健康食品等の素材情報データベース

注意!(1) データの無断転用,引用、商用目的の利用は厳禁.(2) 以下の情報は現時点(最終更新日時)で調査できた素材の科学論文情報です. 実際に販売されている商品に以下の素材が含まれているとしても,その安全性・有効性がここに紹介した情報と一致するわけではありません.(3) 詳細情報として試験管内・動物実験の情報も掲載してありますが,この情報をヒトに直接当てはめることはできません.有効性については,ヒトを対象とした研究情報が重要です.(4) 医療機関を受診している方は,健康食品を摂取する際に医師へ相談することが大切です.「健康食品」を利用してもし体調に異常を感じたときは、直ぐに摂取を中止して医療機関を受診し,最寄りの保健所にもご相談下さい.

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項 目

内 容

名称

カフェー酸、コーヒー酸、カフェ酸、カフェイン酸 [英]Caffeic acid [学名]-

概要

カフェー酸は、ケイ皮酸にふたつの水酸基が結合したポリフェノール類のひとつで、コーヒー、ココア、りんご、サツマイモ等に含まれることで知られている。多くの植物では、配糖体、エステル、遊離体とさまざまな形で存在し、フェニルアラニンもしくはチロシンからつくられる。植物の代謝過程に関与し、リグニンの生合成に関わる。


●有効性
俗に、「リラックス効果がある」「アレルギーによい」「動脈硬化を予防する」「がんを予防する」などと言われているが、ヒトにおいては信頼できる十分な情報が見当たらない。


●安全性
サプリメントなどの濃縮物として摂取した場合の安全性について信頼できる十分な情報は見当たらないため、妊婦、授乳婦、小児は摂取を避ける。



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法規・制度

■食薬区分
「専ら医薬品として使用される成分本質 (原材料) 」にも「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質 (原材料) 」にも該当しない。

成分の特性・品質

主な成分・性質

・分子式:C9H8O4、分子量:180.16 。
・別名:3,4-Dihydroxycinnamic Acid
・植物中では、ポリフェノール類の一成分として配糖体、エステル、遊離体として存在している (101) 。
・キナ酸とエステル結合したものが、クロロゲン酸 (5-O-caffeoylquinic acid)である (101) 。

分析法

・80%エタノールで抽出したカフェー酸をHPLCで分析した報告がある (101) 。

有効性








循環器・
呼吸器


調べた文献の中には見当たらない。


消化系・肝臓

調べた文献の中には見当たらない。

糖尿病・
内分泌

調べた文献の中には見当たらない。

生殖・泌尿器

調べた文献の中には見当たらない。

脳・神経・
感覚器

調べた文献の中には見当たらない。

免疫・がん・
炎症

調べた文献の中には見当たらない。

骨・筋肉

調べた文献の中には見当たらない。

発育・成長

調べた文献の中には見当たらない。

肥満

調べた文献の中には見当たらない。

その他

調べた文献の中には見当たらない。





試験管内・
動物他での
評価

調べた文献の中には見当たらない。



安全性

危険情報

<一般>
・サプリメントなどの濃縮物として摂取した場合の安全性に関する十分な情報は見当たらない (94) 。
・多量のカフェー酸の摂取は、寝つきが悪くなる可能性がある (94) 。
<妊婦・授乳婦>
・妊娠中、授乳中の安全性について信頼できる情報がないため、使用を避ける (94) 。

禁忌対象者

調べた文献の中には見当たらない。

医薬品等との
相互作用

<動物・試験管内>
・in vitro試験 (ブタ肝ミクロソーム) において、カフェー酸はCYP1A、CYP2A、CYP3A、CYP2E1活性に影響を与えなかった (PMID:25685784)
・in vitro試験 (ヒト肝ミソクローム) において、カフェー酸誘導体 (カフェー酸エチル、カフェー酸オクチル、カフェー酸フェニルメチル、カフェー酸フェニルエチル) はCYP1A2活性を阻害した (PMID:21222608)
<理論的に考えられる相互作用>
・レボドパ (パーキンソン病治療薬) との併用は、3-O-メチルドパへの変換を減弱させる可能性がある (94) 。
・有機アニオン輸送体1 (OAT1) と3 (OAT3) を阻害するため、体内の薬物レベルを上昇させる可能性がある (94) 。

動物他での
毒性試験

1.TDLo (最小中毒量)
・カフェー酸を投与:ラット経口200 mg/kg (91) 。
・カフェー酸を投与 (連続) :ラット経口7 mg/kg/2週 (91) 。
・カフェー酸を投与 (間欠) :ラット経口540 mg/kg/45日、6.6 mg/kg/5日、300 mg/kg/30日 (91) 。

AHPAクラス分類
及び勧告

-

総合評価

安全性

・安全性に関する信頼できる情報が見当たらないため、妊婦、授乳婦、小児の使用は避ける。

有効性

(注:下記の内容は、文献検索した有効性情報を抜粋したものであり、その内容を新たに評価したり保証したりしたものではありません。)
・調べた文献の中には見当たらない。

参考文献

(91) Registry of Toxic Effects of Chemical Substances (RTECS)
(94) Natural Medicines
(101) 食品機能性の科学
(PMID:25685784) Biomed Res Int. 2015;2015:387918
(PMID:21222608) Med Chem. 2011 Mar;7(2):99-105.

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