健康食品等の素材情報データベース

注意!(1) データの無断転用,引用、商用目的の利用は厳禁.(2) 以下の情報は現時点(最終更新日時)で調査できた素材の科学論文情報です. 実際に販売されている商品に以下の素材が含まれているとしても,その安全性・有効性がここに紹介した情報と一致するわけではありません.(3) 詳細情報として試験管内・動物実験の情報も掲載してありますが,この情報をヒトに直接当てはめることはできません.有効性については,ヒトを対象とした研究情報が重要です.(4) 医療機関を受診している方は,健康食品を摂取する際に医師へ相談することが大切です.「健康食品」を利用してもし体調に異常を感じたときは、直ぐに摂取を中止して医療機関を受診し,最寄りの保健所にもご相談下さい.

画面を閉じる

項 目

内 容

名称

ソバ 、キョウバク [英]Buckwheat [学名]Fagopyrum esculentum Moench

概要

ソバは、日本では主に種子の胚乳からそば粉をとり、そば (蕎麦) として古くから馴染みの深い食品である。 全草にルチン (ビタミンP) を豊富に含む。民間では薬用として葉を焼いた灰を外用に用いられてきた。

●有効性
俗に、「末梢血管や静脈の健康を保つのによい」と言われているが、人に対しては信頼できる十分な情報が見当たらない。


●安全性
適切に摂取する場合、安全性が示唆されている。アレルギーを起こすことが知られている。



▼他の素材はこちら



法規・制度

・種子、花から集めた蜂蜜、茎、葉は、「医薬品的効果効能を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質 (原材料)」に区分される (30) 。

成分の特性・品質

主な成分・性質

・全草にルチン (rutin) が含まれる。その他フラボノイド配糖体などを含む。
・薬用部分は茎葉 (蕎麦桔<キョウバクカク>) 。中央アジア原産。1年草で高さ30〜70 cm。花期は夏または秋。

分析法

-

有効性








循環器・
呼吸器


調べた文献の中に見当たらない。


消化系・肝臓

調べた文献の中に見当たらない。

糖尿病・
内分泌

調べた文献の中に見当たらない。

生殖・泌尿器

調べた文献の中に見当たらない。

脳・神経・
感覚器

調べた文献の中に見当たらない。

免疫・がん・
炎症

調べた文献の中に見当たらない。

骨・筋肉

調べた文献の中に見当たらない。

発育・成長

調べた文献の中に見当たらない。

肥満

調べた文献の中に見当たらない。

その他

調べた文献の中に見当たらない。





試験管内・
動物他での
評価

調べた文献の中に見当たらない。



安全性

危険情報

<一般>
・適切に摂取する場合、安全性が示唆されている (94) 。
・光過敏症の皮膚炎を起こすことがある (20) 。
<妊婦・授乳婦>
・安全性について信頼できる十分な情報が見当たらないため、食事以外での摂取は避ける (94) 。
<小児>
・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。
<その他>
・ソバはアレルギーに関連する原因物質(特定原材料)として、これを含有する加工食品への表示が義務づけられている。
・成人および小児で、皮膚感作、アレルギー性鼻炎、ぜん息、アナフィラキシーなどのアレルギー症状が起きることがある (PMID:11488670)
<被害事例>
・職業的にソバを扱っている人や、ソバガラを使った寝具を利用している人に、鼻炎、ぜん息などのアレルギー症状が報告されている (PMID:12669902)
・NSAIDs不耐症、花粉誘発性鼻結膜炎をもつ38歳女性 (スペイン) が、小麦に対する好酸球性食道炎と診断されたため小麦除去食を実施していたが、ソバ粉とキヌア (Chenopodium quinoa)種子粉を含む食品を摂取したところ、好酸球性炎症の兆候が現れた。プリックテストの結果、ソバ粉とキヌア種子抽出物に対して陽性を示したことから、これらを原因とする交差反応が発生したと診断された (PMID:24765882)
・季節性アレルギー性鼻炎の既往歴があり、ココナツ摂取による口の掻痒感を経験したことのある17歳男性 (イタリア) がソバ粉ケーキを摂取したところ、10分後に口の腫れ、全身性蕁麻疹、嘔吐、呼吸困難を生じ救急搬送された。プリックテスト、特異抗体検査にてソバとココナツに陽性を示し、ココナツとソバによる交差反応が発生したと診断された (PMID:26443434)

禁忌対象者

調べた文献の中に見当たらない。

医薬品等との
相互作用

<動物・試験管内>
・動物実験 (ラット) において、ダッタンソバ (Fagopyrum tataricum) のソバ茶29日間投与は、エプレレノン (アルドステロン拮抗薬:CYP3A4基質) の血中濃度 (Cmax、AUC) 、半減期、平均滞留時間を低下させ、Tmaxを増加させた (PMID:27185599)

動物他での
毒性試験

調べた文献の中に見当たらない。

AHPAクラス分類
及び勧告

・参考文献中に記載なし (22)

総合評価

安全性

・適切に摂取する場合、安全性が示唆されている。
・妊娠中・授乳中の安全性については十分な情報がないため、食事以外での摂取は避ける。
・アレルギー症状として、皮膚感作、アレルギー性鼻炎、ぜん息、アナフィラキシーを起こすことがある。
・ソバは、アレルギーに関連する原因物質 (特定原材料) として、含有する加工食品の表示が義務づけられている。

有効性

(注:下記の内容は、文献検索した有効性情報を抜粋したものであり、その内容を新たに評価したり保証したりしたものではありません。)
・信頼できるデータが見当たらない。

参考文献

(20) ハーブ大百科 誠文堂新光社 デニ・バウン
(30) 「医薬品の範囲に関する基準」(別添2、別添3、一部改正について)
(64) 健康食品データベース 第一出版 Pharmacist's Letter/Prescriber's Letterエディターズ 編 (独)国立健康・栄養研究所 監訳
(PMID:11488670) Allergy. 2001 Aug;56(8):763-6.
(PMID:12669902) Ann Allergy Asthma Immunol. 2003 Mar;90(3):355-8.
(PMID:24765882) J Investig Allergol Clin Immunol. 2014;24(1):56-7.
(22) メディカルハーブ安全性ハンドブック 第2版 東京堂出版 林真一郎ら 監訳
(94) Natural medicines
(PMID:26443434) Ann Allergy Asthma Immunol. 2015 Dec;115(6):530-2.
(PMID:27185599) Kaohsiung J Med Sci. 2016 Apr;32(4):177-84.

© National Institutes of Biomedical Innovation, Health and Nutrition. All Rights Reserved.