、主観的眠気尺度、標準現場飲酒検査 (SFST) 行動スコアおよび運転シミュレーター性能パラメーターに影響は与えなかった (PMID:27110643)
(PMID:27110643) Accid Anal Prev. 2016 Jul;92:240-4.



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