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2018年11月更新の素材情報データベース

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2018年11月の素材情報の更新は下記の通りです。

●「カテキン」安全性:医薬品等との相互作用 (181130)
・健常人42名 (平均38歳、アメリカ) を対象とした臨床試験において、EGCG 800 mg/日含有緑茶カテキン抽出物を4週間摂取させたところ、カフェイン (向精神薬:CYP1A2基質) の血漿中濃度、デキストロメトルファン (非麻薬性中枢性鎮静薬:CYP2D6基質) およびロサルタン (降圧薬:CYP2C9基質) の尿中濃度に影響を与えなかったが、ブスピロン (抗不安薬:CYP3A4基質) の血漿中濃度 (AUC) が増加した (PMID:17164372)
(PMID:17164372) Cancer Epidemiol Biomarkers Prev. 2006 Dec;15(12):2473-6.


●「セイヨウシロヤナギ」安全性:医薬品等との相互作用 (181129)
・28ヶ月齢男児 (カナダ) が、上気道症状のためアセトアミノフェン (解熱鎮痛薬) とともにセイヨウシロヤナギの樹皮を含む茶を与えられたところ、肝障害、切迫性脳ヘルニアを呈し、治療を受けたが改善せず死亡した。アセトアミノフェンとセイヨウシロヤナギに含まれるサリチル酸の相互作用により劇症肝炎を呈したと考えられた (PMID:28436611)
(PMID:28436611) Pediatr Int. 2017 Jun;59(6):743-745.


●「エキナセア」安全性:医薬品等との相互作用 (181128)
・in vitro試験 (スーパーソーム) において、エキナセア抽出物はCYP1A2、CYP2C19、CYP2D6、CYP3A4活性を阻害した。また、エキナセア抽出物中のアルキルアミド類はCYP1A2活性に影響を与えなかったが、CYP2C19、CYP2D6、CYP3A4活性を阻害した (PMID:17430641)
(PMID:17430641) J Pharm Pharmacol. 2007 Apr;59(4):567-73.


●「アマニ、アマニ油」有効性:肥満 (181127)
・2016年11月までを対象に5つのデータベースで検索できた無作為化比較試験45報 (検索条件:年齢≧18歳、期間≧2週)について検討したメタ分析において、アマニの摂取は、体重 (28報) 、BMI (35報) 、ウエスト径 (13報) を低下させたが、体重およびBMIは試験によるばらつきが大きかった (PMID:28635182)
(PMID:28635182) Obes Rev. 2017 Sep;18(9):1096-1107.


●「共役リノール酸」有効性:糖尿病・内分泌 (181126)
・2015年3月までを対象に6つのデータベースで検索できた無作為化比較試験32報について検討したメタ分析において、健常成人による共役リノール酸サプリメントまたは共役リノール酸の豊富な食品の摂取は、空腹時血糖値 (27報) 、ウエスト径 (16報) に影響を与えなかった (PMID:28176632)
(PMID:28176632) Endocr Metab Immune Disord Drug Targets. 2017;17(1):5-18.


●「メラトニン」有効性:脳・神経・感覚器 (181122)
・膝関節置換術を施行する患者37名 (試験群19名、平均70±9.3歳、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、メラトニン5 mg/日を周術期の6日間摂取させたところ、術後疼痛、睡眠時間、睡眠の質、日中の眠気、鎮痛剤の使用、理学療法にかかる時間に影響を与えなかった (PMID:26173613)
(PMID:26173613) J Arthroplasty. 2015 Dec;30(12):2370-5.


●「アキウコン」安全性:医薬品等との相互作用 (181121)
・高血圧のためリシノプリル、メトプロロール、心房細動のためジゴキシン、リバーロキサバン、うつ病のためフルオキセチン、ヘルペス感染症のためアシクロビルを服用中の72歳男性 (アメリカ) が、ウコン400 mg/日を日常的に摂取し (摂取期間不明) 、骨髄生検のためフェンタニル (麻酔薬) を注射したところ、全身性発作を生じ、フルオキセチン、アシクロビル、フェンタニルとウコンとの併用によるセロトニン症候群と診断されたが、加療により改善した (PMID:28667541)
(PMID:28667541) Can J Anaesth. 2017 Sep;64(9):940-946.


●「アスパラガス」(181120)
全体見直し。


●「タンジン」安全性:医薬品等との相互作用 (181120)
・動物実験 (ラット) において、タンジンの腹腔内投与はミダゾラム (催眠鎮静薬:CYP3A基質) の半減期、睡眠潜時に影響を与えなかったが、クリアランスの低下、AUCの増加、代謝物濃度の低下、催眠状態の延長、肝CYP3Aタンパク質発現の低下を生じた。一方、タンジンの経口投与はミダゾラムによる催眠状態の延長、肝CYP3Aタンパク質発現の低下を生じたが、血中のミダゾラム濃度、代謝物濃度、睡眠潜時には影響を与えなかった(PMID:20637580)
(PMID:20637580) Phytomedicine. 2010 Sep;17(11):876-83.


●「セイヨウオトギリソウ」安全性:医薬品等との相互作用 (181119)
・アトルバスタチン (脂質異常症治療薬) の服用で安定している高コレステロール血症患者16名 (平均63歳、スウェーデン) を対象としたオープンラベルクロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、セイヨウオトギリソウ300 mg×2/日を4週間、併用させたところ、血清HDLコレステロール値、トリグリセリド値には影響を与えなかったが、アトルバスタチンの効果減弱によるLDLコレステロール値及び総コレステロール値の上昇が認められた (PMID:17701167)
(PMID:17701167) Eur J Clin Pharmacol. 2007 Oct;63(10):913-6.


●「n-3系不飽和脂肪酸」有効性:免疫・がん・炎症 (181116)
・アトピー性皮膚炎の母親をもつ新生児377名 (試験群189名、オーストラリア) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、n-3系不飽和脂肪酸650 mg/日を出生時から6ヶ月間摂取させたところ、血漿の炎症抑制因子 (specialized pro-resolving mediators) 10種類中1種類 (18-HEPE) の増加が認められた。一方、血漿および尿中F2-イソプロスタン濃度、出生1年後のアレルギー発症率、出生5年後の全ての指標に影響は認められなかった (PMID:29031390)
(PMID:29031390) Prostaglandins Leukot Essent Fatty Acids. 2017 Nov;126:126-132.


●「青汁」「大麦」安全性:危険情報 (181115)
・II型糖尿病の68歳女性 (日本) が、大麦若葉を原料とする青汁を約2ヶ月間摂取したところ (摂取量不明) 、肝機能障害を生じ、摂取中止と加療により改善した。薬剤リンパ球刺激試験において当該製品で陽性を示し、青汁による肉芽腫性肝炎と診断された (PMID:14572599)
(PMID:14572599) Am J Gastroenterol. 2003 Oct;98(10):2334-5.


●「イチョウ葉エキス」安全性:医薬品等との相互作用 (181114)
・妄想型統合失調症のため3年間リスペリドン (CYP2D6、CYP3A4基質) を服用中の26歳男性 (台湾) が耳鳴りの改善目的でイチョウ葉エキス160 mg/日を2週間摂取したところ、疼痛を伴う4時間の持続勃起を生じ救急部へ入院、加療と摂取中止により改善した。リスペリドン単独再開後は有害事象を生じず、イチョウ葉エキスの併用によるリスペリドンの血清濃度上昇が原因と考えられた (PMID:17908535)
(PMID:17908535) Mayo Clin Proc. 2007 Oct;82(10):1289-90.


●「大麦」有効性:循環器・呼吸器 (181113)
・2015年4月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験14報 (検索条件:期間≧3週) について検討したメタ分析において、オオムギ由来β-グルカンの摂取は、血中LDLコレステロール値、non HDLコレステロール値 (13報) の低下と関連が認められたが、non HDLコレステロールについては試験によるばらつきが大きかった。一方、apoB (3報) に影響は認められなかった (PMID:27273067)
(PMID:27273067) Eur J Clin Nutr. 2016 Nov;70(11):1239-1245.


●「イソフラボン」有効性:免疫・がん・炎症 (181112)
・2015年10月までを対象に4つのデータベースで検索できた観察研究23報 (コホート研究2報、症例対照研究21報) について検討したメタ分析において、ダイゼイン (13報) 、ゲニステイン (13報) 、グリシテイン (4報) の摂取量と前立腺がん発症リスク低下に関連が認められた。一方、エクオール (8報) 、総イソフラボン摂取量 (6報) との関連は認められなかった (PMID:27687296)
(PMID:27687296) Int J Food Sci Nutr. 2017 Feb;68(1):28-42.


●「オオアザミ」安全性:医薬品等との相互作用 (181109)
・in vitro試験 (ヒト肝ミクロソーム、ヒト腸ミクロソーム) において、オオアザミ種子抽出物より精製した7種のフラボノリグナン類 (シルビンA、シルビンB、イソシルビンA、イソシルビンB、シリクリスチン、イソシリクリスチン、シリジアニン) はいずれもCYP3A4/5、UDP-グルクロン酸転移酵素活性を阻害した。また、イソシルビンAを除く6種のフラボノリグナン類はCYP2C9活性も阻害した (PMID:23673225)
(PMID:23673225) Bioorg Med Chem. 2013 Jul 1;21(13):3919-26.


●「レスベラトロール」 (181108)
有効性:循環器・呼吸器
・高齢者30名 (平均67±7歳、アメリカ) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、レスベラトロール1,000〜1,500 mg×2回/日を6週間摂取させたところ、推定インスリン分泌量の増加、空腹時の血管内皮機能検査の反応性充血指数 (RHI) の改善が認められた。一方、他の糖代謝指標 (血糖値、HbA1c、インスリン濃度、HOMA-IR、Matsuda index、インスリン分泌能) 、体重、体脂肪率、収縮期および拡張期血圧、血中脂質 (HDLコレステロール、LDLコレステロール、トリグリセリド) 、高感度CRP値、アディポネクチン濃度、リポ蛋白関連ホスホリパーゼA2、空腹時および食後の脈波増大係数、食後のRHIに影響は認められなかった (PMID:28329397)

安全性:危険情報
<一般>
・高齢者30名 (平均67±7歳、アメリカ) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、初期の9名にレスベラトロール1,500 mg×2回/日を摂取させたところ、3名が重度の消化器症状 (下痢、腹痛、嘔吐) 、発熱、発疹などの有害事象を生じたため摂取を中止し、このうち1名が入院した。いずれも、レスベラトロール摂取との因果関係はpossibleと判定された。以後の対象者のレスベラトロール摂取量を1,000 mg×2回/日に変更したところ、6週間の摂取で因果関係が疑われる健康被害は報告されなかった (PMID:28329397)
(PMID:28329397) J Gerontol A Biol Sci Med Sci. 2017 Nov 9;72(12):1703-1709.


●「葉酸」有効性:生殖・泌尿器 (181107)
・2015年7月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験2報について検討したメタ分析において、葉酸サプリメントの摂取は、妊娠高血圧症、妊娠高血圧腎症のリスクを低下させた。一方、コホート研究9報の解析では関連は認められなかった (PMID:27315401)
(PMID:27315401) Hypertens Pregnancy. 2016 Nov;35(4):447-460.


●「セイヨウカノコソウ」安全性:医薬品等との相互作用 (181106)
・動物実験 (ラット) において、セイヨウカノコソウとミダゾラム (催眠鎮静薬:CYP3A4基質) の併用投与は、イソフルラン (麻酔薬:CYP2E1基質) からの覚醒時間を延長した (PMID:18179003)
(PMID:18179003) AANA J. 2007 Dec;75(6):431-5.


●「イチョウ葉エキス」安全性:医薬品等との相互作用 (181105)
・末梢動脈疾患または心血管疾患の危険因子がある高齢者60名 (試験群30名、平均69±10歳、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、アスピリン (抗血小板薬) 服用とともにイチョウ葉抽出物 300 mg/日を4週間摂取させたところ、アスピリンの血小板凝固作用および血小板機能に影響を与えなかった (PMID:17982321)
(PMID:17982321) Blood Coagul Fibrinolysis. 2007 Dec;18(8):787-93.


●「ライチ」(181105)
全体見直し。


●「ブラックジンジャー」(181105)
全体見直し。


●「乳清」有効性:糖尿病・内分泌 (181102)
・II型糖尿病の男性患者24名 (試験群12名、平均53.5±5.6歳、ニュージーランド) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、4〜5セット/週の高強度インターバルトレーニング前後に乳清タンパク質20 g含有飲料を10週間摂取させたところ、インスリンクランプ試験におけるグルコース消失率、空腹時血糖値、HOMA-IR、VO2peak、1RM strength (反復可能運動強度) 、筋肉厚、ウエスト径、皮下脂肪量に影響は認められなかった (PMID:29251686)
(PMID:29251686) Med Sci Sports Exerc. 2018 Jan;50(1):11-17.


●「ローヤルゼリー」有効性:骨・筋肉 (181101)
・高齢者施設に入居する65歳以上の男女163名 (中国) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ローヤルゼリー分解物1.2 g/日 (60名) または4.8 g/日 (52名) を1年間摂取させたところ、握力、歩行能力 (6分間歩行、TUG) 、閉眼片足立ち時間、IGF-1値に影響は認められなかった。ただし、指示された摂取量の80%以上を摂取した者のみを解析した結果では、4.8 g/日摂取群 (47名) で握力の低下抑制が認められた (PMID:28900247)
(PMID:28900247) Sci Rep. 2017 Sep 12;7(1):11416.



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