健康食品等の素材情報データベース

注意!(1) データの無断転用,引用、商用目的の利用は厳禁.(2) 以下の情報は現時点(最終更新日時)で調査できた素材の科学論文情報です. 実際に販売されている商品に以下の素材が含まれているとしても,その安全性・有効性がここに紹介した情報と一致するわけではありません.(3) 詳細情報として試験管内・動物実験の情報も掲載してありますが,この情報をヒトに直接当てはめることはできません.有効性については,ヒトを対象とした研究情報が重要です.(4) 医療機関を受診している方は,健康食品を摂取する際に医師へ相談することが大切です.「健康食品」を利用してもし体調に異常を感じたときは、直ぐに摂取を中止して医療機関を受診し,最寄りの保健所にもご相談下さい.

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項 目

内 容

名称

かつお節オリゴペプチド [英]Dried Bonito Peptide [学名]-

概要

かつお節オリゴペプチドは、かつお節をサーモリシンで分解して得られるペプチドである。俗に、「血圧の上昇を抑える」と言われていが、かつお節オリゴペプチドとしてのヒトでの安全性・有効性については信頼できる十分な情報が見当たらない。その他、詳細については「すべての情報を表示」を参照。

法規・制度

・かつお節、かつお節オリゴペプチド、魚乾燥物は「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質 (原材料)」に区分される (30) 。

成分の特性・品質

主な成分・性質

・ペプチドAsp-Leu-Lys-Pro-Asn (DLKPN)を含む (102) 。

分析法

・HPLC法、また、ACE活性阻害法 (Cushmanの変法) が報告されている (101) 。

有効性








循環器・
呼吸器


RCT
・軽症高血圧患者21名 (日本) を対象としたクロスオーバー試験において、かつお節オリゴペプチドとして1日当たり3 g/日 (有効成分のLKPNMとして5 mg) を配合したみそ汁の6週間の摂取は有意な血圧降下作用を示した (102) 。
・境界域高血圧・高血圧症患者30名 (日本) を対象としたクロスオーバー試験において、かつお節オリゴペプチドを3 g/日 (有効成分のLKPNMとして5 mg) 、8週間、又は37名を対象としたクロスオーバー試験において、同ペプチド3 gを含有するスープを5週間摂取させたところ、血圧降下作用が認められたという予備的な報告がある (1998050485) (1998044893) 。この現象についてはさらなる検証が必要である。


消化系・肝臓

調べた文献の中に見当たらない。

糖尿病・
内分泌

調べた文献の中に見当たらない。

生殖・泌尿器

調べた文献の中に見当たらない。

脳・神経・
感覚器

調べた文献の中に見当たらない。

免疫・がん・
炎症

調べた文献の中に見当たらない。

骨・筋肉

調べた文献の中に見当たらない。

発育・成長

調べた文献の中に見当たらない。

肥満

調べた文献の中に見当たらない。

その他

調べた文献の中に見当たらない。





試験管内・
動物他での
評価

・かつお節をサーモリシンで分解して得られるかつお節オリゴペプチド (0.5〜4 g/kg) を自然発症高血圧ラット (SHR) に経口投与した研究において用量依存的な血圧降下作用を確認し、0.5 g/kgの投与量でも投与4〜6時間後まで持続的な血圧降下作用を示したとの報告、かつお節オリゴペプチドを消化管プロテアーゼ (ペプシン、トリプシンおよびキモトリプシン) 処理してもACE阻害活性は低下せず、経口摂取後もACE阻害活性を失うことなく腸管で吸収されることを示した (PMID:1369054) 。またかつお節オリゴペプチドを0.025〜1.0%含有する飼料で3週令のSHRを7週間飼育した研究において、0.025%添加群 (15 mg/kg/日に相当) でも血圧降下作用を認めた (103) 。

安全性

危険情報

<病者>
・軽症高血圧患者21名 (日本) を対象としたクロスオーバー試験では、かつお節オリゴペプチドとして1日当たり3 g (有効成分のLKPNMとして5 mg) 配合したみそ汁を6週間摂取したことによる心拍数に有意な変化はなく、試験食摂取による有害事象は認められなかった (102) 。

禁忌対象者

調べた文献の中に見当たらない。

医薬品等との
相互作用

調べた文献の中に見当たらない。

動物他での
毒性試験

調べた文献の中に見当たらない。

AHPAクラス分類
及び勧告

-

総合評価

安全性

・信頼できる十分な情報が見当たらない。

有効性

(注:下記の内容は、文献検索した有効性情報を抜粋したものであり、その内容を新たに評価したり保証したりしたものではありません。)
・信頼できる十分な情報が見当たらない。

参考文献

(30) 「医薬品の範囲に関する基準」(別添2、別添3、一部改正について)
(101) Maruyama et al., Agric. Biol. Chem,46,1393(1982)
(102) 健康・栄養食品研究, 1998;1(3-4):35-42.
(PMID:1369054) Biosci Biotechnol Biochem. 1992 Oct;56(10):1541-5.
(1998050485) 薬理と治療. 1997; 25(8):2161-5
(1998044893) 薬理と治療. 1997; 25(8):2155-9

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