【注意喚起|海外】医薬品成分 (エフェドリンなど) を含む製品に注意喚起 (香港衛生署)

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■タイトル
香港衛生署が医薬品成分 (エフェドリンなど) を含む製品に注意喚起 (210302)


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■注意喚起および勧告内容
2021年2月25日、香港衛生署 (Department of Health) が医薬品成分 (エフェドリンなど) を含む製品 (製品名不明、右記写真:香港衛生署ウェブページより加工転載) に注意喚起。香港衛生署は当該製品を購入・使用しないように勧告。

■解説
これは、香港衛生署による買上調査で判明した事例。当該製品は、海外からの入手品と称し、ソーシャルメディアで痩身製品として販売されていたが、製品名の表示はなく、検査の結果、医薬品成分であるエフェドリン、フルオキセチン、ヒドロクロロチアジド、トピラマートが検出された。
現在のところ、当該製品との因果関係が疑われる健康被害については不明。

■関連成分
エフェドラ (Ephedra)

エフェドラは「麻黄 (マオウ) 」と呼ばれ、有効成分としてエフェドリンを含む植物。エフェドリンによる有害事象として、めまいや頭痛、食欲減退、不安神経症、胃腸障害、不眠、高血圧などがあり、死に至る危険性もある。エフェドリンとカフェイン、その他の興奮剤を同時に摂取すると、めまい、震え、頭痛、不整脈、心臓発作、精神病、脳卒中などの有害事象が誘発される可能性がある。特に、心臓疾患や高血圧症、甲状腺疾患、糖尿病、不安神経症、緑内障、褐色細胞腫などの疾患がある人は、症状を悪化させる可能性がある。また、妊婦や授乳婦の使用は禁忌。
日本ではエフェドラは「専ら医薬品成分として使用される成分本質 (原材料) 」にあたり、食品として使用することは出来ないが、インターネットなどを利用した個人輸入では意図せず入手する可能性もあるため、注意が必要。

フルオキセチン (fluoxetine)
海外では医薬品としての承認があるが、国内では未承認。うつ病やうつ症状に用いられる。副作用としては悪心・嘔吐、下痢、食欲不振、頭痛、睡眠障害等が報告されている。

ヒドロクロロチアジド (hydrochlorothiazide)
利尿作用のある医薬品成分で、日本でも医薬品として承認されている。副作用としては食欲不振、悪心・嘔吐、腹部不快感、脱力感、低カリウム血症などが報告されている。

■関連情報
香港衛生署ウェブページ (2021年2月25日、英語) →「Public urged not to buy or consume unlabelled slimming products with controlled ingredients (with photo) 」
外国製健康食品の入手や個人輸入等についての注意事項等→「健康食品や医薬品、化粧品、医療機器等を海外から購入しようとされる方へ (厚生労働省作成2012年版) 」

その他の注意喚起情報→「被害関連情報」
健康食品に関する情報一覧→「最新ニュース」


<国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所>



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