カナダ保健省が重金属(鉛やヒ素)を含むCalabash chalkに注意喚起(071004)

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カナダ保健省が重金属(鉛やヒ素)を含むCalabash chalkに注意喚起(071004)

2007年10月2日、カナダ保健省(Health Canada)は、Calabash chalk(下記写真)に鉛やヒ素が含まれているため、特に妊婦や授乳婦は摂取しないよう注意喚起しています。詳細はカナダ保健省のウェブページ(英語)を参照してください。

Calabash chalk
(英国FSAのウェブサイトより加工転載)

Calabash chalkは一般的な食べ物ではありません。伝統的にナイジェリアや西アフリカ地域において、一部の妊婦がつわりの軽減目的に使用してきたものです。Calabash chalkは、Calabar stone、La Craie、Argile、Nzu、Mabeleとも呼ばれています。通常、塊状やペレット状、粉末として、また、ブランド名やロット番号、賞味期限などが記載されずに販売されているようです。
Calabash chalkが鉛やヒ素を含むことは、以前から英国FSAによって指摘され、注意喚起情報も出されています(2003年9月30日の英国FSAのウェブサイト(英語)参照)。濃度の高いものでは40mg/kgの鉛が含まれており、Calabash chalk を60g/日摂取すると、安全と考えられる摂取基準値の4.5倍もの鉛を摂取することとなります。


鉛の毒性としては、腹痛、貧血、高血圧、頭痛、全身倦怠、脳や腎臓の障害などがあり、死に至ることもあります。

ヒ素
ヒ素の毒性としては吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などがあり、症状は通常、摂取数時間後で起こり、数日から数週間後に腎臓、肝臓、皮膚、心臓血管、神経系に影響を及ぼす可能性があります。

Calabash chalkはカナダでの販売が許可されているものではありませんが、カナダ保健省は、妊婦や授乳婦はすぐに使用を中止し、Calabash chalkを摂取して体調に不安を感じている人は医療機関を受診するように勧告しています。
Calabash chalkについての詳細は英国FSAのウェブサイト(英語)に記載されていますので、そちらをご参照ください。

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