健康食品等の素材情報データベース

注意!(1) データの無断転用,引用、商用目的の利用は厳禁.(2) 以下の情報は現時点(最終更新日時)で調査できた素材の科学論文情報です. 実際に販売されている商品に以下の素材が含まれているとしても,その安全性・有効性がここに紹介した情報と一致するわけではありません.(3) 詳細情報として試験管内・動物実験の情報も掲載してありますが,この情報をヒトに直接当てはめることはできません.有効性については,ヒトを対象とした研究情報が重要です.(4) 医療機関を受診している方は,健康食品を摂取する際に医師へ相談することが大切です.「健康食品」を利用してもし体調に異常を感じたときは、直ぐに摂取を中止して医療機関を受診し,最寄りの保健所にもご相談下さい.

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名称

スフィンゴミエリン [英]Sphingomyelin [学名]-

概要

スフィンゴミエリンは、卵や畜肉、乳に多く存在するリン脂質のひとつであり、セラミドの第一級アルコール性ヒドロキシ基とホスホコリンがジエステル結合した構造をしている。生体内では、ゴルジ体でセラミドがホスファチジルコリンと反応する際にジアシルグリセロールと共に生成される。細胞膜や神経組織のミエリン鞘、皮膚の表皮などに広く分布しており、哺乳動物細胞の総リン脂質の5〜10%を占める。


●有効性
俗に、「アトピー性皮膚炎を改善する」「皮膚の保湿機能が改善する」「がんを抑制する」「脂質代謝を改善する」などと言われているが、人においては信頼できる十分な情報が見当たらない。


●安全性
食事から適切に摂取する場合はおそらく安全であるが、サプリメントなどの濃縮物として摂取する場合の安全性に関しては信頼できる十分な情報が見当たらない。



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