【注意喚起|海外】高濃度のシアン化物を含む製品の自主回収情報を公表 (アイルランド食品安全局)

画面を閉じる

 

 

発信者

海外/注意

本文


トップページ被害関連情報 > 現在のページ

■タイトル
アイルランド食品安全局が高濃度のシアン化物を含む製品の自主回収情報を公表 (220527)


クリックで画像拡大

■注意喚起および勧告内容
2022年5月25日、アイルランド食品安全局 (FSAI:Food Safety Authority of Ireland) が高濃度のシアン化物を含む製品「Golden Lily Dried Apricot Seed」 (右記写真:アイルランド食品安全局ウェブページより加工転載) の自主回収情報を公表。

■解説
当該製品には高濃度のシアン化物が含まれていることが判明したため、賞味期限2023年2月28日の製品を対象に自主回収が行われている。
アプリコットの種子に含まれるアミグダリンは、体内でシアン化物を産生するため、多量に摂取するとシアン中毒を生じるおそれがある。
現在のところ、当該製品との関連が疑われる健康被害については不明。

■関連成分
アミグダリン (amygdalin)

アミグダリンはアンズ、ウメ、モモ、スモモ、アーモンド (ハタンキョウ) 、ビワなどのバラ科サクラ属植物の未熟果実の種子にある仁 (じん) に多く、未熟な果実の果肉や葉、樹皮にも微量含まれている主要なシアン化物産生性配糖体である。咀嚼、消化の過程で有毒なシアン化物を産生する。アミグダリンは果実の成熟に従い消失し、また梅干しや梅酒、梅漬けなどの加工はアミグダリンの分解を促進すると言われているため、通常、これらの加工品に残存するアミグダリンの量は非常にわずかであると考えられる。
欧州食品安全機関 (EFSA) は、アプリコットカーネルおよび生のアプリコットカーネル関連製品のシアン化物産生性配糖体の急性参照用量 (ARfD:ヒトが24時間又はそれより短い時間経口摂取した場合に健康に悪影響を示さないと推定される体重当たりの摂取量) を20μg/kg体重と設定している。

■関連情報
FSAIウェブページ (2022年5月25日、英語) →「Recall of a Batch of Golden Lily Dried Apricot Seeds Due to High Levels of Hydrocyanic Acid (Cyanide) 」
外国製健康食品の入手や個人輸入等についての注意事項等→「健康食品や医薬品、化粧品、医療機器等を海外から購入しようとされる方へ (厚生労働省作成2012年版) 」

その他の注意喚起情報→「被害関連情報」
健康食品に関する情報一覧→「最新ニュース」


<国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所>



© National Institutes of Biomedical Innovation, Health and Nutrition. All Rights Reserved.