健康食品等の素材情報データベース

注意!(1) データの無断転用,引用、商用目的の利用は厳禁.(2) 以下の情報は現時点(最終更新日時)で調査できた素材の科学論文情報です. 実際に販売されている商品に以下の素材が含まれているとしても,その安全性・有効性がここに紹介した情報と一致するわけではありません.(3) 詳細情報として試験管内・動物実験の情報も掲載してありますが,この情報をヒトに直接当てはめることはできません.有効性については,ヒトを対象とした研究情報が重要です.(4) 医療機関を受診している方は,健康食品を摂取する際に医師へ相談することが大切です.「健康食品」を利用してもし体調に異常を感じたときは、直ぐに摂取を中止して医療機関を受診し,最寄りの保健所にもご相談下さい.

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項 目

内 容

名称

シルクプロテイン [英]Silk protein (=シルクフィブロインとセリシン) [学名]-

概要

シルクプロテインは、絹糸を構成しているタンパク質の総称で、主にフィブロインとセリシンからなる。俗に、「血中コレステロールを下げる」「アルコール代謝を促進する」などと言われているが、ヒトでの有効性については信頼できる十分な情報が見当たらない。また、サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報は見当たらない。その他、詳細については「すべての情報を表示」を参照。

法規・制度

-

成分の特性・品質

主な成分・性質

・繭は70〜80%が不溶性のシルクフィブロイン、残りが水溶性のセリシンからなる (32) 。
・絹糸は、二条のシルクフィブロインが平行に並び、その外側をセリシンが被覆している (32) 。
・シルクフィブロインは、約5,000残基、分子量 (MW) 約38万で、Gly-Ala-Gly-Ala-Gly-X (Xはセリン、バリンなど) の繰り返しからなる (32) 。
・セリシンは、分子量 (MW) が65,000〜400,000で、全体の35%がセリンからなり、その他グリシン、アスパラギン酸などが多い。冷却するとゲル状になるが、コラーゲンとは異なりプロリンは少ない (32) 。

分析法

・シルクフィブロインを酸加水分解、誘導体化後アミノ酸 (アラニン、グリシン) をHPLC-MSにより分析した報告がある (PMID:12441148)

有効性








循環器・
呼吸器


RCT
・血中トリグリセリド値が150〜400 mg/dLの成人男女22名 (平均47.9±2.70歳、日本) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、シルクフィブロイン200 mg含有ゼリー×3回/日を8週間摂取させたところ、トリグリセリド値の低下とHDLコレステロール値の上昇が認められた。一方、LDLコレステロール値、総コレステロール値に影響は認められなかった (2018065375) 。


消化系・肝臓

調べた文献の中に見当たらない。

糖尿病・
内分泌

調べた文献の中に見当たらない。

生殖・泌尿器

調べた文献の中に見当たらない。

脳・神経・
感覚器

RCT
・健康な成人63名 (韓国) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、シルクフィブロイン加水分解物 140 mg×2回/日 (16名、平均55.1±9.1歳) 、200 mg×2回/日(17名、平均51.5±11.6歳)、300 mg×2回/日(16名、平均54.7±13.3歳)を3週間摂取させたところ、韓国版Ray記憶検査 (Rey-Kim memory test) の記憶力指数が摂取量依存的に上昇し、このうち、400 mg/日と600 mg/日摂取群で言語記憶5項目中2項目および非言語記憶のスコア上昇が認められた (PMID:29462997)

免疫・がん・
炎症

調べた文献の中に見当たらない。

骨・筋肉

調べた文献の中に見当たらない。

発育・成長

調べた文献の中に見当たらない。

肥満

調べた文献の中に見当たらない。

その他

調べた文献の中に見当たらない。





試験管内・
動物他での
評価

調べた文献の中に見当たらない。

安全性

危険情報

<一般>
・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。
<妊婦・授乳婦>
・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。
<小児>
・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。

禁忌対象者

調べた文献の中に見当たらない。

医薬品等との
相互作用

調べた文献の中に見当たらない。

動物他での
毒性試験

調べた文献の中に見当たらない。

AHPAクラス分類
及び勧告

-

総合評価

安全性

・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。

有効性

(注:下記の内容は、文献検索した有効性情報を抜粋したものであり、その内容を新たに評価したり保証したりしたものではありません。)
・信頼できる十分な情報が見当たらない。

参考文献

(30) 「医薬品の範囲に関する基準」別添3 (平成16年3月31日 薬食発第0331009号 厚生労働省医薬食品局長)
(PMID:12441148) Anal Biochem. 2002; 311(1): 19-26.
(PMID:29462997) Nutrients. 2018 Feb 17;10(2). pii: E233.
(32) 生化学辞典 第4版 東京化学同人
(2018065375) 診療と新薬 2017 54(5) 586-92

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