消費者庁が基準値を超えるシアン化合物を含む製品の自主回収情報を掲載 (190924)

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■タイトル
消費者庁が基準値を超えるシアン化合物を含む製品の自主回収情報を掲載 (190924)

■注意喚起および勧告内容
2019年9月24日、消費者庁が基準値を超えるシアン化合物を含む製品「枇杷の種 粉末(詰め替え徳用)」の自主回収情報を掲載。

■解説
当該製品には基準値を超えるシアン化合物 (14 ppm) が含まれるため、賞味期限が2022年6月30日または2020年7月31日のものを対象に業者 (株式会社ティー・エス・アイ) による自主回収が実施されている。現在のところ、当該製品との因果関係が疑われる健康被害については報告されていない。

■関連成分
アミグダリン (amygdalin)

アミグダリンはアンズ、ウメ、モモ、スモモ、アーモンド (ハタンキョウ) 、ビワなどのバラ科サクラ属植物の未熟果実の種子にある仁 (じん) に多く、未熟な果実の果肉や葉、樹皮にも微量含まれている主要なシアン化物産生性配糖体である。咀嚼、消化の過程で有毒なシアン化物を産生する。アミグダリンは果実の成熟に従い消失し、また梅干しや梅酒、梅漬けなどの加工はアミグダリンの分解を促進すると言われているため、通常、これらの加工品に残存するアミグダリンの量は非常にわずかであると考えられる。
欧州食品安全機関 (EFSA) は、アプリコットカーネルおよび生のアプリコットカーネル関連製品のシアン化物産生性配糖体の急性参照用量 (ARfD:ヒトが24時間又はそれより短い時間経口摂取した場合に健康に悪影響を示さないと推定される体重当たりの摂取量) を20μg/kg体重と設定している。

■関連情報
消費者庁リコール情報サイト→「ティー・エス・アイ「枇杷の種 粉末(詰め替え徳用)」 - 返金/回収」
健康食品に関する注意喚起情報→当サイト「最新ニュース」
当サイト内の関連情報
「アミグダリン、レートリル、レトリル」 (素材情報データベース)
「アミグダリンについて」 (コラム・研究報告)

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