【注意喚起|海外】医薬品成分 (ヒドロクロロチアジドなど) を含む製品に注意喚起 (香港衛生署)

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■タイトル
香港衛生署が医薬品成分 (ヒドロクロロチアジドなど) を含む製品に注意喚起 (201106)


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■注意喚起および勧告内容
2020年10月30日、香港衛生署 (Department of Health) が医薬品成分 (ヒドロクロロチアジドなど) を含む製品 (製品名不明、右記写真:香港衛生署ウェブページより加工転載) に注意喚起。当該製品に関連するクレームが報告されている。香港衛生署は当該製品を使用しないように、また、使用して体調に不安を感じている場合は医療機関を受診するように勧告。

■解説
当該製品は、香港域内のインターネット販売者が海外から入手したと称し、痩身製品として販売していたもので、製品名の表示はない。市民からの通報を受け、ソーシャルメディアで販売されていた製品を分析したところ、5製品からヒドロクロロチアジド、プロプラノロール、フルオキセチンなどの医薬品成分が検出された。
現在のところ、当該製品との因果関係が疑われる健康被害については不明であるが、当該製品は、「MDクリニックダイエット」「ホスピタルダイエット」などと称されるタイ製のやせ薬と類似しており、これらの製品は日本でも多数の健康被害 (死亡事例も含む) が報告されている。重篤な健康被害を起こすおそれがあることから、個人輸入にあたって「数量に関わらず厚生労働省の確認を必要とするもの」に指定されており、厚生労働省は啓発資料を作成し、注意喚起を行っている。

■関連成分
ヒドロクロロチアジド (hydrochlorothiazide)

利尿作用のある医薬品成分で、日本でも医薬品として承認されている。副作用としては食欲不振、悪心・嘔吐、腹部不快感、脱力感、低カリウム血症などが報告されている。

プロプラノロール (propranolol)
国内では医薬品として承認されており、高血圧、狭心症、不整脈などに使用されるが、副作用としては徐脈、めまい、ふらつき、手足の冷えなどが知られている。

フルオキセチン (fluoxetine)
海外では医薬品としての承認があるが、国内では未承認。うつ病やうつ症状に用いられる。副作用としては悪心・嘔吐、下痢、食欲不振、頭痛、睡眠障害等が報告されている。

■関連情報
香港衛生署ウェブページ (2020年10月30日、英語) →「Public urged not to buy or consume unlabelled slimming products with controlled ingredients (with photos) 」
外国製健康食品の入手や個人輸入等についての注意事項等→「健康食品や医薬品、化粧品、医療機器等を海外から購入しようとされる方へ (厚生労働省作成2012年版) 」
厚生労働省ウェブページ
「「ホスピタルダイエット」などと称されるタイ製の向精神薬等を含有する無承認無許可医薬品による健康被害事例について」
「タイ製やせ薬の個人輸入への注意を呼び掛け〜都道府県等に注意喚起の徹底及び取締りの強化を依頼〜」
「「MDクリニックダイエット」、「ホスピタルダイエット」などと称されるタイ製のやせ薬に対する注意喚起」
「医薬品の個人輸入にご注意!!」
当サイト内、関連情報→「ダイエット目的で利用されるホスピタルダイエット等について」

その他の注意喚起情報→「被害関連情報」
健康食品に関する情報一覧→「最新ニュース」


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