健康食品等の素材情報データベース

注意!(1) データの無断転用,引用、商用目的の利用は厳禁.(2) 以下の情報は現時点(最終更新日時)で調査できた素材の科学論文情報です. 実際に販売されている商品に以下の素材が含まれているとしても,その安全性・有効性がここに紹介した情報と一致するわけではありません.(3) 詳細情報として試験管内・動物実験の情報も掲載してありますが,この情報をヒトに直接当てはめることはできません.有効性については,ヒトを対象とした研究情報が重要です.(4) 医療機関を受診している方は,健康食品を摂取する際に医師へ相談することが大切です.「健康食品」を利用してもし体調に異常を感じたときは、直ぐに摂取を中止して医療機関を受診し,最寄りの保健所にもご相談下さい.

画面を閉じる

項 目

内 容

名称

ブドウ [英]Grape [学名]Vitis L.、Vitis vinifera L.

概要

ブドウは、コーカサス地方原産の蔓性落葉木本で、ワインの原料や食用として世界中で栽培される。果実をそのまま、または搾汁して食用とするほか、干しブドウ (レーズン) 、ブドウ酒 (ワイン) やブドウ種子油 (グレープシードオイル) に加工して食される。健康食品には、ブドウやワインの濃縮物や抽出物、フリーズドライ粉末が用いられる。ブドウの果実、果皮、種子、茎、葉などに含まれるブドウポリフェノール (ワインポリフェノール) や、個々のフェノール化合物であるレスベラトロールプロシアニジンカテキンについて評価した情報は、それぞれの素材のページを参照のこと。

●有効性
俗に、「ダイエットに効果がある」「アンチエイジング効果がある」「眼の機能を改善する」「がんを予防する」などと言われているが、アレルギー性鼻炎、肥満に効果がないことが示唆されており、その他の有効性に関しては、情報の信頼性が高いとされる研究方法で検討した報告は見当たらない、もしくは現時点で十分ではない。


●安全性
通常の食事に含まれる量を摂取する場合、おそらく安全であり、果実および果実、種子、葉の抽出物を摂取する場合、安全性が示唆されている。妊娠中・授乳中の多量摂取は、信頼できる十分な情報が見当たらないため、自己判断でのサプリメントなど濃縮物の摂取は控えること。出血傾向の患者の摂取は、注意が必要である。


▼他の素材はこちら



法規・制度

■食薬区分
・茎、種子、種皮、葉、花:「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質 (原材料) 」に該当する。

■食品添加物
・既存添加物 
 ブドウ果皮色素 (エノシアニン/アントシアニン/アントシアニン色素/ブドウ色素):着色料 
 ブドウ果皮抽出物:製造用剤
 ブドウ種子抽出物 (プロアントシアニン):酸化防止剤、製造用剤
・一般飲食物添加物
 ブドウ果実 (ブドウジュース/グレープ果実/グレープジュース)
 ブドウ果実色素 (アントシアニン/アントシアニン色素/果実色素/ブドウ色素)
・天然香料基原物質リスト
 ブドウ (グレープ)
 ブドウサケカス (ブドウ酒粕)

■海外情報
・ブドウ、ブドウ果皮抽出物:米国では、GRASに該当する。

成分の特性・品質

主な成分・性質

・スチルベン誘導体 (アンペロプシンC,D、ビニフェノールD、ダビジオールA、マッキイン、イソホペアフェノール、リチアノールF,G、ビニフェレテルA,B) 、メガスチグマン (イカリシドB2,B8、ブルメノールCグルコシド、ミルシニオシドD) 、アントシアニン (ペツニン、ボルチシンA〜C) などを含む (105) 。
・葉にポリフェノールを含む (2013107371) 。
・種子に没食子酸エステル (エピカテキンガレート) を含む (107)(108) 。

分析法

・果皮に含有されているアントシアニン類をHPLC/DAD (検出波長518 nm) とHPLC/ESI-MSにより分析した報告がある (PMID:11513700)
・酸加水分解後のアントシアニジン類をHPLC/DAD (検出波長530 nm) により分析した報告がある (PMID:11559107)
・種子のプロアントシアニジン類をバニリン-塩酸法を用いた比色法により分析した報告がある (103) (2003180929) 。
・ブドウ中のトランスレスベラトロールをUV検出器 (検出波長306 nm) 付HPLCにより分析した報告がある (PMID:18689943)
・種子の没食子酸エステル類をHPLC/ESI-MS (107) 、UV検出器付 (280 nm) HPLC (108) により分析した報告がある。

有効性








循環器・
呼吸器


メタ分析
・2010年10月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験9報について検討したメタ分析において、ブドウ種子抽出物の摂取は、収縮期血圧収縮期と心拍数の低下と関連が認められた。一方、拡張期血圧、血中脂質 (TC、LDL-C、HDL-C、TG) 、炎症マーカー (CRP) との関連は認められなかった (PMID:21802563)
RCT:国内
【機能性表示食品】 更年期症状のある女性91名 (日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験において、プロアントシアニジン100 mg/日 (32名、平均49.2±5.3歳) または200 mg/日 (30名、平均49.8±4.7歳) 含有ブドウ種子抽出物を8週間摂取させたところ、いずれの群においても除脂肪体重、筋肉量の増加、拡張期血圧の低下が認められ、200 mg摂取群では、抑うつ・不安の評価 (HADS) の不安スコアの上昇抑制が認められた。一方、更年期の健康状態評価 (MHR-QOL) 、睡眠評価 (アテネ不眠尺度) 、体重、体脂肪量、収縮期血圧に影響は認められなかった (PMID:24518152)
RCT:海外
・肥満の成人24名 (20〜60歳、アメリカ) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ対照試験において、ブドウ粉末を2回/日、3週間摂取させたところ (総摂取量46 g)、炎症マーカー (IL-1β、IL-6、IL-8、TNF-α、slCAM-1、sVCAM-1、レプチン、インスリン、CRP、SAA) に影響は認められなかった (PMID:24832727)
・前高血圧の成人29名 (試験群12名、平均44±10歳、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験において、ブドウ種子抽出物 (150 mg×2回/日) 含有ジュースを6週間摂取させたところ、昼間の血圧 (収縮期) 低下が認められた。一方、昼間の拡張期血圧、夜間血圧、血中脂質 (TG、TC、LDL-C、HDL-C、酸化LDL) 、炎症マーカー (sICAM-1) 、血管内皮機能 (FMD) 、糖代謝マーカー (空腹時血糖、インスリン、HOMA-IR) に影響は認められなかった (PMID:26568249)
・健康な成人69名 (デンマーク) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験において、赤ワイン (男性300 mL/日、女性200 mL/日) (19名、平均50±2歳) 、赤ブドウ抽出物タブレット (赤ワインと等量) (17名、平均51±2歳) 、または赤ブドウ抽出タブレット (赤ワインの半量) (15名、平均53±2歳) を4週間摂取させたところ、プラセボタブレットと比較し、いずれの群も収縮期血圧、拡張期血圧に影響は認められなかった (PMID:15674304)


消化系・肝臓

調べた文献の中に見当たらない。

糖尿病・
内分泌

RCT:海外
・軍事学生の男性54名 (試験群27名、平均22.1±0.2歳、ブラジル) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験において、干ブドウ抽出物 (プロアントシアニジン200 mg含有) を2日間の軍事訓練直前に単回摂取させたところ、訓練終了時点における血中アディポネクチン減少、訓練終了24時間後における血中アディポネクチン増加、全期間中の負電荷LDL増加抑制が認められた。一方、全期間中のレプチン濃度に影響は認められなかった (PMID:26704712)

生殖・泌尿器

調べた文献の中に見当たらない。

脳・神経・
感覚器

RCT:海外
・健康な成人女性25名 (平均43.2±0.6歳、イギリス) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ対照試験において、コンコード種のブドウジュース355 mL/日を12週間摂取させたところ、認知機能指標 (短時間空間記憶能力) の改善が認められた。一方、言語記憶、実行能力、精神運動能力の検査結果に影響は認められなかった (PMID:26864371)

免疫・がん・
炎症

一般情報
・ブドウ種子抽出物は、アレルギー性鼻炎に効果がないことが示唆されている (94) 。

骨・筋肉

調べた文献の中に見当たらない。

発育・成長

調べた文献の中に見当たらない。

肥満

一般情報
・ブドウ製品は、肥満に効果がないことが示唆されている (94) 。

その他

調べた文献の中に見当らない。





試験管内・
動物他での
評価

-



安全性

危険情報

<一般>
・通常の食事に含まれる量を摂取する場合、おそらく安全である (94) 。
・果実または果実、種子、葉の抽出物を摂取する場合、安全性が示唆されているが、摂取により腹痛、下痢、口渇、消化不良、頭痛、関節痛、吐き気を引き起こす可能性がある (94) 。
・稀ではあるが、ブドウ果皮の摂取によりアレルギー反応を生じる可能性がある (94) 。
<妊婦・授乳婦>
・通常の食事に含まれる量を摂取する場合、おそらく安全であるが、多量摂取については、信頼できる十分な情報が見当たらないため、自己判断でのサプリメントなど濃縮物の摂取を控えること (94) 。
<小児>
・通常の食事に含まれる量を摂取する場合、おそらく安全である (94) 。
・多量摂取については、信頼できる十分な情報が見当たらないため、サプリメントなど濃縮物の自己判断での摂取を控えること (94) 。
<病者>
・出血傾向の患者は、ブドウ抽出物の摂取により血小板凝集能が低下し、出血や内出血のリスクが高まる可能性がある (94) 。
・ブドウ抽出物は過度の出血を引き起こす可能性があるため、多量摂取は外科的手術の2週間前までに中止した方がよい (94) 。

<被害事例:海外>
・49歳男性 (アメリカ) が、マルチビタミン、魚油、グルコサミン、ブドウ種子抽出物のサプリメントを摂取したところ (摂取量、期間不明) 、吐き気、嘔吐、下痢、急性虚弱を呈し受診。原因不明であったが、ブドウ種子抽出物サプリメントの中止で症状が改善。摂取を再開したところ、再び同様の症状を生じ、摂取中止により改善した (PMID:25688637)
・アレルギーの既往歴がなく、ブドウやワインを問題なく摂取できていた35歳男性 (ギリシャ) が自家製のロゼワインを1杯飲用後、20分以内に全身のかゆみ、瞼と顔の蕁麻疹、胸の痛みを伴うアナフィラキシー症状を呈した。プリックテストにて、白ブドウや赤ブドウには僅かな陽性を示したが、rose grapeに強い陽性を示した (PMID:24067341)

禁忌対象者

調べた文献の中に見当たらない。

医薬品等との
相互作用

<ヒト症例>
・ワルファリン (抗凝固薬:CYP1A2、CYP2C9、CYP3A4基質) 服用中の73歳女性 (アメリカ) がマスカディンブドウ30〜75粒/日を日常的に摂取していたところINRが上昇し、摂取量を徐々に減らすことでINRが治療域まで低下した (PMID:24966255)
・44歳女性 (ドイツ) が、レーズン100〜150 g/日を含む食事を1年以上、日常的に摂取していたところ、重度の鉄欠乏性貧血を生じ、鉄剤の服用により3ヶ月で回復した。その後もレーズン摂取を継続したところ、9ヶ月後に倦怠感、頭痛、舌の灼熱感、運動耐性低下、顔面蒼白、萎縮性舌炎を生じ、ヘモグロビン、MCV、MCHの低下が認められ、長期にわたる鉄欠乏性貧血が疑われた。レーズンの摂取を中止した場合、経口鉄吸収試験では異常を認めず、再摂取により血清鉄、網状赤血球数の減少が認められたことから、レーズンの摂取を完全に中止したところ3週間後に回復した (PMID:24262730)
<ヒト試験>
・健康な成人男性12名 (19〜43歳、インド) を対象としたオープンラベルクロスオーバー無作為化比較試験において、ジルチアゼム (カルシウム拮抗薬:CYP3A4、P糖タンパク質基質) 180 mgをブドウジュース200 mLで服用させたところ、心拍、血圧、ジルチアゼムの血中濃度 (Cmax、AUC) 、Tmaxに影響を及ぼさなかった (PMID:18826865)
・健康な成人男性12名 (平均20.6歳、ブラジル) を対象としたクロスオーバー無作為化比較試験において、シクロスポリン (免疫抑制剤:CYP3A4、P糖タンパク基質) 200 mgをブドウジュース200 mLで服用させたところ、シクロスポリンのTmax、半減期に影響を及ぼさなかったが、血中濃度 (AUC、Cmax) が減少した (PMID:20303792)
・健康な成人30名 (中央値27歳、オランダ) を対象としたオープンラベルクロスオーバー無作為化比較試験において、ブドウ種子抽出物100 mg×3回/日を3日間摂取させたところ、デキストロメトルファン (鎮咳薬:CYP2D6基質) の代謝率 (尿中デキストロメトルファン/デキストルファン排泄率) に影響を及ぼさなかった (PMID:23881421)
・健康な成人12名 (平均29.4±5.6歳、アメリカ) を対象としたクロスオーバー無作為化比較試験において、シクロスポリン (免疫抑制剤:CYP3A4、P糖タンパク基質) 8 mg/kg体重と赤ワイン12オンス (約355 mL) を摂取させたところ、シクロスポリンAの半減期に影響を及ぼさなかったが、経口クリアランスが増加し、血中濃度 (AUC、Cmax) が低下した (PMID:11719733)
・健康な成人 8名 (23〜45歳、カナダ) を対象とした無作為化クロスオーバープラセボ対照試験において、赤ワイン250 mLとフェロジピン (カルシウム拮抗薬:CYP3A4基質) 10 mgを同時に摂取させたところ、フェロジピンの血中濃度 (AUC、Cmax) 、半減期に影響は認められなかったが、Tmaxが遅延した (PMID:12811362)
<動物・試験管内>
・in vitro試験 (ヒト肝ミクロソーム、ヒトCYP3A4タンパク) において、ブドウ種子抽出物はCYP3A4活性を阻害した (PMID:24392691)
・in vitro試験 (ヒト肝ミクロソーム) において、市販のブドウ種子抽出物製品9製品中5製品がCYP3A4活性を阻害した (PMID:19353999)
・in vitro試験 (ヒト結腸腺がん細胞) において、多量のブドウ種子抽出物はヘム鉄 (PMID:20375262) 、非ヘム鉄 (PMID:18716164) の吸収を阻害した。
・in vitro試験 (スーパーソーム、ヒト肝ミクロソーム) において、ブドウ種子抽出物はCYP2C9活性を阻害した (PMID:24730468)
・in vitro試験 (ヒト肝ミクロソーム) において、ブドウ種子抽出物はCYP2C9、CYP2D6、CYP3A4活性を阻害した (PMID:15499196)
・in vitro試験 (ヒト胎児腎細胞) において、ブドウ種子抽出物はOATP2B1活性を阻害した (PMID:16415120)
・in vitro試験 (ヒト肝ミクロソーム) において、赤ワイン乾燥物はCYP1A2、CYP2E1、CYP3A4活性を阻害した (PMID:11701226)
・in vitro試験 (ヒト肝ミクロソーム) において、市販のブドウ種子抽出物製品9製品中6製品がCYP1A2活性を阻害した (PMID:27298605)
<理論的に考えられる相互作用>
・ブドウ抽出物と、抗凝固薬や抗血小板薬、血小板凝集に作用するハーブやサプリメントとの併用は、出血のリスクを高める可能性がある (94) 。
・赤ブドウ果汁とシクロスポリン (抗生物質) との併用は、シクロスポリンの吸収を阻害する可能性があるため、2時間以上空けて摂取すること (94) 。
・ブドウ果汁は、CYP1A2を誘導し、フェナセチン (解熱鎮痛剤) などの代謝を促進または吸収を阻害して血中濃度を低下させる可能性がある (PMID:10583039) (94) 。
・ブドウ種子抽出物とCYP2D6、CYP2E1によって代謝される薬剤との併用は、薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある (94) 。
・ブドウ種子抽出物とミダゾラム (催眠薬:CYP3A基質) との長期併用は、薬剤の作用を減弱する可能性がある (94) 。
・ブドウ種子ポリフェノールとビタミンCとの併用は、血圧を上昇させる可能性がある (94) 。

動物他での
毒性試験

1.LD50 (半数致死量)
・ブドウ種子抽出物を投与:ラット経口>5 g/kg (91) 。
2.TDLo (最小中毒量)
・ブドウ果汁を投与:ヒト経口 (間欠的) 100 mL/kg/14日、ラット経口 (間欠的) 500 mg/kg/5日 (91) 。
・ブドウ果皮抽出物を投与:マウス経口 (連続的) 2.8 g/kg/28日 (抗腫瘍) (91) 。
・ブドウ種子抽出物を投与:ラット経口 (連続的) 23.128 g/kg/8週 (内分泌、代謝) 、11.396 g/kg/8週 (肝臓、代謝) 、 (間欠的) 18.3 g/kg/1年 (代謝、炎症) 、マウス経口 (間欠的) 33.6 g/kg/24週 (抗腫瘍) (91) 。
・ブドウ種子油を投与:ラット経口 (間欠的) 25.9 g/kg/7日 (肝臓、代謝) 、 (連続的) 32.6 g/kg/10週 (肝臓) (91) 。
・ブドウ種子由来プロアントシアニジンを投与:ラット経口 (間欠的) 100 mg/kg/10日 (代謝) 、3 g/kg/15日 (腎臓、代謝) 、5.6 g/kg/28日 (腎臓、代謝、神経伝達) 、マウス経口 30 mg/kg (鎮痛) 、(間欠的) 100 mg/kg/10日 (代謝) 、113.4 g/kg/27週、87.5 mg/kg/7日 (脳、代謝) 、175 mg/kg/7日 (脳、代謝) 、350 mg/kg/7日 (脳、神経伝達) (91) 。
・ブドウ凍結乾燥粉末を投与:マウス経口 (連続的) 2.394 g/kg/12週 (代謝) (91) 。
・ブドウ果汁を投与:ヒト経口 (間欠的) 100 mL/kg/14日 (血管、血清成分) 、ラット経口 (間欠的) 500 mg/kg/5日 (肝臓、代謝) (91) 。

AHPAクラス分類
及び勧告

・参考文献中に記載なし (22) 。

総合評価

安全性

・通常の食品に含まれる量を摂取する場合、おそらく安全である。果実または果実、種子、葉の抽出物を摂取する場合、安全性が示唆されているが、摂取により腹痛、下痢、口渇、消化不良、頭痛、関節痛、吐き気を引き起こす可能性がある。
・妊娠中、授乳中の多量摂取は、信頼できる十分な情報が見当たらないため、自己判断でのサプリメントなど濃縮物の摂取は控えること。
・出血傾向の患者の摂取は、注意が必要であるため、自己判断でのサプリメントなど濃縮物の摂取を控えること。

有効性

(注:下記の内容は、文献検索した有効性情報を抜粋したものであり、その内容を新たに評価したり保証したりしたものではありません。)
・情報の信頼性が高いとされる研究方法で検討した報告は見当たらない、もしくは現時点で十分ではない。

参考文献

(102) The Handbook of Non-Prescription Drugs. Washington, DC: APhA, 1996.
(103) J Agric Food Chem. 1998; 46(10): 4267-74.
(2003180929) J Health Sci. 2003; 49(1); 45-54.
(PMID:11513700) J Agric Food Chem. 2001 Aug; 49(8): 3987-92.
(PMID:11559107) J Agric Food Chem. 2001 Sep; 49(9): 4183-7.
(PMID:10583039) Br J Clin Pharmacol. 1999; 48(4):638-40.
(PMID:18826865) Int J Clin Pharmacol Ther. 2008 Oct;Volume 46(October):511-518.
(PMID:15674304) Eur J Clin Nutr. 2005 Mar;59(3):449-55.
(PMID:20375262) J Nutr. 2010 Jun;140(6):1117-21.
(PMID:18716164) J Nutr. 2008 Sep;138(9):1647-51.
(PMID:21802563) J Am Diet Assoc. 2011 Aug;111(8):1173-81.
(PMID:20303792) J Ren Nutr. 2010 Sep;20(5):309-13.
(PMID:19353999) Drug Metabol Drug Interact. 2009;24(1):17-35.
(PMID:23881421) Eur J Clin Pharmacol. 2013 Nov;69(11):1883-90.
(PMID:24392691) J Pharm Pharmacol. 2014 Jun;66(6):865-74.
(PMID:24966255) BMJ Case Rep. 2014 Jun 25;2014. pii: bcr2013009608.
(PMID:24730468) J Pharm Pharmacol. 2014 Sep;66(9):1339-46.
(PMID:24832727) Br J Nutr. 2014 Aug;112(3):369-80.
(PMID:15499196) Drug Metab Pharmacokinet. 2004 Aug;19(4):280-9.
(PMID:25234339) Br J Nutr. 2014 Nov 14;112(9):1551-61.
(PMID:24067341) Eur Ann Allergy Clin Immunol. 2013 Aug 1;45(4):148-9.
(PMID:25688637) J Diet Suppl. 2016 Mar 3;13(2):232-5.
(PMID:26568249) Br J Nutr. 2016 Jan;115(2):226-38.
(PMID:11701226) Toxicol Lett. 2001 Dec 15;125(1-3):83-91.
(PMID:26864371) Am J Clin Nutr. 2016 Mar;103(3):775-83.
(22) メディカルハーブ安全性ハンドブック 第2版 東京堂出版 林真一郎ら 監訳
(94) Natural Medicines
(PMID:11719733) Clin Pharmacol Ther. 2001 Nov;70(5):462-7.
(PMID:16415120) Drug Metab Dispos. 2006 Apr;34(4):577-82.
(91) Registry of Toxic Effects of Chemical Substances (RTECS).
(105) 基原植物事典
(106) 学名でひく食薬区分リスト
(104) 既存添加物 食品添加物協会
(2013107371) 応用薬理 2012 83(1-2) 1-7
(PMID:18689943) Anal Sci. 2008 Aug;24(8):1019-23.
(PMID:27298605) EXCLI J. 2012 Feb 2;11:7-19. eCollection 2012.
(PMID:26704712) Eur J Nutr. 2017 Mar;56(2):893-900.
(PMID:12811362) Clin. Pharmacol Ther. 2003; 73(6): 529-37.
(PMID:24262730) Am J Med. 2013 Dec;126(12):e1-2.
(107) J Sci Food Agric. 2006;86:915-921.
(108)Aus J Grape Wine Res. 2000;6:244-254.
(PMID:24518152) Menopause. 2014 Sep;21(9):990-6.

© National Institutes of Biomedical Innovation, Health and Nutrition. All Rights Reserved.