健康食品等の素材情報データベース

注意!(1) データの無断転用,引用、商用目的の利用は厳禁.(2) 以下の情報は現時点(最終更新日時)で調査できた素材の科学論文情報です. 実際に販売されている商品に以下の素材が含まれているとしても,その安全性・有効性がここに紹介した情報と一致するわけではありません.(3) 詳細情報として試験管内・動物実験の情報も掲載してありますが,この情報をヒトに直接当てはめることはできません.有効性については,ヒトを対象とした研究情報が重要です.(4) 医療機関を受診している方は,健康食品を摂取する際に医師へ相談することが大切です.「健康食品」を利用してもし体調に異常を感じたときは、直ぐに摂取を中止して医療機関を受診し,最寄りの保健所にもご相談下さい.

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項 目

内 容

名称

ミレット、キビ [英]Millet、Broom millet、 Broomcorn millet、Common millet、 Hog millet、 Indian millet、Proso millet、 True millet [学名]Panicum miliaceum

概要

ミレットは、イネ科キビ属の黍 (キビ) を指す場合と、キビやアワなど粒径の小さいイネ科穀物 (いわゆる雑穀) を総称する場合がある。ここではキビについて述べる。キビは一年草で、上古時代に中国から伝来したインド原産の穀物である。高さ1 mで長い広線形の葉をもち、秋に出る穂は多数の小穂をつけて垂れ下がる。子実は白もしくは黄色、大きさは約2 mmでアワよりも大きい。うるち種ともち種があり、日本ではもち種を多く栽培し、きびだんごやきびもちとして食してきた。俗に、「便通によい」「アレルギーによい」「貧血によい」「髪によい」「HDLコレステロール値を高める」などと言われているが、ヒトでの有効性については信頼できる十分な情報が見当たらない。また、サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報は見当たらない。ミレットの摂取によるアナフィラキシー (急激なショック症状を呈する過敏症) が報告されているため、注意が必要である。その他、詳細については「すべての情報を表示」を参照。

法規・制度

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成分の特性・品質

主な成分・性質

・穀物の中では、最も栽培に水を必要としない穀物であるため、乾燥地域に適している (103) 。
・ビタミンB1B6、亜鉛などに富む (104) 。その他、トリテルペノイドであるミリアシンを含む (105) 。

分析法

・多糖をカラムクロマトグラフィーにより分画、GCにより同定した報告がある (101) 。
・フェノール酸をダイオードアレイ検出器 (検出波長254, 280, 329 nm) を装着したHPLCにより分析した報告がある (PMID:16218677)

有効性








循環器・
呼吸器


調べた文献の中に見当たらない。


消化系・肝臓

調べた文献の中に見当たらない。

糖尿病・
内分泌

調べた文献の中に見当たらない。

生殖・泌尿器

調べた文献の中に見当たらない。

脳・神経・
感覚器

調べた文献の中に見当たらない。

免疫・がん・
炎症

調べた文献の中に見当たらない。

骨・筋肉

調べた文献の中に見当たらない。

発育・成長

調べた文献の中に見当たらない。

肥満

調べた文献の中に見当たらない。

その他

調べた文献の中に見当たらない。





試験管内・
動物他での
評価

調べた文献の中に見当たらない。

安全性

危険情報

<一般>
・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して、信頼できる十分な情報が見当たらない。
<妊婦・授乳婦>
・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して、信頼できる十分な情報が見当たらない。
<小児>
・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して、信頼できる十分な情報が見当たらない。
<被害事例>
・25歳女性 (アメリカ) が、ミレット種子を摂取し、約30分後にアナフィラキシーを生じた (PMID:6161145)
・32歳女性 (アメリカ) が、ミレット含有クッキーを摂取した数分後にアナフィラキシーを生じた (PMID:9491243)
・鳥を飼育しているアトピー患者7名 (オーストリア) で、ミレットの摂取によるアナフィラキシーが報告されている (PMID:12708981)

禁忌対象者

調べた文献の中に見当たらない。

医薬品等との
相互作用

調べた文献の中に見当たらない。

動物他での
毒性試験

調べた文献の中に見当たらない。

AHPAクラス分類
及び勧告

・参考文献中に記載なし (22) 。

総合評価

安全性

・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。
・ミレットの摂取によるアナフィラキシーが報告されている。

有効性

(注:下記の内容は、文献検索した有効性情報を抜粋したものであり、その内容を新たに評価したり保証したりしたものではありません。)
・信頼できる十分な情報が見当たらない。

参考文献

(PMID:16218677) J Agric Food Chem. 2005; 53: 8290-5.
(PMID:6161145) J Allergy Clin Immunol. 1981;67(1):78-80.
(PMID:9491243) Allergy. 1998;53(1):109-10.
(PMID:12708981) Allergy. 2003;58(4):325-8.
(101) 岐阜大農研報. 1988; 53: 327-31.
(22) メディカルハーブ安全性ハンドブック 第2版 東京堂出版 林真一郎ら 監訳
(102) 日本食品大辞典 医歯薬出版
(103) 世界の食用植物文化図鑑 柊風舎
(104) 櫻井総合食品事典 同文書院
(105) 日本化学雑誌 1961 82(8) 1051-4

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