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2017年10月更新の素材情報データベース

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2017年10月の素材情報の更新は下記の通りです。

●「アロエベラ (キュラソーアロエ) 、ケープアロエ (俗名:アロエ)」安全性:危険情報 (171031)
<被害事例>
・糖尿病の既往がある74歳男性 (韓国) が、消化不良に対する自然療法として、多量のアロエベラ (摂取量の詳細不明) を10日間摂取したところ、間欠的な腹痛と頻回の嘔吐を経験。絶食により寛解、再摂食により再燃し、内視鏡検査で小腸内にアロエベラ繊維の塊が発見され、除去によって改善した (PMID:28539037)
(PMID:28539037) Korean J Gastroenterol. 2017 May 25;69(5):312-315

●「ステビア」有効性:循環器・呼吸器 (171030)
・2014年5月までを対象に5つのデータベースで検索できた二重盲検無作為化プラセボ比較試験9報について検討したメタ分析において、成人によるステビア、ステビオサイド、レバウディオサイドAの摂取は、拡張期血圧 (7報) 、空腹時血糖 (76報) 、の低下と関連が認められたが、収縮期血圧 (7報) 、総コレステロール (6報) 、LDLコレステロール (4報) 、HDLコレステロール (6報) に影響は与えず、トリグリセリド (5報) の増加と関連が認められたが、いずれも試験によるバラツキが大きかった (PMID:25412840)
(PMID:25412840) Eur J Prev Cardiol. 2015 Dec;22(12):1575-87.

●「イチョウ葉エキス」有効性:脳・神経・感覚器 (171027)
<認知・記憶障害のある人や患者の脳・認知機能>
・2014年3月までを対象に6つのデータベースで検索できた二重盲検無作為化プラセボ比較試験9試験 (15報、検索条件:22〜26週間) について検討したメタ分析において、認知障害または認知症の患者によるイチョウ葉エキス (EGb761) の摂取は、認知機能評価 (ADAS-Cog、8試験) 、日常生活動作 (7試験) 、臨床全般印象評価 (3試験) の向上と関連が認められたが、いずれも試験によるバラツキが大きかった (PMID:25114079)
(PMID: 25114079) J Alzheimers Dis. 2015;43(2):589-603.

●「ビタミンD」安全性:危険情報 (171026)
・心房細動、冠動脈疾患、心不全、甲状腺がん、膀胱がんの既往歴があり、冠動脈バイパス術、甲状腺および膀胱の切除術を受けた経験のある75歳男性 (アメリカ) が、甲状腺切除による副甲状腺機能低下のためエルゴカルシフェロール50,000 IU/日+カルシウム500 mg/日を1年以上服用していたところ、非ST上昇型心筋梗塞と精神状態の異常を生じ、高用量のビタミンD摂取による高カルシウム血症と診断され、加療により改善した (PMID:28801091)
(PMID:28801091) Clin Chim Acta. 2017 Oct;473:35-38.

●「セイヨウキヅタ」安全性:医薬品等との相互作用 (171025)
<試験管内・動物>
・in vitro試験 (ヒト肝ミクロソーム) において、セイヨウキヅタ抽出物はCYP2C8、CYP2C19、CYP2D6の活性を阻害したが、CYP1A2、CYP2A6、CYP2C9、CYP3A4の活性には影響しなかった (PMID:28737724)
(PMID:28737724) Molecules. 2017 Jul 24;22(7). pii: E1241.

●「ヨウ素、ヨード」有効性:発育・成長 (171024)
・2016年11月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験または準無作為化比較試験11報について検討したメタ分析において、妊娠直後、妊娠中、出産後の女性におけるヨウ素サプリメントまたは添加食品の摂取は、子の甲状腺腫リスク低下 (2報) 、甲状腺体積減少 (3報) との関連が認められたが、産後の甲状腺機能低下症 (3報) 、早産 (2報) 、低出生体重 (2報) 、子の甲状腺機能低下症または血中TSH上昇 (2報) 、自然流産 (3報) 、胎内発育不全 (2報) 、妊娠中および産後の甲状腺腫 (各2報) のリスクに影響は認められなかった (PMID:28260263)
(PMID:28260263) Cochrane Database Syst Rev. 2017 Mar 5;3:CD011761

●「チャ (茶) 」有効性:循環器・呼吸器 (171023)
・2013年7月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験11報 (検索条件:≧1週間) について検討したメタ分析において、紅茶の摂取は収縮期、拡張期血圧の低下と関連が認められた (PMID:25079225)
(PMID:25079225) PLoS One. 2014;9(7):e103247.

●「葉酸」有効性:免疫・がん・炎症 (171020)
<がん>
・INHANCEコンソーシアムに登録された症例対照研究10報について検討したメタ分析において、葉酸の摂取量が多いと全口腔/咽頭がん (10報) 、口腔がん (10報) 、口腔/咽頭非小細胞がん (9報) のリスク低下と関連が認められたが、中/下咽頭がん (10報) リスクとは関連が認められなかった (PMID:24974959)
(PMID:24974959) Int J Cancer. 2015 Feb 15;136(4):904-14.

●「グルコサミン」有効性:免疫・がん・炎症 (171019)
≪関節に関して有効性が認められなかったという報告≫
・2014年3月までを対象に6つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ比較試験5報について検討したメタ分析において、変形性関節症患者におけるグルコサミン塩酸塩またはグルコサミン硫酸塩の摂取は、長期間 (2年間、3報) 、短期間 (3〜6カ月間、3報) のいずれにおいても関節疼痛や機能性の評価指標 (WOMAC) に影響は認められなかった (PMID: 28754801)
(PMID: 28754801) Ann Rheum Dis. 2017 Nov;76(11):1862-1869.

●「クランベリー」有効性:生殖・泌尿器 (171018)
・施設に居住中の高齢女性185名 (試験群92名、平均87.1±8.4歳、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、クランベリーカプセル (プロアントシアニジン36 mg含有) ×2個/日を1年間摂取させたところ、細菌尿+膿尿のリスクに影響は認められなかった (PMID:27787564)
(PMID:27787564) JAMA. 2016 Nov 8;316(18):1879-1887.

●「アセチル-L-カルニチン」安全性:危険情報 (171017)
<被害事例>
・双極性障害のためリチウムを服用中の52歳男性 (アメリカ) が、ビタミンC、ビタミンEおよびアセチル-L-カルニチン (500 mg/日) を含むサプリメントを5日間摂取したところ、幻聴や被害妄想、攻撃性増加等の精神異常を示した (PMID:17599177)
(PMID:17599177) Prim Care Companion J Clin Psychiatry. 2007;9(1):71-2.

●「イソフラボン」有効性:脳・神経・感覚器 (171016)
・2014年3月までを対象に5つのデータベースおよびウェブサイトで検索できた二重盲検無作為化プラセボ比較試験10報について検討したメタ分析において、閉経後女性によるダイズイソフラボンの摂取は、総認知機能、視覚記憶の改善と関連が認められたが、言語記憶、実行機能、注意、処理速度、言語項目には影響を与えなかった (PMID:25003621)
(PMID:25003621) Menopause. 2015 Feb;22(2):198-206.

●「マスチックスノキ」安全性:医薬品等との相互作用 (171013)
<試験管内・動物>
・in vitro試験 (ヒト酵素タンパク) において、マスチックスノキ抽出物はCYP3A4活性を阻害した (PMID:28652425)
(PMID:28652425) In Vivo. 2017 Jul-Aug;31(4):591-598.

●「n-3系不飽和脂肪酸」有効性:循環器・呼吸器 (171012)
・2016年8月までを対象に、3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験9報について検討したメタ分析において、治療中の心不全患者におけるn-3系多価不飽和脂肪酸の摂取は、脳性ナトリウム利尿ペプチドまたはN末端プロ脳性ナトリウム利尿ペプチド (4報) 、ノルエピネフリン (3報) の血中濃度低下と関連が認められたが、左室駆出率 (7報) 、Tei index (心機能指標) (2報) 、最高酸素摂取量 (2報) に影響は認められなかった (PMID:28042816)
(PMID:28042816) Nutrients. 2016 Dec 30;9(1). pii: E18.

●「ローズヒップ」(171012)
全体見直し。

●「ロイシン」(171012)
全体見直し。

●「コーヒー」有効性:免疫・がん・炎症 (171011)
・2017年3月までを対象に、2つのデータベースで検索できた前向きコホート研究7報について検討したメタ分析において、カフェイン入りコーヒー摂取量 (4報) が多いとメラノーマ発症リスクが低下したが試験によるばらつきが大きく、総コーヒー摂取量、カフェインレスコーヒー摂取量 (各4報) との関連は認められなかった (PMID: 28891369)
(PMID: 28891369) Int J Food Sci Nutr. 2017 Sep 11:1-10.

●「チャ (茶) 」有効性:循環器・呼吸器 (171010)
・2014年3月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験13報 (検索条件:≧1週間) について検討したメタ分析において、緑茶の摂取は収縮期血圧 (13報) 、拡張期血圧 (13報) の低下と関連が認められたが、いずれも量反応関係は認められなかった (PMID:25176280)
(PMID:25176280) Sci Rep. 2014 Sep 1;4:6251.

●「ケイヒ」安全性:医薬品等との相互作用 (171006)
<試験管内・動物>
・動物実験 (ラビット、ラット) において、ケイヒの摂取はピオグリタゾン (血糖降下薬:CYP2C8、2C9、3A4基質) の血中濃度 (AUC) を増加させた (PMID:28176623)
(PMID:28176623) Curr Clin Pharmacol. 2017;12(1):41-49.

●「アシュワガンダ」安全性:危険情報(171005)
・社交不安障害の既往がある20歳男性 (日本) が、処方された抗不安薬等に加え、自己判断で多数の医薬品とともにインターネットで個人輸入したアシュワガンダの摂取を開始。摂取9ヶ月目からストレス軽減を目的に、アシュワガンダを記載されていた推奨用量の2〜3倍に増量して1ヶ月程度継続摂取していたところ、黄疸、皮膚掻痒感を生じて医療機関を受診。肝機能障害のためアシュワガンダの摂取を中止したが症状が遷延し、抗ビリルビン血症の増悪、胆汁栓が認められ、受診前に摂取していた医薬品の中止と加療により改善した。DDW-J 2004 薬物性肝障害診断基準で8 点 (可能性が高い) と評価された (104) 。
(104) 肝臓 2017 58(8) 448-454

●「リコピン」(171005)
全体見直し。

●「アミグダリン、レートリル、レトリル」(171005)
全体見直し。

●「アガリクス (別名:メマツタケ、カワリハラタケ、ヒメマツタケ)」(171005)
全体見直し。

●「カルシウム」有効性:免疫・がん・炎症 (171004)
・2016年9月までを対象に検索できた7つのデータベースで検索できた無作為化比較試験5報について検討したメタ分析において、腺腫の既往歴のある人によるカルシウム摂取は腺腫 (5報) の再発リスク低減と関連が認められたが、進行性腺腫 (4報) の再発リスクに影響は与えず、カルシウム血症のリスクを増加させた (PMID:28796047)
(PMID:28796047) Medicine (Baltimore). 2017 Aug;96(32):e7661.

●「乳酸菌、ビフィズス菌など」安全性:危険情報 (171003)
・II型糖尿病、高血圧、高コレステロール血症のため、グリクラジド、メトホルミン、オメプラゾール、シタグリプチン、シンバスタチンを服用中の65歳女性 (イギリス) が、プロバイオティクス飲料「Actimel」を1日1本以上摂取していたところ (摂取期間不明) 、傾眠、食欲不振、嘔吐、悪寒を生じて医療機関を受診し、低血圧、頻脈、発熱、右上腹部痛、炎症マーカー (CRP) および肝機能マーカー (AST、ALT) の上昇、急性腎障害が確認された。CT検査で肝腫瘍が認められ、加療によって改善した。患部廃液および血液培養でLactobacillus paracaseiが陽性となり、Actimelに含まれていたL. paracaseiを原因とする敗血症による肝障害と診断された (PMID:28903972)
(PMID:28903972) BMJ Case Rep. 2017 Sep 13;2017. pii: bcr-2016-218423.

●「ラズベリー」安全性:危険情報 (171002)
<妊婦・授乳婦>
・妊娠糖尿病でインスリン投与中の妊婦 (38歳、アメリカ) が、妊娠32週にラズベリーリーフ茶を2サービング/日、3日間摂取したところ、低血糖を生じ、インスリン投与量を減量した。その後ラズベリーリーフ茶摂取を中止したところ再び高血糖を示し、投薬量を増量、摂取再開により投薬量の減量が必要となった (PMID:27824754)
(PMID:27824754) Obstet Gynecol. 2016 Dec;128(6):1421-1424.

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