健康食品等の素材情報データベース

注意!(1) データの無断転用,引用、商用目的の利用は厳禁.(2) 以下の情報は現時点(最終更新日時)で調査できた素材の科学論文情報です. 実際に販売されている商品に以下の素材が含まれているとしても,その安全性・有効性がここに紹介した情報と一致するわけではありません.(3) 詳細情報として試験管内・動物実験の情報も掲載してありますが,この情報をヒトに直接当てはめることはできません.有効性については,ヒトを対象とした研究情報が重要です.(4) 医療機関を受診している方は,健康食品を摂取する際に医師へ相談することが大切です.「健康食品」を利用してもし体調に異常を感じたときは、直ぐに摂取を中止して医療機関を受診し,最寄りの保健所にもご相談下さい.

画面を閉じる

 

 

名称

カカオ [英]Cacao [学名]Theobroma cacao

概要

カカオは南アメリカ原産のアオイ科の常緑性小高木。高さ6〜8 m程度に生長する。種子を発酵させたものを原料に、チョコレートやココアなどに加工して食用にする。カカオに含まれるポリフェノール類に抗酸化作用が期待できることから、ポリフェノール含有量の高いカカオ製品が販売されている。俗に、「高血圧によい」「ダイエットによい」「がんを予防する」などと言われている。カカオ製品(チョコレートやココア)の摂取については、高血圧に対してヒトでの有効性が示唆されている。これはカカオ製品として摂取した条件において認められた現象で、カカオのポリフェノール単独摂取によって認められた現象ではないことに留意する必要がある。カカオ製品中には他にも多様な成分が含まれており、また、カカオ中のポリフェノールと呼ばれているのは、フラバノール(エピカテキンなど)のモノマー、オリゴマー、ポリマーなど複数の化合物の総称であり、その含有量は製品によってかなり幅がある。その他のカカオの有効性に関しては、十分なデータが見当たらない。カカオ製品は総じて脂質を多く含有するため、ポリフェノールの効果のみに注目すると、脂質やエネルギーの過剰摂取につながる。また、チョコレートやココアには、生理活性のあるカフェインやテオブロミンが含まれており、過剰量で摂取すると、それらの成分によって望まない影響が出る可能性がある。適切な量を摂取する場合はおそらく安全と思われるが、妊娠中・授乳中の多量の摂取は危険性が示唆されている。カフェインの情報はこちらを参照。その他、詳細については「すべての情報を表示」を参照。