健康食品等の素材情報データベース

注意!(1) データの無断転用,引用、商用目的の利用は厳禁.(2) 以下の情報は現時点(最終更新日時)で調査できた素材の科学論文情報です. 実際に販売されている商品に以下の素材が含まれているとしても,その安全性・有効性がここに紹介した情報と一致するわけではありません.(3) 詳細情報として試験管内・動物実験の情報も掲載してありますが,この情報をヒトに直接当てはめることはできません.有効性については,ヒトを対象とした研究情報が重要です.(4) 医療機関を受診している方は,健康食品を摂取する際に医師へ相談することが大切です.「健康食品」を利用してもし体調に異常を感じたときは、直ぐに摂取を中止して医療機関を受診し,最寄りの保健所にもご相談下さい.

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項 目

内 容

名称

インドナガコショウ、ヒハツ [英]Long pepper、jaborandi pepper、Indian long pepper [学名]Piper longum L.

概要

インドナガコショウは、フィリピンやベトナム、インドネシアなどに自生する常緑蔓性木本である。未熟な果穂を乾燥させ、香辛料として使用してきた。同属のジャワナガコショウ (Piper retrofractum Vahl.) をヒハツと呼ぶこともある。


●有効性
俗に、「がんによい」「高血圧を改善する」「冷え性によい」などと言われているが、情報の信頼性が高いとされる研究方法で検討した報告は見当たらない。


●安全性
通常の食事に含まれる量を摂取する場合、おそらく安全であるが、サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報は見当たらない。妊婦・授乳婦は、サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して、信頼できる十分な情報が見当たらないため、摂取を控えること。出血症患者、糖尿病患者は、注意が必要であるため、自己判断でのサプリメントの摂取を控えること。



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法規・制度

■食薬区分
・インドナガコショウ (ヒハツ) 果穂:「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質 (原材料) 」に該当する。

成分の特性・品質

主な成分・性質

・セスキテルペン (ジンギベレン) 、アルカロイド (ピペロラクタムA、C、D、ピペルノナリン、ピペリン、ブラキスタミドD) などを含む (102) 。

分析法

・インドナガコショウ抽出物をUHPSFC-MSで分析した報告がある (PMID:31260989)

有効性








循環器・
呼吸器


調べた文献の中に見当たらない。


消化系・肝臓

調べた文献の中に見当たらない。

糖尿病・
内分泌

調べた文献の中に見当たらない。

生殖・泌尿器

調べた文献の中に見当たらない。

脳・神経・
感覚器

調べた文献の中に見当たらない。

免疫・がん・
炎症

調べた文献の中に見当たらない。

骨・筋肉

調べた文献の中に見当たらない。

発育・成長

調べた文献の中に見当たらない。

肥満

調べた文献の中に見当たらない。

その他

調べた文献の中に見当たらない。





試験管内・
動物他での
評価





安全性

危険情報

<小児>
・信頼できる十分な情報が見当たらないため、サプリメントなど濃縮物の自己判断での摂取を控えること。

禁忌対象者

・妊娠中は、医療従事者監督下以外での使用禁止 (22) 。

医薬品等との
相互作用

動物他での
毒性試験

1.LD50 (半数致死量)
・インドナガコショウ抽出物を投与:マウス経口 87.4 g/kg (91) 。
・インドナガコショウ不けん化油を投与:マウス経口 492 mg/kg (91) 。
2.TDLo (最小中毒量)
・インドナガコショウ抽出物を投与:ラット経口 700 mg/kg (91) 。
・インドナガコショウベンゼン抽出物を投与:ラット経口 2.625 g/kg (91) 。
・インドナガコショウ乾燥果実メタノール抽出物を投与:マウス経口 (間欠的) 2 g/kg/5日、4 g/kg/10日 (91) 。

AHPAクラス分類
及び勧告

・果実:クラス2b (22) 。

総合評価

安全性

・通常の食事に含まれる量を摂取する場合、おそらく安全であるが、サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性については、信頼できる十分な情報は見当たらない。
・妊婦・授乳婦は、サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して、信頼できる十分な情報が見当たらないため、摂取を控えること。
・出血症患者、糖尿病患者は、注意が必要であるため、自己判断でのサプリメントの摂取を控えること。

有効性

(注:下記の内容は、文献検索した有効性情報を抜粋したものであり、その内容を新たに評価したり保証したりしたものではありません。)
・情報の信頼性が高いとされる研究方法で検討した報告は見当たらない。

参考文献

(22) メディカルハーブ安全性ハンドブック 第2版 東京堂出版 林真一郎ら 監訳
(91) Registry of Toxic Effects of Chemical Substances (RTECS).
(101) 学名でひく食薬区分リスト 薬事日報社 佐竹元吉 監修
(102) 健康・機能性食品の基原植物事典 中央法規
(PMID:31260989) Food Chem. 2019 Nov 15;298:125067.

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