消費者庁がシアン化合物を含む製品の自主回収情報を掲載 (171021)

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消費者庁がシアン化合物を含む製品の自主回収情報を掲載 (171021)

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■注意喚起および勧告内容
2017年10月19日、消費者庁がシアン化合物を含む製品「びわの種 粉末スティック 4g (24本入り、100本入り) 」 (右記写真:消費者庁リコール情報サイトより加工転載) の自主回収情報を掲載。

■解説
東京都が実施した買上調査において、当該製品からシアン化合物 (総シアンをシアン化水素として980μg/g) が検出され、食品衛生法違反と判断された。当該製品の製造施設を管轄する奈良市保健所からの指導を受け、業者 (株式会社 自然健康社) が賞味期限2018年1月1日〜9月30日の製品を対象に、自主回収を行っている。現在のところ、当該製品との因果関係が疑われる健康被害については報告されていない。

■関連成分
アミグダリン (amygdalin)

アミグダリンはアンズ、ウメ、モモ、スモモ、アーモンド (ハタンキョウ) 、ビワなどのバラ科サクラ属植物の未熟果実の種子にある仁 (じん) に多く、未熟な果実の果肉や葉、樹皮にも微量含まれている主要なシアン化物産生性配糖体である。咀嚼、消化の過程で有毒なシアン化物を産生する。アミグダリンは果実の成熟に従い消失し、また梅干しや梅酒、梅漬けなどの加工はアミグダリンの分解を促進すると言われているため、通常、これらの加工品に残存するアミグダリンの量は非常にわずかであると考えられる。
欧州食品安全機関 (EFSA) は、アプリコットカーネルおよび生のアプリコットカーネル関連製品のシアン化物産生性配糖体の急性参照用量 (ARfD:ヒトが24時間又はそれより短い時間経口摂取した場合に健康に悪影響を示さないと推定される体重当たりの摂取量) を20μg/kg体重と設定している。

■関連情報
消費者庁リコール情報サイト→「自然健康社「びわの種 粉末スティック(4g×24本、4g×100本)」 - 返金/回収」
健康食品に関する注意喚起情報→当サイト「最新ニュース」
当サイト内の関連情報
「アミグダリン、レートリル、レトリル」 (素材情報データベース)
「アミグダリンについて」 (話題の食品成分の科学情報)



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