健康食品等の素材情報データベース

注意!(1) データの無断転用,引用、商用目的の利用は厳禁.(2) 以下の情報は現時点(最終更新日時)で調査できた素材の科学論文情報です. 実際に販売されている商品に以下の素材が含まれているとしても,その安全性・有効性がここに紹介した情報と一致するわけではありません.(3) 詳細情報として試験管内・動物実験の情報も掲載してありますが,この情報をヒトに直接当てはめることはできません.有効性については,ヒトを対象とした研究情報が重要です.(4) 医療機関を受診している方は,健康食品を摂取する際に医師へ相談することが大切です.「健康食品」を利用してもし体調に異常を感じたときは、直ぐに摂取を中止して医療機関を受診し,最寄りの保健所にもご相談下さい.

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項 目

内 容

名称

プロテオグリカン [英]Proteoglycan [学名]-

概要

プロテオグリカンは、グルコサミノグリカン (ムコ多糖) とタンパク質が共有結合した化合物の総称で、かつてはムコ多糖タンパク質とも呼ばれた。グルコサミノグリカンのひとつであるコンドロイチン硫酸も生体内ではプロテオグリカンとして存在する。動物の軟骨や皮膚、腱などに存在し、弾性に富んだ結合組織でコラーゲン、エラスチンなどとともに細胞外マトリックスを形成している。また植物にも、プロテオグリカンとしてアラビノガラクタン-タンパク質 (AGP) が存在する。


●有効性
俗に、「美肌効果がある」「変形性関節症の症状を緩和する」などと言われているが、人に対しては信頼できる十分な情報は見当たらない。


●安全性
サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報は見当たらない。



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法規・制度

■食薬区分
「専ら医薬品として使用される成分本質 (原材料) 」にも「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質 (原材料) 」にも該当しない。

成分の特性・品質

主な成分・性質

・糖鎖を構成するグルコサミノグリカンが特異的な繰り返し構造を持ち、糖含量が多いことから、他の糖タンパク質と区別されている (31) 。
・グルコサミノグリカンには、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、ヘパラン硫酸、ケタラン硫酸などがあるが、生体内ではプロテオグリカンとして存在している (101) 。

分析法

・サケ由来プロテオグリカンをDEAE Sephacelイオン交換クロマトグラフィーとSepharose CL-4Bゲルろ過クロマトグラフィーにより分析した報告がある (103) 。

有効性








循環器・
呼吸器


調べた文献の中に見当らない。


消化系・肝臓

調べた文献の中に見当らない。

糖尿病・
内分泌

調べた文献の中に見当らない。

生殖・泌尿器

調べた文献の中に見当らない。

脳・神経・
感覚器

調べた文献の中に見当らない。

免疫・がん・
炎症

調べた文献の中に見当らない。

骨・筋肉

RCT
・膝関節に不快感のある成人31名 (試験群15名、平均55.0±7.6歳、日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験において、サケ由来プロテオグリカン10 mg以上を12週間摂取させたところ、両脚の膝の伸展と痛みの自己評価 (VAS) の3項目中1項目 (階段の上り下り時) の改善、J-KOOS総スコアの低下が認められた。一方、安静時および歩行時の痛み、膝の屈曲、に影響は認められなかった。 (2016362791) 。

発育・成長

調べた文献の中に見当らない。

肥満

調べた文献の中に見当らない。

その他

RCT
・健康な成人19名 (試験群10名、平均39.1歳、日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験において、サケ由来プロテオグリカン5 mgを2週間摂取させたところ、肌の弾性試験6項目中2項目 (粘弾性、たるみの回復) 、シワの数減少、シミの減少が認められた。一方、毛穴の状態、肌の水分量に影響は認められなかった (102) 。





試験管内・
動物他での
評価

調べた文献の中に見当らない。



安全性

危険情報

<一般>
・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。
<妊婦・授乳婦>
・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。
<小児>
・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。

禁忌対象者

調べた文献の中に見当らない。

医薬品等との
相互作用

調べた文献の中に見当らない。

動物他での
毒性試験

1.TDLo (最小中毒量)
・メシマコブ子実体由来プロテオグリカンを投与 (間欠的) :マウス経口1.8 g/kg/9日 (91) 。
・サメナンコツ由来プロテオグリカンを投与 (連続的) :ハムスター経口24 g/kg/50日 (91) 。

AHPAクラス分類
及び勧告

-

総合評価

安全性

・サプリメント等の濃縮物を摂取する際の安全性に関して信頼できる情報が見当たらない。

有効性

(注:下記の内容は、文献検索した有効性情報を抜粋したものであり、その内容を新たに評価したり保証したりしたものではありません。)
・信頼できる十分な情報が見当たらない。

参考文献

(31) 生化学辞典
(91) Registry of Toxic Effects of Chemical Substances (RTECS)
(101) 生物学辞典
(2016362791) 診療と新薬 2016 53(3) 228-36
(102) Immun Endoc&Metab Agents in Med Chem 2015 15(2) 160-7
(103) Nippon Shokuhin Kagaku Kogaku Kaishi 2013 Vol. 60, No. 5, 237-241

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