【注意喚起|国内】令和元年度「インターネット販売製品の買上調査」結果を公表 (厚生労働省)

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■タイトル
厚生労働省が令和元年度「インターネット販売製品の買上調査」結果を公表 (210420)


■注意喚起および勧告内容
2021年4月19日、厚生労働省が令和元年度「インターネット販売製品の買上調査」結果を公表。調査対象となったいわゆる健康食品34製品中4製品 (下記の一覧参照:写真は厚生労働省ウェブページより加工転載) から医薬品成分 (シルデナフィルなど) が検出された。厚生労働省は当該製品を使用しないように、また、使用して体調に不安を感じている場合は医療機関を受診するように勧告。

製品名
写真
検出された医薬品成分
サイト名
GOODMAN ペニス増大カプセルシルデナフィル精力屋ドットコム
コンフィド (ED・勃起不全)ヨヒンビンくすりエクスプレス
エクステンドヨヒンビンお薬ラボ
黒砲 (黒炮) ブラックガン 60シルデナフィル
タダラフィル
さくら堂

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■解説
これは、無承認無許可医薬品等の販売の取締りの一環として厚生労働省が実施している買上調査の報告。令和元年12月から令和2年3月に運営者の所在地が海外にある、又はその所在地が不明なインターネットサイトで日本国内向けに販売されていたいわゆる健康食品34製品を買い上げ分析したところ、強壮効果を目的とする11製品中4製品から医薬品成分が検出された。このうち、「黒砲 (黒炮) ブラックガン 60」からは、国内で承認されている医薬品の最大用量の約3倍にあたるタダラフィル (59 mg) が検出された。
なお、痩身効果や筋肉増強を目的とするいわゆる健康食品 (痩身系12製品、筋肉増強系11製品) からは医薬品成分は検出されなかった。

■関連成分
シルデナフィル (sildenafil)

シルデナフィルクエン酸塩が医薬品バイアグラ錠の有効成分として1998年に米国で承認。国内では1999年に医療用医薬品として承認された。
シルデナフィルクエン酸塩の適応症と主な副作用は、次のとおり。
【適応症】勃起不全
【副作用】頭痛、めまい、潮紅、消化器不良、腹痛、悪心、下痢など
【添付文書上の警告】高血圧及び狭心症の薬である硝酸剤あるいは一酸化窒素 (NO) 供与剤 (ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等) との併用により降圧作用が増強し、過度に血圧を下げることがあるのでご注意下さい。

タダラフィル (tadalafil)
日本では医薬品 (販売名:シアリス錠) の有効成分として承認。
【適応症】勃起不全
【副作用】頭痛や消化不良。心臓疾患のある人では心臓麻痺や心臓突然死、狭心症、心臓発作などの重篤な症状を起こす可能性もある。
【添付文書上の警告】高血圧及び狭心症の薬である硝酸剤あるいは一酸化窒素 (NO) 供与剤 (ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等) との併用により降圧作用が増強し、過度に血圧を下げることがあるのでご注意下さい。

ヨヒンビン (yohimbine)
ヨヒンベ (yohimbe,アカネ科のPausinystaliayohimbe、西アフリカ原産の高さ30 mになる常緑性の木) の樹皮に含まれる主要なアルカロイド。ヨヒンビンは劇薬であり、妊婦・授乳婦または小児は使用するべきではなく、専門家の指示のもと以外では使用してはいけない成分。日本ではヨヒンベ樹皮が「専ら医薬品として使用される成分本質 (原材料) 」の扱いとなっている。
【適応症】老衰性陰萎、衰弱性射精、神経衰弱性陰萎 等
【副作用】発疹、発赤、めまい、発汗、虚脱感 等

■関連情報
厚生労働省ウェブページ (2021年4月19日) →「令和元年度「インターネット販売製品の買上調査」の結果を公表します」
外国製健康食品の入手や個人輸入等についての注意事項等→「健康食品や医薬品、化粧品、医療機器等を海外から購入しようとされる方へ (厚生労働省作成2012年版) 」

その他の注意喚起情報→「被害関連情報」
健康食品に関する情報一覧→「最新ニュース」


<国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所>



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