特定保健用食品:商品詳細
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商 品 詳 細

商品イメージ

食品名

旨み豊かなしょうゆ

形態:しょうゆ加工品

内容量:小袋5 mL、小袋60袋入り

製造あるいは販売者

花王株式会社

住所:東京都中央区日本橋茅場町1-14-10

電話番号:03-3660-7111

許可された実際の表示

許可された年月

柑橘類生まれのポリフェノール (モノグルコシルヘスペリジン) を含むので、血圧が気になる方に適しています。通常のしょうゆに替えて、お使いいただくことをおすすめします。

平成26年12月25日 (許可番号:第1508号)

適切な利用法

普段ご使用のしょうゆに置き換えてお使いください。ご使用量の目安は1日約10 mL (小さじ2杯) です。

利用上の注意事項

多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではございません。本品は、10 mLあたり約1.0 gの食塩を含みます。
多量摂取しますと食塩摂取量が多くなりますので、ご注意ください。また、本品10 mLあたり約250 mgのカリウムを含みます。
高血圧症の治療を受けている方、カリウム制限のある方、腎機能が低下している方、妊帰、授乳婦の方は医師にご相談ください。

関与成分についての解説

【関与成分および作用機序】
【成分の特性】
関与成分はモノグルコシルヘスペリジン (mGHES) を主成分とするグルコシルヘスペリジン (GHES) を配合している。なお、このグルコシルヘスペリジンには糖転移反応の原料であるヘスペリジンを10〜20%程度含んでいる。

【作用・効果および機序】
動物及びヒト試験において、mGHESを継続摂取することにより、血圧低下が認められた。
動物実験において、mGHESは消化管で消化酵素や腸内細菌の働きによりヘスペレチンに加水分解され、大腸より吸収される。mGHESは、血管内皮でのNADPHオキシダーゼを阻害することで活性酸素の生成を抑制し、一酸化窒素 (NO) の不活性化が減弱され、その利用能が高まることが確認された。NOは、強力な血管平滑筋の弛緩作用や血管平滑筋の増殖抑制作用が報告されている。したがって、mGHESのNOを介した血管拡張作用により、血圧の低下が起こる作用機序であると推察された (PMID:18388414) (PMID:18329851) (PMID:12656219) (PMID:14718390) 。

出典:
(PMID:18388414) J Nutr Sci Vitaminol. 2008:54(1);95-98.
(PMID:18329851) Nutrition. 2008:24(5);470-476.
(PMID:12656219) J Nutr Sci Vitaminol. 2002:48(5);420-422.
(PMID:14718390) FASEB J. 2004:18(1);94-101.

【関与成分の分析方法】
関与成分mGHESの定性、定量試験法は高速液体クロマトグラフィー (HPLC) 法とした。迅速かつ汎用的な方法であり、試験検査機関における実施の容易さ、高い再現性が検証され、特定保健用食品の分析法として問題のないことを確認した (1) 。

出典:
(1) 社内報告書

【関与成分の構造式】
関与成分:
モノグルコシルヘスペリジン

安全性に関する評価

【ヒト試験】
研究1:
3倍量4週間の過剰摂取試験
降圧治療を受けていない正常高値血圧、I度高血圧の男女、33名を対象に、mGHESを30mL中に70 mg含むしょうゆ (本品3倍量、グルコシルヘスペリジン96 mg配合) 、またはmGHESを含まないしょうゆ (プラセボ) を、4週間継続摂取するランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間試験で、本品の過剰摂取時の安全性を検証した。プラセボ摂取群、本品摂取群の両群ともに有害事象が発生した被験者はいなかった。本品摂取群とプラセボ摂取群の間で、血清無機リン (摂取2週) 、白血球数 (事後観察期間終了時) に有意な差が認められたが、これらの項目の検査値は摂取前からは有意な変化をしておらず、各被験者の検査値の変動も臨床上問題となる変動は認められなかったことから、これらの群間差は臨床上意味のある差ではないと考えられた。以上のことから、本品は、その1日目安摂取量の3倍量を4週間継続して過剰摂取した場合でも、安全性に問題は認められなかった (1) 。

研究2:
本品12週間長期摂取試験
降圧治療を受けていない、正常高値血圧、I度高血圧の男女、112名を対象に、本品 (mGHES 17.9 mg含有) 、またはmGHESを含まないしょうゆ (プラセボ) を、通常使用しているしょうゆと置換えて、12週間継続摂取させ、ランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間試験で、本品12週間摂取の降圧効果と安全性を検証した。プラセボ摂取群、本品摂取群の両群ともに有害事象が発生した被験者はいなかった。また、その他の臨床検査 (血液、尿) に臨床上問題となる事象も、本品摂取群とプラセボ摂取群とも認められなかった。以上のことから、本品の12週間継続摂取では、安全性に問題は認められなかった (1) 。

出典:
(1) 社内報告書

【動物・その他の試験】
単回投与毒性試験、反復投与毒性試験、催奇形性試験、変異原性試験が実施されており、本品の1日当たりの摂取目安量に含まれる関与成分mGHESについて安全性が確認されている (1) 。

出典:
(1) 社内報告書

有効性に関する評価

【ヒト試験】
研究1:
用量依存性試験
降圧治療を受けていない、I度高血圧の男女、162名を対象とし、mGHESを含むしょうゆ (mGHES 17.2 mg/15 mL/日、37.5 mg/8.5 mL/日、71.3 mg/8.5 mL/日) と、mGHESを含まないしょうゆ (プラセボ、15 mL/日 or 8.5 mL/日) を、お吸い物として毎朝継続摂取させた2つのランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間試験のデータを解析して、降圧量に対するmGHESの用量−反応性を検証した。その結果、全てのmGHES群でSBPとDBPはともにプラセボに対して低下していた。なお、mGHES 17.2 mg群、37.5 mg群、71.3 mg群の各群の間の血圧変化量に差は認められなかった。本解析の結果より、mGHESの1日当たりの摂取量を17.2 mg以上とした (1) 。

研究2:
長期摂取有効性確認試験
降圧治療を受けていない、正常高値血圧、I度高血圧の男女、112名を対象とし、本品 (mGHES 17.9 mg/10 mL含有) と、mGHESを含まないしょうゆ (プラセボ) を、通常使用しているしょうゆと置換えて、12週間継続摂取 (10 mL/日) させるランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間試験で、降圧効果を検証した。その結果、12週間後の収縮期血圧および拡張期血圧は、本品群でプラセボ群に対して低下が認められた。正常高値血圧者、I度高血圧者の層別化解析でも、プラセボ群に対して本品群が低い血圧であった。本試験より、本品は正常高値血圧者とI度高血圧者の血圧を低下させることが確認できた (2010196295) 。

出典:
(1) 社内報告書
(2010196295) 薬理と治療. 2010:38(4);365-374.

【動物・その他の試験】
研究1:
単回経口投与による降圧作用、及び用量依存性の検証
高血圧自然発症ラット (SHR) を馴化後、10〜12匹×4群に分け、グルコシルヘスペリジンを投与する3群と対照群とした。グルコシルヘスペリジン投与群は、生理食塩水に溶かしたグルコシルヘスペリジンを、投与量がmGHESとして8、23、39 mg/kg・体重となるように調製し、経口投与した。対照群には、生理食塩水を経口投与した。
正常血圧ラット (WKY) は馴化後、10〜12匹×2群に分け、グルコシルヘスペリジン投与群と対照群とした。グルコシルヘスペリジン投与群は、生理食塩水に溶かしたグルコシルヘスペリジンを投与量がmGHESとして39 mg/kg・体重となるよう調製し、経口投与した。対照群には、生理食塩水を経口投与した。
その結果、SHRにおいて、グルコシルヘスペリジン投与群では、39 mg/kg投与で9、12時間後に、23 mg/kg投与で12時間後に収縮期血圧の低下が観察され、その効果は用量に依存した (PMID:18388414) 。

研究2:
継続経口投与による血圧上昇抑制作用の検証
高血圧自然発症ラット (SHR) および正常血圧ラット (WKY) をそれぞれ対照群とグルコシルヘスペリジン群に分け、対照群には通常食、グルコシルヘスペリジン群にはグルコシルヘスペリジンをmGHESとして39 mg/kg・体重/日となるように通常食に配合し、8週間摂取させた。血圧は週一回、Tail-cuff法により非観血的に測定した。その結果、SHRにおいて、グルコシルヘスペリジンの継続摂取により血圧の上昇が抑制された (PMID:18329851) 。

出典:
(PMID:18388414) J Nutr Sci Vitaminol. 2008:54(1);95-98.
(PMID:18329851) Nutrition. 2008:24(5);470-476.

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