健康食品等の素材情報データベース

注意!(1) データの無断転用,引用、商用目的の利用は厳禁.(2) 以下の情報は現時点(最終更新日時)で調査できた素材の科学論文情報です. 実際に販売されている商品に以下の素材が含まれているとしても,その安全性・有効性がここに紹介した情報と一致するわけではありません.(3) 詳細情報として試験管内・動物実験の情報も掲載してありますが,この情報をヒトに直接当てはめることはできません.有効性については,ヒトを対象とした研究情報が重要です.(4) 医療機関を受診している方は,健康食品を摂取する際に医師へ相談することが大切です.「健康食品」を利用してもし体調に異常を感じたときは、直ぐに摂取を中止して医療機関を受診し,最寄りの保健所にもご相談下さい.

画面を閉じる

項 目

内 容

名称

コエンザイムQ10、ユビキノン [英]Ubiquinone (UQ) [学名]Ubiquinone

概要

コエンザイムQ10 (CoQ10) はユビキノンとよばれる脂溶性のビタミン様物質であり、体内コエンザイムQ10 (CoQ10) は、脂溶性のビタミン様物質であるコエンザイムQ (CoQ) の一種であり、酵素の働きを助ける補酵素として機能する。コエンザイムQ10の「10」は、構造中のイソプレンという化学構造の繰り返し数を表しており、生物の種類によって異なる。ヒトやウシではn=10である。コエンザイムQ10には、酸化型のユビキノンと還元型のユビキノールがあり、食品に含まれるのは、多くが酸化型で、イワシなどの青魚や肉類、ブロッコリー等に多く含まれる。摂取後、体内で還元型へと変換された後、各臓器へと運ばれて利用される。


●有効性
俗に、「疲労回復によい」「アンチエイジングによい」「心臓機能を保護する」「生活習慣病を予防する」「不妊対策によい」などと言われており、成人の片頭痛の予防に有効性が示唆されているが、身体能力の向上には、おそらく効果がない。その他の有効性については、情報の信頼性が高いとされる研究方法で検討した報告は見当たらない、もしくは現時点で十分ではない。


●安全性
摂取はおそらく安全であるが、授乳中の安全性については信頼できる十分な情報が見当通常の食品に含まれる量を適切に摂取する場合おそらく安全である。妊娠中に適切に摂取する場合、安全性が示唆されている。授乳中は、信頼できる十分な情報が見当たらないため自己判断での摂取を控えること。 CoQ10は医薬品としても利用されているが、食品として流通しているCoQ10製品は一般的に品質・規格が明確でないため、医薬品と同等の安全性・有効性が期待できるとは限らない。また、食品としての適切な摂取目安量を設定する科学的根拠は、現時点では不十分なため、厚生労働省からは医薬品として用いられる量 (1日30 mg) を超えないようにとの通知 (食安新発第0823001号) が出されている。



コラム (一般の方向け) :「コエンザイムQ10について」

▼他の素材はこちら



法規・制度

■食薬区分
「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質 (原材料) 」に該当する。

■日本薬局方
・ユビデカレノンとして収載されている。

成分の特性・品質

主な成分・性質

・分子式:C59H90O4、分子量:863.365、融点:49〜51℃、IUPAC名:2-[(2E,6E,10E,14E,18E,22E,26E,30E,34E)-3,7,11,15,19,23,27,31,35,39-Decamethyltetraconta-2,6,10,14,18,22,26,30,34,38-decaenyl]-5,6-dimethoxy-3-methylcyclohexa-2,5-diene-1,4-dione
・脂溶性で、水にほとんど溶けない。熱には安定であるが、光には敏感である (105) 。

分析法

・電気化学検出器を装着したHPLCにより分析した報告がある (101) 。

有効性








循環器・
呼吸器


<心臓>
一般情報
・米国心臓学会/米国心臓協会はコエンザイムQ10の治療目的での摂取について「心不全の治療法に対しては、さらに多くの科学的根拠が蓄積されるまで推奨できない」 (102) 、「慢性安定狭心症の治療に対しては、有益および有効ではない」(103) としている。
メタ分析
・2014年1月までを対象に1つのデータベースで検索できた無作為化比較試験8報について検討したメタ分析において、心臓バイパス手術患者におけるコエンザイムQ10の摂取は、強心薬の使用率 (6報) 、心室性不整脈の発症リスク (2報) の低下と関連が認められた。一方、入院期間 (2報) 、心房細動の発症リスク (3報) との関連は認められず、心係数 (体表面積で補正した心拍出量) (2報) の低下が認められた (PMID:25344142)
・2013年12月までを対象に7つのデータベースで検索できた無作為化比較試験6報について検討したメタ分析において、健康な成人またはスタチン (脂質異常症治療薬) を使用していない心血管疾患リスク保有者によるコエンザイムQ10の摂取は、拡張期血圧 (2報) 、血中脂質 (TC、HDL-C、TG (各1報)) に影響は認められず、収縮期血圧 (2報) との関連は、試験によるばらつきが大きく評価できなかった (PMID:25474484)
RCT:海外
・高齢者443名 (試験群221名、平均78.0±3.2歳、スウェーデン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験において、コエンザイムQ10 200 mg/日+セレン200μg/日を平均5.2年間摂取させたところ、心血管疾患死亡率の低下、NT-proBNP上昇抑制、心エコーでの心機能改善が認められた。一方、全死亡率に影響は認められなかった (PMID:22626835)
・高齢者211名 (試験群117名、平均77.5±9歳、スウェーデン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験において、コエンザイムQ10 200 mg/日+セレン200μg/日を48ヶ月間摂取させたところ、摂取前の血中NT-proBNP濃度 (心負荷の指標) が中程度の群において、NT-proBNP濃度の増加抑制が認められた (PMID:23895165)

<その他>
メタ分析
・2011年7月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ対照試験5報について検討したメタ分析において、コエンザイムQ10の摂取は、血管内皮機能 (FMD) の上昇と関連が認められたが、nitrate-mediated arterial dilatation (NMD) との関連は認められなかった (PMID:22088605)
RCT:海外
・メタボリックシンドロームの成人30名 (平均64±1歳、ニュージーランド) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ対照試験において、コエンザイムQ10を100 mg×2回/日、12週間摂取させて24時間自由行動下血圧を測定したところ、収縮期血圧、拡張期血圧、心拍に影響は認められなかった (PMID:22113168)
・血圧が高めの成人60名 (試験群30名、平均49.7±5.65歳、イラン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験において、コエンザイムQ10を100 mg/日、12週間摂取させたところ、炎症マーカー (血中高感度CRP、IL-2、IL-6、TNF-α) 、血中アディポネクチン濃度に影響は認められなかった (PMID:26780394)
・肥満症患者51名 (試験群26名、平均42.7±11.3歳、韓国) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験において、コエンザイムQ10を200 mg/日、12週間摂取させたところ、血中脂質や酸化・炎症マーカー (Lp(a) 、酸化LDL、CRP、白血球数) 、上腕・足首脈波速度、疲労度評価 (FSS) に影響は認められなかった (PMID:21370966)


消化系・肝臓

調べた文献の中に見当たらない。

糖尿病・
内分泌

調べた文献の中に見当たらない。

生殖・泌尿器

メタ分析
・2012年12月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ対照試験3報について検討したメタ分析において、不妊症の男性によるコエンザイムQ10の摂取は、精子の密度、運動性の増加と関連が認められた。一方、妊娠率との関連は認められなかった (PMID:23912751)
RCT:海外
・不妊症の男性228名 (試験群114名、平均31歳、イラン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験において、コエンザイムQ10を200 mg/日、26週間摂取させたところ、精子の密度、運動性、正常形態の割合が増加したが精子の数に影響は認められなかった (PMID:22704112)
・健康な成人252名 (試験群126名、平均52.7±6.1歳、イラン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験において、コエンザイムQ10を400 mg/日、12週間摂取させたところ、血中前立腺特異抗原濃度の減少が認められた。一方、性ホルモン (テストステロン、ジヒドロテストステロン、黄体形成ホルモン、性ホルモン結合グロブリン) 濃度に影響は認められなかった (PMID:23199523)

脳・神経・
感覚器

一般情報
・成人の片頭痛の予防に有効性が示唆されている (94) 。
RCT:海外
・偏頭痛のある子ども120名 (6〜17歳、アメリカ) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ対照試験において、コエンザイムQ10を100 mg/日、16週間摂取させたところ、頭痛の症状や頻度、期間に影響は認められなかった (PMID:21586650)

免疫・がん・
炎症

メタ分析
・2016年2月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ対照試験9報 (検索条件:年齢≧18歳、期間≧4週) について検討したメタ分析において、コエンザイムQ10サプリメントの摂取は、TNF-α濃度 (3報) の低下と関連が認められたが、IL-6 (4報) 、CRP (7報) との関連は認められなかった (PMID:28125601)
RCT:海外
・運動習慣のない男性14名 (平均19.8±0.9歳、トルコ) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ較試験において、コエンザイムQ10を100 mg/日、8週間摂取させたところ、血漿中のアディポネクチンおよび炎症マーカー (TNF-α、IL-6) に影響は認められなかった (PMID:20136458)

骨・筋肉

一般情報
・身体能力の向上に、おそらく効果がない (94) 。
RCT:海外
・座位時間の長い健康な若年男性21名 (平均22.5±0.4歳、試験群11名、トルコ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験において、コエンザイムQ10を200 mg/日、4週間摂取させ、運動負荷試験を行ったところ、筋損傷マーカー (クレアチンキナーゼ、ミオグロビン) および酸化関連マーカー (SOD、MDA) に影響は認められなかった (PMID:28229572)

発育・成長

調べた文献の中に見当たらない。

肥満

調べた文献の中に見当たらない。

その他

RCT:国内
【機能性表示食品】 健康な成人17名 (平均37.5±9.9歳、日本) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ対照試験において、コエンザイムQ10を50 mg×2回/日もしくは150 mg×2回/日、8日間摂取させたところ、150 mg×2回/日の摂取により、主観的な疲労度および運動負荷による疲労 (自転車エルゴメーターによる最大速度の低下) が軽減したが、主観的な回復度には影響は認められなかった。一方、50 mg×2回/日の摂取では影響は認められなかった (PMID:18272335)
【機能性表示食品】 運動部の男子大学生33名 (試験群16名、平均20.4±2.09歳、日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験において、コエンザイムQ10を100 mg×3回/日、2週間摂取させたところ、自転車エルゴメーターによる運動負荷後の心拍数の回復が促進された。一方、血圧、最大酸素摂取量、電気味覚計を応用した疲労度に影響は認められなかった (1993103337) 。
【機能性表示食品】 健康な成人15名 (20〜60歳、日本) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ対照試験において、コエンザイムQ10を180 mg/日、2週間摂取させたところ、自転車エルゴメーターによる運動負荷後および回復後の疲労感 (VAS) に影響は認められなかった (2008151663) 。
RCT:海外
・運動習慣のある成人男性23名 (試験群12名、平均28.2±8.8歳、スウェーデン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験において、コエンザイムQ10を90 mg/日、8週間摂取させたところ、運動負荷によるVO2max、血中乳酸閾値、心拍、血中ヒポキサンチン、尿酸、クレアチンキナーゼ濃度に影響は認められなかった (PMID:22079391)
・運動習慣のある成人15名 (平均42.7±10.4歳、アメリカ) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ対照試験において、コエンザイムQ10を300 mg/日、4週間摂取させたところ、身体能力 (トレッドミル、サイクルスプリントテスト) や酸化関連マーカー (MDA、過酸化水素) 、血中乳酸値に影響は認められなかった (PMID:22966414)
・健康な成人17名 (平均37.5±9.9歳、日本) を対象としたランダム化二重盲検クロスオーバー試験において、コエンザイムQ10を100 mg/日もしくは300 mg/日、8日間摂取させたところ、300 mg/日の摂取により、運動負荷による疲労感 (VAS) 、疲労 (自転車エルゴメーターによる最大速度の低下) が軽減した (PMID:18272335)
【機能性表示食品】 健康で座位活動が多い男性15名 (平均19.9±0.9歳、トルコ) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ対照試験において、朝食後にコエンザイムQ10を100 mg/日、8週間摂取させたところ、プラセボ (ブドウ糖) と比較して、30秒間×5回のウィンゲートテスト (全力自転車運動) の最高パワー、平均パワー、疲労指数に影響は認められなかった (PMID:19644406)





試験管内・
動物他での
評価

-

安全性

危険情報

<一般>
・通常の食品に含まれる量を適切に摂取する場合、おそらく安全である (94) 。
・摂取により稀に、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、胸焼けなどの胃腸症状、皮膚の痒み、尿路感染、神経関連症状 (頭痛、不眠、認知機能低下、急な転倒、倦怠感など) 、うつ症状の悪化、耐糖能の低下を生じる可能性がある (94) 。
・ベニコウジに含まれるHMG-CoA (ヒドロキシメチルグルタリルCoA) 還元酵素阻害作用を持つ成分 (スタチン) は、コエンザイムQ10の前駆体であるメバロン酸の合成を阻害するため、コエンザイムQ10の体内合成量を減少させる可能性がある (94) 。
<妊婦・授乳婦>
・妊娠中に適切に摂取する場合、安全性が示唆されている (94) 。
・授乳中は、信頼できる十分な情報が見当たらないため、自己判断での摂取を控えること (94) 。
<小児>
・適切に摂取する場合、安全性が示唆されている (94) 。
<病者>
・HMG-CoA還元酵素阻害薬 (スタチン) 、アントラサイクリン類 (抗がん剤) 、糖尿病治療薬、高血圧治療薬、βブロッカー、サイアザイド系利尿薬、三還系抗うつ薬を服用中の患者では、これら薬剤がコエンザイムQ10の体内合成量を減少させる可能性がある (94) 。

<被害事例:国内>
・61歳女性 (日本) がコエンザイムQ10とシソ葉抽出物を含むサプリメントを2ヶ月間摂取したところ、薬剤性肺炎を発症した (PMID:17087347)
・頭痛のためロキソプロフェンを10年間服用中の52歳女性 (日本) が、コエンザイムQ10サプリメントを3ヶ月間摂取していたところ (摂取量不明) 、頻繁な発汗を経験するようになり、夜間の大量の発汗、脱力感、意識低下により救急搬送され、極度の低血糖と昏睡状態のため入院したところ、インスリン、インスリン抗体、C-ペプチド高値が認められた。コエンザイムQ10の摂取中止と加療により回復したため、コエンザイムQ10が原因と疑われるインスリン自己免疫症候群と診断された (PMID:31191778)

禁忌対象者

調べた文献の中に見当たらない。

医薬品等との
相互作用

<ヒト症例>
・ワルファリン (抗凝固薬:CYP1A2、CYP2C9、CYP3A4基質) 服用中の血栓塞栓症患者3名 (68〜72歳、日本) がコエンザイムQ10を30 mg/日 (1名は摂取量不明) 摂取したところ、2週間後 (1名は摂取期間不明) にワルファリンの効果が激弱し、血液凝固マーカー (PT-INR) が低下した (2005063172) 。
<ヒト試験>
・健康な成人18名 (日本) を対象に6日前からケノデオキシコール酸400 mg/日又はフロプロピオン (鎮痙薬) 480 mg/日を投与し、実験当日に食事 (食パン75 g、バター10 g、牛乳200 mL) を摂取させ、30分後にコエンザイムQ10 100 mgを摂取させたところ、ケノデオキシコール酸の投与により血中コエンザイムQ10濃度が増加したが、フロプロピオンの投与では差が認められなかった (1989048637) 。
<動物・試験管内>
・in vitro試験 (Caco-2細胞) において、コエンザイムQ10は、P糖タンパク質活性を阻害した (PMID:18656939)
<理論的に考えられる相互作用>
・アルキル化薬との併用は、コエンザイムQ10の抗酸化作用が化学療法剤としての作用を減弱させる可能性がある (94) 。
・高血圧治療薬、血圧低下作用のあるハーブやサプリメントとの併用は、相加的に血圧低下作用を増強する可能性がある (94) 。
・ワルファリン (抗凝固薬:CYP1A2、CYP2C9、CYP3A4基質) との併用は、コエンザイムQ10のビタミンK様の作用により、ワルファリンの効果を減弱させる可能性がある (94) 。
・アラビアガムとの併用は、コエンザイムQ10の吸収を促進し有害事象を起こす可能性がある (94) 。
・βカロテンとの併用は、βカロテンの血中濃度を高め、βカロテンによる有害事象を起こす可能性がある (94) 。
・n-3系不飽和脂肪酸との併用は、コエンザイムQ10の血中濃度を低下させコエンザイムQ10の作用を減弱させる可能性がある (94) 。

動物他での
毒性試験

・ddN系雄性マウスにコエンザイムQ10を40 mg/kg/日で4日間腹腔内投与し、最終投与30分後にジアゼパム (抗不安薬:CYP2C19、CYP3A4基質) を経口投与し、pentetrazol 100 mg/kgを皮下注射したところ、ジアゼパムの抗痙攣作用、強調運動抑制作用、筋弛緩作用を1.8〜2.7倍に増強させた (1983020121) 。
1. LD (致死量)
・ラット経口>4 g/kg、マウス経口>4 g/kg (91) 。
2. TDL50 (半数致死量)
・マウス経口>20 g/kg (91) 。
3. TDLo (最小中毒量)
・ヒト経口0.714 mg/kg、マウス経口 10 mg/kg (91) 。
・ラット経口 (継続的) 1.4 g/kg/5週間 (呼吸器、消化器) 、4.2 g/kg/21日 (肝臓) (91) 。
・ラット経口 (間欠的) 1.5 g/kg/30日間 (行動、血液組成、体重減少) 、1.05 g/kg/21日間 (行動) 、0.6 g/kg/2週間 (血液組成) 、52.5 g/kg/5週間 (体重減少) 、45 g/kg/90日間 (血液組成、内分泌) 、135 g/kg/90日間 (代謝、内分泌) 、21 g/kg/1週間 (行動) 、270 g/kg/90日間 (代謝) (91) 。
・マウス経口 (間欠的) 90 mg/kg/3週間 (肝臓) (91) 。
・雌性ラット経口 (受胎後9〜15日) 42 mg/kg (胎児毒性、催奇形性)、4,200 mg/kg (生殖毒性、胎児毒性、催奇形性) (91) 。
・雌性マウス経口 (受胎後7〜13日) 42 mg/kg (催奇形性)、4,200 mg/kg (生殖毒性、胎児毒性)、420 mg/kg (胎児毒性) (91) 。

AHPAクラス分類
及び勧告

-

総合評価

安全性

・通常の食品に含まれる量を適切に摂取する場合、おそらく安全である。
・摂取により稀に、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、胸焼けなどの胃腸症状、皮膚の痒み、尿路感染、神経関連症状などを生じる可能性がある。
・妊娠中に適切に摂取する場合、安全性が示唆されている。
・授乳中は、安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらないため自己判断での摂取を控えること。

有効性

(注:下記の内容は、文献検索した有効性情報を抜粋したものであり、その内容を新たに評価したり保証したりしたものではありません。)
・身体能力の向上に対し、おそらく効果がない。その他、人での有効性においては信頼性が高いとされる研究方法で検討した報告は見当たらない、もしくは十分ではない。

参考文献

(16) 生化学辞典 第3版 東京化学同人
(101) Melanie Johns Cupp, Timothy S.Tracy、Dietary Supplements Toxicology and Clinicαrmacology、pp.80-81、Humana press
(PMID:7752851) Mol Aspects Med. 1994; 15 Suppl: S265-72,
(PMID:12428181) Eur J Clin Nutr. 2002; 56(11): 1137-42,
(PMID:7968059) Lancet. 1994 Nov 12;344(8933):1372-3,
(PMID:10902065) Am J Health Syst Pharm. 2000 Jul 1; 57(13): 1221-7,
(30) 「医薬品の範囲に関する基準」(別添2、別添3、一部改正について)
(PMID:10416046) Biofactors. 1999;9(2-4):315-8.
(PMID:12374491) Arch Neurol. 2002 Oct;59(10):1541-50.
(PMID:11502903) Neurology. 2001 Aug 14;57(3):397-404.
(PMID:15514384) J Clin Oncol. 2004 Nov 1;22(21):4418-24. Review.
(PMID:9825179) Cardiovasc Drugs Ther. 1998 Sep;12(4):347-53.
(PMID:16127807) FDA Consum. 2005 May-Jun;39(3):2.
(PMID:16003294) Clin Pharmacol Ther. 2005 Jul;78(1):60-8.
(PMID:5942122) Scand J Clin Lab Invest Suppl. 1966;87:1-19.
(PMID:8254097) J Clin Pathol. 1993 Nov;46(11):1055-7.
(PMID:7752830) Mol Aspects Med. 1994;15 Suppl:s187-93.
(PMID:15705235) Br J Nutr. 2005 Jan;93(1):131-5.
(PMID:17087347) 日本呼吸器学会雑誌. 2006 Oct;44(10):766-70.
(2005063172) 医薬ジャーナル.2004; 40(9):134-7
(1989048637) 薬剤学.1988; 48(2):132-8
(1983020121) J Ja Hosp Pharm Assoc. 1981; 17(11):687-90
(103) 米国心臓学会/米国心臓協会 慢性安定狭心症治療ガイドライン2002
(104) 厚生労働省報道発表資料 平成17年3月4日
(PMID:18272335) Nutrition. 2008 Apr;24(4):293-299.
(PMID:21586650) Cephalalgia. 2011 Jun;31(8):897-905.
(PMID:20136458) J Med Food. 2010 Feb;13(1):216-8.
(PMID:21370966) J Med Food. 2011 Apr;14(4):386-90.
(PMID:22088605) Atherosclerosis. 2012 Apr;221(2):311-6.
(PMID:22113168) Am J Hypertens. 2012 Feb;25(2):261-70.
(PMID:22079391) Nutrition. 2012 Apr;28(4):403-17.
(PMID:22966414) Oxid Med Cell Longev. 2012;2012:465020.
(PMID:23199523) Br J Nutr. 2013 Jul;110(1):164-71.
(PMID:22595020) J Diabetes Complications. 2012 Jul-Aug;26(4):352-8.
(PMID:22704112) J Urol. 2012 Aug;188(2):526-31.
(PMID:23912751) J Assist Reprod Genet. 2013 Sep;30(9):1147-56.
(PMID:22626835) Int J Cardiol. 2013 Sep 1;167(5):1860-6.
(PMID:25344142) Interact Cardiovasc Thorac Surg. 2015 Feb;20(2):254-9.
(94) Natural Medicines
(PMID:25474484) Cochrane Database Syst Rev. 2014;12:CD010405. )
(PMID:26780394) Int J Vitam Nutr Res. 2015;85(3-4):156-64
(PMID:23895165) Scand Cardiovasc J. 2013 Oct;47(5):281-8.
(PMID:28125601) PLoS One. 2017 Jan 26;12(1):e0170172.
(PMID:28229572) J Sports Med Phys Fitness. 2018 Jun;58(6):889-894.
(PMID:30106880) J Clin Psychopharmacol. 2018 Oct;38(5):460-466.
(PMID:18656939) J. Agric. Food. Chem. 2008;56(16): 6923-7.
(105) 化学辞典 第2版 森北出版
(1993103337) 獨協医学会雑誌. 1990;5(2):99-206.
(2008151663) 薬理と治療. 2008;6(2):41-52.
(PMID:19644406) J Strength Cond Res. 2010;24(1):97-102.
(PMID:31191778) J Rural Med. 2019 May;14(1):132-137.

© National Institutes of Biomedical Innovation, Health and Nutrition. All Rights Reserved.