健康食品等の素材情報データベース

注意!(1) データの無断転用,引用、商用目的の利用は厳禁.(2) 以下の情報は現時点(最終更新日時)で調査できた素材の科学論文情報です. 実際に販売されている商品に以下の素材が含まれているとしても,その安全性・有効性がここに紹介した情報と一致するわけではありません.(3) 詳細情報として試験管内・動物実験の情報も掲載してありますが,この情報をヒトに直接当てはめることはできません.有効性については,ヒトを対象とした研究情報が重要です.(4) 医療機関を受診している方は,健康食品を摂取する際に医師へ相談することが大切です.「健康食品」を利用してもし体調に異常を感じたときは、直ぐに摂取を中止して医療機関を受診し,最寄りの保健所にもご相談下さい.

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項 目

内 容

名称

カカオ [英]cacao [学名]Theobroma cacao

概要

カカオは南アメリカ原産のアオイ科の常緑性小高木。高さ6〜8 m程度に生長する。種子を発酵させたものを原料に、チョコレートやココアなどに加工して食用にする。カカオに含まれるポリフェノール類に抗酸化作用が期待できることから、ポリフェノール含有量の高いカカオ製品が販売されている。俗に、「高血圧によい」「ダイエットによい」「がんを予防する」などと言われている。カカオ製品(チョコレートやココア)の摂取については、高血圧に対してヒトでの有効性が示唆されている。これはカカオ製品として摂取した条件において認められた現象で、カカオのポリフェノール単独摂取によって認められた現象ではないことに留意する必要がある。カカオ製品中には他にも多様な成分が含まれており、また、カカオ中のポリフェノールと呼ばれているのは、フラバノール(エピカテキンなど)のモノマー、オリゴマー、ポリマーなど複数の化合物の総称であり、その含有量は製品によってかなり幅がある。その他のカカオの有効性に関しては、十分なデータが見当たらない。カカオ製品は総じて脂質を多く含有するため、ポリフェノールの効果のみに注目すると、脂質やエネルギーの過剰摂取につながる。また、チョコレートやココアには、生理活性のあるカフェインやテオブロミンが含まれており、過剰量で摂取すると、それらの成分によって望まない影響が出る可能性がある。適切な量を摂取する場合はおそらく安全と思われるが、妊娠中・授乳中の多量の摂取は危険性が示唆されている。その他、詳細については「すべての情報を表示」を参照。

法規・制度

・現時点において、「専ら医薬品として使用される成分本質 (原材料) 」にも「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質 (原材料) 」にも該当しない (30) 。

成分の特性・品質

主な成分・性質

・タンニン、アルカロイド類 (テオブロミン、カフェイン、トリゴネリンなど) 、ポリフェノール類、アミン類などを含む (94) 。
・チョコレート製品中の総フラバノール含量(エピカテキンとして)は、ダークチョコレート63.5〜651.1 mg/100 g、ミルクチョコレートとホワイトチョコレートでは、40.6 mg/100 gと0 mg/100 g(PMID 21699218) 。
・チョコレート28 g中のカフェインとテオブロミンは、ダークチョコレート 5〜35 mgと150〜300 mg、ホワイトチョコレートでは1〜5 mgと15〜25 mg (2007326218) 。

分析法

・カカオ、カカオ製品中の総ポリフェノール類をFolin-Ciocalteu法により定量した報告がある (PMID:21297935)
・チョコレート中のフラバノールのモノマー、オリゴマー、ポリマーをHPLC法により分析した報告がある(PMID:21699218) 。

有効性








循環器・
呼吸器


<血圧>
一般情報

・高血圧に対して、有効性が示唆されている (94) 。
メタ分析
・2011年11月までを対象に5つのデータベースで検索できた無作為化比較試験20報 (期間≧2週間) について検討したメタ分析において、カカオ製品の摂取は、収縮期血圧 (20報) 、拡張期血圧 (19報) の低下と関連が認められたが、試験によるバラツキが大きかった (PMID: 22895979)
・2009年までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験10報 (期間≧2週間) について検討したメタ分析において、カカオ製品の摂取は、収縮期および拡張期血圧の低下と関連が認められたが、試験によるバラツキが大きかった (PMID:19910929)
・2009年までを対象に2つのデータベースで検索できた無作為化比較試験13報 (期間≧2週間) について検討したメタ分析において、カカオ製品の摂取は、収縮期および拡張期血圧の低下と関連が認められたが、試験によるバラツキが大きかった (PMID:20584271)
・2006年10月までを対象に5つのデータベースで検索できた無作為化比較試験5報 (年齢≧18歳、期間≧1週間) について検討したメタ分析において、カカオ製品の摂取は、収縮期および拡張期血圧の低下と関連が認められたが、試験によるバラツキが大きかった (PMID:17420419)
RCT
・本態性高血圧患者20名 (平均43.65±7.8歳、イタリア) を対象としたクロスオーバー無作為化比較試験において、ダークチョコレートバー100 g/日を15日間摂取させたところ、ホワイトチョコレートバー摂取に比較し、収縮期および拡張期血圧、HOMA-IR、総コレステロール値、LDLコレステロール値の低下、QUICKI、インスリン感受性指標、血流依存性血管拡張反応 (FMD) の上昇が認められたが、体重、BMI、HDLコレステロール値、トリグリセリド値、炎症マーカー (高感度CRP、ICAM-1) 、尿中ナトリウム排泄量に影響は認められなかった (PMID:16027246)
・前高血圧症の男女44名 (試験群22名、平均63.4±4.7歳、ドイツ) を対象とした単盲検無作為化比較試験において、高ポリフェノールダークチョコレート6.3 g/日を18週間摂取させたところ、ホワイトチョコレート摂取群に比較し、収縮期および拡張期血圧の低下、血漿S-ニトロソグルタチオン濃度の上昇が認められたが、血漿8-イソプロスタン濃度、空腹時血糖値に影響は認められなかった (PMID:17609490)
・I度収縮期高血圧の男女13名 (55〜64歳、ドイツ) を対象としたクロスオーバー無作為化比較試験において、高ポリフェノールダークチョコレート100 g/日を14日間摂取させたところ、ホワイトチョコレート摂取に比較し、収縮期および拡張期血圧の低下が認められたが、心拍数に影響は認められなかった (PMID:12941673)
・前高血圧の成人30名 (試験群14名、平均36±7.42歳、インドネシア) を対象とした無作為化比較試験において、食事指導とともにダークチョコレート (カカオ70%) 30 g/日を15日間摂取させたところ、ホワイトチョコレート摂取群に比較し収縮期および拡張期血圧の低下、血清一酸化窒素濃度の上昇が認められた (PMID:22156352)
・I度高血圧の男女22名 (平均45.8±8.3歳、フィンランド) を対象としたクロスオーバー無作為化比較試験において、間食を制限した上でダークチョコレート (カカオ70%) 49 g/日を8週間摂取させたところ、間食制限のみに比較し、収縮期および拡張期血圧 (外来血圧、24時間血圧、昼間および夜間血圧) 、心臓足首血管指数、体脂肪、内臓脂肪面積に差は認められず、体重減少が抑制された (PMID:26296850)
・健康な男女74名 (試験群46名、平均41±7歳、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ココアフラバノールを12週間 (1,000 mg/日×1週間、1,500 mg/日×1週間、2,000 mg/日×10週間) 摂取させたところ、収縮期および拡張期血圧、血小板凝集能 (コラーゲンADP、コラーゲン・エピネフリン) に影響は認められなかった (PMID:26537937)
・前高血圧者36名 (オーストラリア) を対象とした無作為化比較試験において、ダークチョコレート (カカオ70%) 50 g/日 (11名、平均48.8±12.2歳) 、トマト抽出物 (リコピン15 mg含有、15名、平均51.2±12.1歳) またはプラセボ (10名、平均57.9±13.4歳) を8週間摂取させたところ、収縮期および拡張期血圧、体重、BMI、ウエスト径に影響は認められなかった (PMID:19583878)
・妊娠11〜13週の妊婦90名 (試験群46名、平均29.93±4.91歳、イタリア) を対象とした単盲検無作為化比較試験において、ダークチョコレート (カカオ70%) を30 g/日、出産まで摂取させたところ、非摂取群に比較し妊娠中の収縮期および拡張期血圧、肝機能マーカー (AST、ALT、ALP) の低下が認められたが、体重、血中総コレステロール値に影響は認められなかった (PMID:22537244)
・小学生194名 (試験群124名、平均11.5±0.7歳、オーストラリア) を対象とした無作為化比較試験において、平日にチョコレートを7 g/日、7週間摂取させたところ、非摂取群に比較し収縮期および拡張期血圧、体重、体脂肪率、ウエスト径、健康関連QOLに影響は認められず、身体不満足感指標の得点が上昇した (PMID:22685047)
<血中脂質>
一般情報

・高コレステロール血症に対して、効果がないことが示唆されている (94) 。
メタ分析
・2010年5月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験10報 (年齢≧18歳) について検討したメタ分析において、カカオ製品の摂取は、LDLコレステロール値、総コレステロール値の低下と関連が認められたが、HDLコレステロール値、トリグリセリド値に影響を与えなかった (PMID:21559039)
・2009年5月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験8報について検討したメタ分析において、カカオ製品の摂取は、LDLコレステロール値の低下と関連が認められたが、総コレステロール値、HDLコレステロール値に影響を与えなかった (PMID:20504978)
RCT
・健康な男性25名 (平均38±1歳、試験群13名、日本) を対象とした無作為化比較試験において、砂糖12 g/日とともにカカオ粉末26 g/日を12週間摂取させたところ、血漿HDLコレステロール値の上昇、LDL酸化ラグタイムの延長、尿中ジチロシン濃度の低下が認められたが、その他の血清脂質濃度 (総コレステロール、VLDL、LDLコレステロール、トリグリセリド、酸化LDL) 、尿中酸化ストレスマーカーに影響は認められなかった (PMID:17344491)
・健康な女性47名 (アメリカ) を対象とした無作為化比較試験において、ダークチョコレート41 g/日 (12名、平均36.5±11.9歳) 、アーモンド60 g/日 (12名、平均41.8±11.7歳) またはダークチョコレート+アーモンド (11名、平均46.2±7.8歳) を6週間摂取させたところ、血清脂質濃度 (総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、トリグリセリド) 、炎症マーカー (ICAM、VCAM、高感度CRP) に影響は認められなかった (101) 。
・正常または軽度高コレステロール血症の男女160名 (平均49±9歳、日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、砂糖12 g/日とともにココア粉末を13 g/日 (40名) 、19.5 g/日 (40名) 、26 g/日 (40名) 、4週間摂取させたところ、血漿脂質濃度 (総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、酸化LDL、トリグリセリド) に影響は認められなかった (PMID:17513403)

<心血管疾患>
メタ分析

・2011年5月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験42報について検討したメタ分析において、心血管疾患リスク保有者によるカカオ製品の摂取 (2〜18週間) は、血流依存性血管拡張反応 (FMD) の上昇 (11報) 、拡張期血圧 (22報) 、平均血圧 (4報) 、空腹時インスリン濃度 (5報) 、 HOMA-IR (6報) 、トリグリセリド値 (20報) の低下と関連が認められたが、収縮期血圧 (23報) 、空腹時血糖値 (10報) 、HbA1c (3報) 、QUICKI (4報) 、LDLコレステロール値 (21報) 、HDLコレステロール値 (21報) 、CRP (10報) に影響を与えなかった (PMID:22301923)
・2011年1月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験24報について検討したメタ分析において、高フラボノイドココアの摂取は、収縮期血圧 (20報) 、HOMA-IR (5報) 、インスリン感受性指数 (3報) 、血流依存性血管拡張反応 (FMD、9報) 、HDLコレステロール (18報) 、LDLコレステロール (19報) の改善と関連が認められたが、血圧、FMD、血中脂質に関しては試験によるバラツキが大きく、拡張期血圧 (19報) 、心拍数 (12報) 、QUICKI (4報) 、空腹時血糖値 (7報) 、CRP濃度 (5報) 、総コレステロール (19報) 、トリグリセリド (18報) 、BMI (11報) に影響は認められなかった (PMID:21956956)
・2007年6月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験13報について検討したメタ分析において、カカオ製品の摂取は血流依存性血管拡張反応(FMD) (単回摂取6報、継続摂取2報) の上昇、収縮期 (5報) および拡張期 (4報) 血圧の低下と関連が認められたが、LDLコレステロール値、HDLコレステロール値 (各5報) に影響は認められず、血圧に関する効果は試験によるバラツキが大きかった (PMID:18614722)
RCT
・健康な男女12名 (平均28.2±2.7歳、イタリア) を対象としたクロスオーバー無作為化比較試験において、ダークチョコレートバー100 g/日を3日間摂取させたところ、ホワイトチョコレートバー摂取に比較し平常時および糖負荷時の血管内皮機能 (血流依存性血管拡張反応 (FMD) 、血管硬直指数、血管反射指数、peak-to-peak time) の改善、血清エンドセリン-1濃度、血清8-イソプロスタン濃度の抑制、糖負荷後の収縮期および拡張期血圧上昇抑制が認められたが、外来血圧、糖代謝マーカー (血糖値、インスリン濃度、HOMA-IR、QUICKI、HOMA-β) に影響は認められなかった (PMID:22851734)
・健康な男女100名 (35〜60歳、試験群50名、ドイツ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ココアフラバノール450 mg×2回/日を1ヶ月間摂取させたところ、血流依存性血管拡張反応 (FMD) 、収縮期および拡張期血圧、総コレステロール値、LDLコレステロール値、脈波伝播速度 (PWV)、波増大係数 (AIx) 、フラミンガムリスクスコア (心血管疾患、冠動脈心疾患、非致死的心筋梗塞の10年発症リスク、心血管疾患および冠動脈心疾患での10年死亡リスク) の改善が認められたが、体重、HDLコレステロール値、トリグリセリド値、空腹時血糖値、HbA1c、脳卒中発症リスクに影響は認められなかった (PMID:26348767)
・心血管疾患リスク保有者42名 (平均69.7±11.5歳、スペイン) を対象とした単盲検クロスオーバー無作為化比較試験において、スキムミルクとともにココア粉末40 g/日を4週間摂取させたところ、スキムミルクのみの摂取に比較し、血清HDLコレステロール値の上昇、単球表面 (VLA-4、CD-40、CD-36) および血中 (P-セレクチン、ICAM-1) の接着分子の減少が認められたが、この他の接着分子 (Tリンパ球表面接着分子、単球表面LFA-1、Mac-1、SLex、血中E-セレクチン、VCAM-1、MCP-1) および炎症マーカー (IL-6、高感度CRP) 、収縮期および拡張期血圧、心拍数、空腹時血糖値、血清脂質 (総コレステロール、LDLコレステロール、トリグリセリド) に影響は認められず、体重およびBMIが増加した (PMID:19776136)
・健康な男性39名 (試験群20名、平均29.3±3.4歳、日本) を対象とした単盲検無作為化比較試験において、ダークチョコレート45 g (カカオポリフェノール550 mg含有) /日を2週間摂取させたところ、ホワイトチョコレート35 g/日摂取群に比較し、収縮期および拡張期血圧、心拍数、血清脂質 (総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、トリグリセリド) 、HbA1c、酸化ストレスマーカー (血清8-イソプロスタン、酸化LDL、Asymmetric Dimethylarginine ) に影響は認められなかった (PMID:18045712)
・過体重または肥満の男女45名 (平均52.8±11.0歳、アメリカ) を対象とした単盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、ダークチョコレート74 g (ココア粉末22 g含有) を単回摂取させたところ、収縮期および拡張期血圧の低下、血流依存性血管拡張反応 (FMD) の改善が認められたが、FMDの刺激補正反応値に影響は認められなかった (PMID:18614724)
・過体重または肥満の男女45名 (平均52.8±11.0歳、アメリカ) を対象とした単盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、無糖ココア飲料、有糖ココア飲料 (ココア粉末各22 g含有) またはプラセボ飲料を単回摂取させたところ、無糖および有糖ココア摂取で血流依存性血管拡張反応 (FMD) 、FMDの刺激補正反応値の改善、無糖ココア摂取でのみ収縮期および拡張期血圧の低下が認められた (PMID:18614724)
・健康な男女18名 (平均26±7歳、スペイン) を対象としたオープンラベルクロスオーバー無作為化比較試験において、ココア粉末40 gを含む牛乳250 mLを単回摂取させたところ、牛乳のみの摂取と比較して、NF-κB活性化の低下が認められたが、血清接着分子濃度 (可溶性ICAM-1、可溶性E-セレクチン、可溶性VCAM-1) に影響は認められなかった (PMID:21824756)


消化系・肝臓

RCT
・慢性機能性便秘の小児56名 (試験群28名、平均6.6±2.3歳、スペイン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ココア外皮4 g含有サプリメントを4週間摂取させたところ、保護者の評価による便の硬さの改善率が上昇したが、腸の動きおよび痛みの評価、腸管通過時間に影響は認められなかった (PMID:16950955)

糖尿病・
内分泌

RCT
・軽度〜中等度高血圧の成人20名 (平均51±1.5歳、アメリカ) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、ココア飲料 (フラバノール450 mg含有×2回/日) を2週間摂取させたところ、インスリン刺激による上腕動脈拡張を増大させたが、上腕動脈および毛細血管の血流量、拡張期および収縮期血圧、インスリン感受性 (グルコースクランプ検査、QUICKI) 、空腹時血糖値、空腹時インスリン濃度、血漿脂質 (総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロール、トリグリセリド、遊離脂肪酸) 、レプチン、アディポネクチン、TNF-α、IL-6、MCP-1、可溶性E-セレクチン、可溶性VCAM-1、可溶性ICAM-1に影響は認められなかった (PMID:19064532)
・肥満のII型糖尿病患者18名 (平均56±3.2歳、アメリカ) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、高脂肪食 (脂質エネルギー比59%) とともにココア飲料 (ココア20 g、フラバノール480 mg含有) を単回摂取させたところ、摂取後のインスリン分泌の増加、HOMA-IRの上昇、HDLコレステロール値低下抑制が認められたが、その他の血清脂質 (トリグリセリド、総コレステロール、LDLコレステロール、LDL/HDLコレステロール比) 、血糖値、CRP、収縮期および拡張期血圧、微小血管弾性に影響は認められず、大血管弾性の低下が認められた (PMID:26338890)

生殖・泌尿器

調べた文献の中に見当たらない。

脳・神経・
感覚器

RCT
・健康な男女30名 (平均21.9±0.61歳、イギリス) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、フラバノール520 mgまたは994 mg含有のココア飲料を摂取させたところ、両群で連続減算課題のシリアルスリー正答率上昇、994 mg群で迅速視覚情報処理試験の反応時間短縮、520 mg群で主観的な精神疲労の改善が認められたが、994 mg群ではシリアルセブン誤答率が上昇した (PMID:19942640)
・健康な高齢者90名 (試験群45名、平均68.76±8.62歳、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、チョコレートバー37 g (カカオ60%) +ココア飲料237 mL (カカオ11g相当) /日を6週間摂取させたところ、認知機能検査 (Selective Reminding Test、Wechsler Memory Scale-III、Wechsler Adult Intelligence Scale-III、Trail Making Test、Stroop Color- Word Test) 精神力検査 (Activation-Deactivation Adjective Check List) 、血清脂質 (総コレステロール、LDLコレステロール、VLDLコレステロール、HDLコレステロール、トリグリセリド) 、CRP、血圧に影響は認められず、心拍数が増加した (PMID:18400709)
・治療中のパーキンソン病患者26名 (平均63.9±9.8歳、ドイツ) を対象とした単盲検クロスオーバー無作為化比較試験において、ダークチョコレート200 g (カカオ80.1%) を単回摂取させたところ、ホワイトチョコレート摂取に比較し、パーキンソン病症状の指標 (UPDRSIIIスコア) に影響は認められなかった (PMID:22584952)
・肥満の男女47名 (試験群23名、平均58±5.6歳、スペイン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ココア抽出物1.4 g/日含有のエネルギー制限食を4週間摂取させたところ、精神状態に関連する指標のうち、血漿ホモバニリン酸 (ドーパミン最終代謝産物) の増加が認められたが、その他の血漿モノアミン濃度 (ドーパミン、ジヒドロキシフェニル酢酸、モノアミンオキシダーゼ) 、ベックうつ評価尺度およびSTAI (State-Trait Anxiety Inventory、状態・特性不安検査) の結果に影響は認められなかった (PMID:26962189)
・運動習慣のある健康成人男性12名 (平均30±3歳、ベルギー) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、フラバノール903 mg含有ココア飲料を単回摂取し、90分後に認知テストおよび運動を30分実施したところ、認知テスト (反応時間) 、運動による脳血流の変化、血清中脳由来神経栄養因子 (BDNF) 濃度に影響は認められなかった (PMID:27849355)

免疫・がん・
炎症

調べた文献の中に見当たらない。

骨・筋肉

調べた文献の中に見当たらない。

発育・成長

調べた文献の中に見当たらない。

肥満

RCT
・過体重または肥満の女性26名 (試験群13名、平均36.3±4.9歳、アメリカ) を対象としたオープンラベル無作為化比較試験において、18週間の食事療法の一環としてチョコレートスナック (カカオ60%) +ココア8オンスを摂取させたところ、カカオを含まないスナックを摂取させた場合に比較し、体重、BMI、ウエスト径、ヒップ径、体脂肪、除脂肪体重の変化量に違いは認められなかった (PMID:21802567)
・肥満の男女50名 (平均57.26±5.24歳、試験群25名、スペイン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ココア抽出物1.4 g/日含有のエネルギー制限食を4週間摂取させたところ、酸化LDLの低下が認められたが、酸化ストレスマーカーのミエロペルオキシダーゼ、体重、体脂肪率、収縮期および拡張期血圧、空腹時血糖値、インスリン濃度、血漿脂質 (総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、トリグリセリド) 、血管内皮機能マーカー (可溶性VCAM-1、可溶性ICAM-1) に影響は認められなかった (PMID:24462367)
・過体重または肥満の成人47名 (試験群23名、平均58.13±5.58歳、スペイン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ココア抽出物1.4 g/日含有の15%エネルギー制限食を4週間摂取させたところ、DNA損傷 (DNA鎖切断、酸化的塩基損傷、抗酸化耐性) 、BMI、ウエスト径/ヒップ径比、空腹時血糖値、血中脂質 (総コレステロール、LDLコレステロール、トリグリセリド) に影響は認められなかった (PMID:25527736)

その他

RCT
・健康な40歳以上の女性62名 (試験群31名、平均63.3±13.9歳、韓国) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ココア粉末4 g/日含有飲料を24週間摂取させたところ、目じりのしわの指標5項目中2項目 (Rm、Rz) 、肌の弾力の改善が認められたが、皮膚水分量および経表皮水分蒸散量に影響は認められなかった (PMID:26581682)
・男性自転車選手12名 (平均30±3歳、ベルギー) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、ココアフラバノール900 mgを単回摂取し、100分後および230分後に30分間タイムトライアルを実施したところ、総抗酸化能の増加が認められたが、運動によるNO産生、脂質過酸化、炎症マーカー、運動パフォーマンスに影響は認められなかった (PMID:28811749)





試験管内・
動物他での
評価

調べた文献の中に見当たらない。

安全性

危険情報

<一般>
・適切な量を摂取する場合、おそらく安全である (94) 。
<妊婦・授乳婦>
・通常の食品に含まれる量を摂取する場合、安全性が示唆されているが、カフェインを多く含むため、多量の摂取は危険性が示唆されている (94) 。
・妊娠中のカフェインの多量摂取は早産、低出生体重、流産との関連が示唆されている (94) 。
・妊婦50名 (平均31.80±5.05歳、妊娠39.13±1.04週、イタリア) を対象にダークチョコレート (ココア70%) 30 gを摂取させたところ、摂取前と比較して胎児の一過性頻脈、心拍の短期変動の増加が認められた (PMID:22502981)
・授乳中のチョコレートの過剰摂取は乳児を興奮させ、腸の活動を亢進させる可能性がある (94) 。
・授乳中にチョコレートを摂取した日に、乳児の疝痛発症率が高かった (94) 。
<小児>
・信頼できる十分な情報が見当たらない。
<その他>
・アレルギー性皮膚炎、不安障害、排尿増加、心拍数増加、便秘を引き起こす可能性がある (94) 。
・チョコレート中のカカオは、吐き気、腹部不快感、腹鳴、腹部膨満を引き起こす可能性がある (94) 。
・カカオフラバノールやその他のカカオ含有成分は、血小板凝集を阻害する可能性がある (94) 。
・出血障害のある人は、過剰に摂取すると出血のリスクが高まる可能性がある (94) 。
・チラミン、カフェインを含むため、理論的には多量に摂取すると高血圧を引き起こす可能性がある。高血圧患者の摂取には注意が必要である (94) 。
・カカオに含まれるカフェインは不整脈を引き起こしたり、症状を悪化させたりする可能性があるため、注意が必要である (94) 。
・多量のカカオやチョコレートの摂取は、湿疹などのアレルギー反応を引き起こす可能性がある。動物では面皰を生じやすいが、ヒトではこの傾向はみられないことが報告されている (94) 。
・チョコレート摂取は、う歯のリスクを上昇させる (94) 。
・下部食道括約筋圧を低下させるため、胃食道逆流症 (GRED) の症状が悪化する可能性がある (94) 。
・カカオに含まれるカフェインは過剰に摂取すると下痢を引き起こす、または過敏性腸症候群の症状を悪化させる可能性がある (94) 。
・高齢女性1,001名 (75歳以上、オーストラリア) を対象とした横断研究において、チョコレート摂取頻度の高さは骨密度の低さと関連が認められた (94) (PMID:18175753)
・カフェインを含むため、過剰に摂取すると不安障害が悪化する可能性がある (94) 。
・チョコレートと他の依存性物質を併用すると、異常行動を引き起こす可能性がある。チョコレート摂取は神経過敏、苛立ち、不安、おびえ、睡眠障害、首の痛みなどに関連する可能性がある (94) 。
・チョコレートの多量摂取は、尿中シュウ酸濃度を高め、腎結石を引き起こす可能性がある (94) 。
・カカオに含まれるカフェインは血糖値やインスリン抵抗性に影響することが報告されているため、血糖コントロールを行っている場合は注意が必要である (94) 。
・血糖値に影響する可能性があるため、外科手術前後の摂取は注意が必要である (94) 。
・カカオに含まれるカフェインは眼圧を上昇させる可能性があるため、緑内障の患者は注意が必要である (94) 。
・片頭痛の一因となる可能性がある (94) 。
・カカオに含まれるカフェインは、カルシウムの尿中排泄を亢進する可能性があるため、骨粗鬆症と関連する可能性がある。ビタミンD受容体に変異がある閉経後女性の摂取は注意が必要である (94) 。
<被害事例>
・マクロライド系抗生物質、抗炎症薬に対するアレルギー発症歴があり、慢性的にサルブタモール吸入を乱用していた19歳女性 (イタリア) が、2日間にわたってチョコレートを過剰摂取したところ (摂取量の詳細不明) 、2日目の摂取後に心房細動による動悸を訴えて医療機関を受診し、加療により回復した (PMID:19171401)
・動悸による受診歴のある53歳女性 (アメリカ) が、多量のチョコレート (1箱) を摂取したところ、動悸、呼吸困難、全身脱力感、温感、指先の刺痛感を生じて医療機関を受診。上室性頻拍と診断され、加療により回復した (PMID:21871761)

禁忌対象者

調べた文献の中に見当たらない。

医薬品等との
相互作用

<理論的に考えられる相互作用>
【カカオに含まれるカフェインが、医薬品等の作用に影響】

・カカオに含まれるカフェインはアデノシンを競合阻害するが、この拮抗作用は併用したアデノシンの効果を打ち消すほど強いものではないと考えられる (94) 。
・多量に摂取すると、カカオに含まれるカフェインにより、β‐アドレナリン作動薬の心筋収縮作用が増強する可能性がある (94) 。
・カフェインによってクロザピンの効果や毒性が増強し、精神病性症状を急激に悪化させることがある (94) 。
・カフェインはジピリダモールの血管拡張作用を阻害する可能性がある (94) 。
・カフェインとエフェドリンの併用によって、高血圧、心筋梗塞、脳卒中、痙攣等の致死的な副作用のリスクが高まる可能性がある (94) 。
・カフェインはエルゴタミンの消化管吸収を亢進する可能性がある (94) 。
・モノアミンオキシダーゼ阻害薬 (MAOIs) と併用すると、カフェインによって急激な血圧上昇を引き起こす可能性がある (94) 。
・カフェインはペントバルビタールの催眠作用を無効化する可能性がある (94) 。
・フェニルプロパノールアミンと併用すると、カフェインによって血圧上昇作用が増強する可能性がある。フェニルプロパノールアミンは血中カフェイン濃度を上昇させる可能性がある (94) 。
・覚せい剤と併用すると、カフェインにより有害作用のリスクが高まる可能性がある (94) 。
・カフェインは血中のテオフィリン濃度を上昇させ、有害作用のリスクを高める可能性がある (94) 。

【医薬品等が、カカオに含まれるカフェインの作用を増強】
・アルコールはカフェインの代謝を減弱するため、併用すると血中カフェイン濃度が上昇する可能性がある (94) 。
・シメチジンはカフェインのクリアランスを低下させることが示唆されており、血清カフェイン濃度および有害作用のリスクを高めると考えられる (94) 。
・経口避妊薬はカフェインのクリアランスを低下させることが示唆されており、血清カフェイン濃度を上昇させ有害作用のリスクを高めると考えられる (94) 。
・ジスルフィラムはカフェインのクリアランスを低下させることが示唆されており、血清カフェイン濃度を上昇させ有害作用リスクを高める可能性がある (94) 。
・メキシレチンはカフェインの排泄を阻害し、カフェインの副作用のリスクを高める可能性がある (94) 。
・エストロゲンはカフェインの代謝を抑制するため、血清カフェイン濃度を上昇させ有害作用リスクを高める可能性がある (94) 。
・フルコナゾールはカフェインのクリアランスを低下させることが示唆されており、血清カフェイン濃度を上昇させ有害作用リスクを高める可能性がある (94) 。
・フルボキサミンはカフェインの代謝を低下させることが示唆されており、血清カフェイン濃度を上昇させ有害作用リスクを高める可能性がある (94) 。
・キノロン系抗生物質はカフェインのクリアランスを低下させることが示唆されており、血清カフェイン濃度を上昇させ有害作用リスクを高める可能性がある (94) 。
・リルゾールと併用すると、血中のカフェインおよびリルゾール濃度が上昇し、両者の有害作用リスクが高まる可能性がある (94) 。
・テルビナフィンはカフェインのクリアランスを低下させることが示唆されており、血清カフェイン濃度を上昇させ有害作用リスクを高める可能性がある (94) 。
・ベラパミルと併用すると、血清カフェイン濃度および有害作用リスクを高める可能性がある (94) 。
・ビターオレンジとカフェインとの併用によって、血圧や心拍数が上昇する可能性がある (94) 。
・カフェインを含むハーブ、サプリメントとの併用によって、カフェインの有害作用のリスクを高める可能性がある (94) 。
・エフェドラとの併用によって、カフェインの覚醒作用、高血圧、心筋梗塞、脳卒中、痙攣などのリスクが高まる可能性がある (94) 。
・グレープフルーツジュースとの併用によって、血清カフェイン濃度を上昇させ有害作用リスクを高める可能性がある (94) 。

【その他】
・ダークチョコレートはACE活性を阻害する可能性があるため、ACE阻害薬と同時に摂取すると、その作用を増強したり、副作用のリスクを高めたりする可能性がある (94) 。
・血小板凝集を抑制する可能性があるため、抗凝血薬・抗血小板薬を併用すると、出血のリスクが高まる可能性がある (94) 。
・血糖値に影響を与える可能性があるため、糖尿病治療薬を使用している血糖コントロール患者では注意が必要である (94) 。
・血圧を下げる可能性があるため、降圧剤と併用すると、低血圧のリスクを高める可能性がある (94) 。
・多量の摂取を突然中止すると、血清リチウム濃度が上昇する (94) 。
・カカオに含まれるカフェインを多量に摂取すると、カルシウムやマグネシウムの尿中排泄量が増加する可能性がある (94) 。
・非ヘム鉄の吸収を阻害する (94) 。

動物他での
毒性試験

1.LD50 (半数致死量)
・根部除外抽出物を投与:マウス腹腔内681 mg/kg (91) 。
2.TDLo (最小中毒量)
・豆メタノール抽出物を投与:ラット非経口424 mg/kg (91) 。
・豆粉末を投与:ラット経口 (間欠的) 403.2 g/kg/6週 (91) 。
・カカオリカー80%エタノール抽出物ポリフェノール分画を投与:ウサギ経口(継続的) 18 g/kg/60日、72 g/kg/240日 (91) 。

AHPAクラス分類
及び勧告

・参考文献中に記載なし (22) 。

総合評価

安全性

・妊娠中・授乳中の過剰摂取は避ける。

有効性

(注:下記の内容は、文献検索した有効性情報を抜粋したものであり、その内容を新たに評価したり保証したりしたものではありません。)
・高血圧に対して、有効性が示唆されている。

参考文献

(22) メディカルハーブ安全性ハンドブックハンドブック 第2版 東京堂出版 林真一郎ら 監訳
(30) 「医薬品の範囲に関する基準」 (別添2、別添3、一部改正について)
(33) 世界薬用植物百科事典
(35) 新訂牧野新日本植物図鑑
(91) Registry of Toxic Effects of Chemical Substances (RTECS)
(94) Natural Medicines.
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