健康食品等の素材情報データベース

注意!(1) データの無断転用,引用、商用目的の利用は厳禁.(2) 以下の情報は現時点(最終更新日時)で調査できた素材の科学論文情報です. 実際に販売されている商品に以下の素材が含まれているとしても,その安全性・有効性がここに紹介した情報と一致するわけではありません.(3) 詳細情報として試験管内・動物実験の情報も掲載してありますが,この情報をヒトに直接当てはめることはできません.有効性については,ヒトを対象とした研究情報が重要です.(4) 医療機関を受診している方は,健康食品を摂取する際に医師へ相談することが大切です.「健康食品」を利用してもし体調に異常を感じたときは、直ぐに摂取を中止して医療機関を受診し,最寄りの保健所にもご相談下さい.

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項 目

内 容

名称

テフ [英]Teff、Tef [学名]Eragrostis tef (Zuccagni) Trotter

概要

テフは北アフリカから東アフリカに自生するイネ科の植物。種子が、主にエチオピアで食用穀類として利用され、粉末を発酵させて作ったインジェラが主食とされている。種子の色により、ホワイト、レッド/ブラウン、ミックスに大別される。グルテンフリーの穀物として、小麦の代替食に用いられるが、グルテンをわずかに含むため、摂取量には注意が必要である。


●有効性
俗に、「ダイエット効果がある」「美肌効果がある」などと言われているが、情報の信頼性が高いとされる研究方法で検討した報告は見当たらない、もしくは現時点で十分ではない。


●安全性
通常の食品として摂取する場合、おそらく安全であるが、サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して、信頼できる十分な情報は見当たらない。



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法規・制度

■食薬区分
・果実:「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質 (原材料) 」に該当する。

成分の特性・品質

主な成分・性質

・フェノール類 (エピガロカテキン、ルチン、フェルラ酸、プロトカテク酸、ゲンチジン酸、シリンガ酸、クマル酸、ケイ皮酸など) を含む (PMID:31744166) (PMID:26396284)
・グルテン含量はEUおよび米国のグルテンフリー表示基準 (20 mg/kg未満) を満たす。 (101) 。

分析法

・市販テフ粉末中のビタミンB群をHPLCにより分析した報告がある (PMID:28552877)
・市販テフ粉末中のフェノール類をHPLCにより分析した報告がある (PMID:29193097)
・穀粒中のフェノール類をUPLCにより分析した報告がある (PMID:29783416)
・カロテノイド (βカロテン、βクリプトキサンチン、ルテイン、ゼアキサンチン) 、トコフェロール (α-、β-、γ-、δ-トコフェロール)、トコトリエノール (α-、β-、γ-、δ-トコフェロール) 、チアミン、リボフラビンをHPLCにより分析した報告がある (PMID:31212866)
・テフ粉末中のグルテンをELISA法により分析した報告がある (101) 。

有効性








循環器・
呼吸器


調べた文献の中に見当たらない。


消化系・肝臓

調べた文献の中に見当たらない。

糖尿病・
内分泌

調べた文献の中に見当たらない。

生殖・泌尿器

調べた文献の中に見当たらない。

脳・神経・
感覚器

調べた文献の中に見当たらない。

免疫・がん・
炎症

調べた文献の中に見当たらない。

骨・筋肉

調べた文献の中に見当たらない。

発育・成長

調べた文献の中に見当たらない。

肥満

調べた文献の中に見当たらない。

その他

調べた文献の中に見当たらない。





試験管内・
動物他での
評価

-



安全性

危険情報

<一般>
・通常の食品として摂取する場合、おそらく安全であるが、サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して、信頼できる十分な情報は見当たらない。
<妊婦・授乳婦>
・通常の食品として摂取する場合、おそらく安全であるが、サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して、信頼できる十分な情報は見当たらない。
<小児>
・通常の食品として摂取する場合、おそらく安全であるが、サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して、信頼できる十分な情報は見当たらない。
<被害事例:海外>
・職業的にテフ、ミルクシスルを取り扱う作業に従事し、ミルクシスルの接触および吸入、生の野菜・果物 (りんご、なし、プラム、ニンジン、セロリ) 摂取時のアレルギー症状発症経験のある29歳男性 (ポーランド) が、テフ含有パンを摂取したところ (摂取量不明) 、口腔の灼熱感および掻痒を発症した。また、テフフレークを摂取したところ (摂取量不明) 、5分後に口腔の灼熱感および掻痒、舌の腫れ、嚥下困難、不安感、頻脈を生じてプレドニゾロン、セチリジンの服用により改善した。プリックテストでテフに陽性を示した (PMID:32322285)

禁忌対象者

調べた文献の中に見当たらない。

医薬品等との
相互作用

調べた文献の中に見当たらない。

動物他での
毒性試験

調べた文献の中に見当たらない。

AHPAクラス分類
及び勧告

・参考文献中に記載なし (22) 。

総合評価

安全性

・通常の食品として摂取する場合、おそらく安全であるが、サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して、信頼できる十分な情報は見当たらない。

有効性

(注:下記の内容は、文献検索した有効性情報を抜粋したものであり、その内容を新たに評価したり保証したりしたものではありません。)
・情報の信頼性が高いとされる研究方法で検討した報告は見当たらない、もしくは現時点で十分ではない。

参考文献

(101) LWT. 2018;89:697-703.
(PMID:26396284) J Food Sci Technol. 2014;51(11):2881-95.
(PMID:28552877) J Nutr Sci Vitaminol (Tokyo). 2017;63(2):125-132.
(PMID:32322285) Allergy Asthma Clin Immunol. 2020;16:23.
(PMID:29193097) J Sci Food Agric. 2018;98(8):3014-21.
(PMID:29783416) Food Chem. 2018;263:265-274.
(PMID:31212866) Foods. 2019 Jun 12;8(6):208.

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