米国FDAがサルモネラ菌混入のおそれがあるkratom製品の自主回収情報を公表 (180410)

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■タイトル
米国FDAがサルモネラ菌混入のおそれがあるkratom製品の自主回収情報を公表 (180410)

■注意喚起および勧告内容
2018年4月5日、米国FDA (U.S. Food and Drug Administration) がサルモネラ菌混入のおそれがあるkratom製品 (下記の一覧参照:米国FDAウェブページより加工転載) の自主回収情報を公表。

製品名 (形状)ロット No.写真
Maeng Da Red (粉末)MRMD012618
Maeng Da Red (カプセル)MRMD013018
MRMD013118
MRMD020118
MRMD020518
MRMD022318
MRMD022718
MRMD030118
MRMD030218
MRMD030618
-
Maeng Da Red XS (カプセル)KRXS020718
KRXS030618
KRXS102417
KRXS110617
KRXS120117
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■解説
当該製品は店舗や通信販売を介して流通していたが、オクラホマ州農務省による検査で「Maeng Da Red」の30 gおよび90 g粉末製品からサルモネラ菌が検出された。これを受けて、業者 (Club 13) が上記ロットを対象に自主回収を実施している。現在のところ、当該製品との因果関係が疑われる健康被害については報告されていないが、米国でkratom製品との関連が疑われるサルモネラ感染症が多数報告されている (詳細はこちら→12) 。
なお、kratom (クラトン、別名:アヘンボク、学名:Mitragyna speciosa) は使用によって痙攣発作、肝障害など様々な健康障害を生じる可能性や中毒性が指摘されており、米国FDAはいかなるkratom製品も使用しないようhttps://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail3614.html注意喚起を公表している。日本ではkratom (省令名:ミトラガイナ スペシオーサ) およびこれに含まれる2物質 (7-Hydroxymitragynine 、Mitragynine) が指定薬物とされている (詳しくはこちら) 。

■関連成分
サルモネラ菌 (Salmonella)

グラム陰性の通性嫌気性桿菌で、腸内細菌科に含まれる細菌の一属 (1) 。幼児、または虚弱体質や高齢者においては重度または致命的な感染症を引き起こす可能性がある。また、健康な人においても、発熱、下痢、 吐き気、嘔吐、腹痛などの症状を引き起こし、まれに感染性動脈瘤、心内膜炎、関節炎のような重篤な症状を引き起こす可能性があるため、注意が必要。

■関連情報
米国FDAウェブページ (2018年4月5日、英語) →「Club 13 Recalls Kratom Maeng Da Red Powder and Capsules Because of Possible Health Risk」
外国製健康食品の入手や個人輸入等についての注意事項等→「健康食品や医薬品、化粧品、医療機器等を海外から購入しようとされる方へ (厚生労働省作成2012年版) 」
健康食品に関する注意喚起情報→当サイト「最新ニュース」
当サイト内でのkratom関連情報→こちら
当サイトに掲載済みの当該製品関連情報
「米国FDAがkratom (クラトン) 製品との関連が疑われるサルモネラ感染症の事例を公表 (180222)」
「米国FDAがkratom (クラトン) 製品との関連が疑われるサルモネラ感染症の事例を公表 (続報) (180320)」



参考文献

(1) 生化学辞典 第4版 東京化学同人

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