特定保健用食品:商品詳細
画面を閉じる

商 品 詳 細

商品イメージ

食品名

キリン ビー・フラット

形態:清涼飲料水

内容量:120 mL

製造あるいは販売者

キリンビバレッジ株式会社

住所:東京都千代田区神田和泉町1番地

電話番号:0120-595-955 (お客様相談室)

許可された実際の表示

許可された年月

本品は天然素材ブナハリタケエキスを配合しており、血圧が高めの方に適した飲料です。

平成15年6月30日 (許可番号:第508号)

適切な利用法

1日1本を目安にお飲み下さい。

利用上の注意事項

本品は治療を目的とした食品ではありません。体質によりまれにせきが出ることがあります。その際は医師にご相談ください。頭痛がおこることがありますので一度に多量に飲用するのはお避け下さい。妊婦または妊娠している可能性のある婦人、腎不全の方、高血圧治療中の方は医師とご相談の上、摂取してください。

関与成分についての解説

【関与成分および作用機序】
【成分の特性】
イソロイシルチロシン (Ile-Tyr, 分子量294.4、分子式C15H22N2O4) は白色粉末で苦味を呈することが知られている。

【作用・効果および機序】
イソロイシルチロシンはペプチドの中で比較的強いACE阻害活性を有し、in vivo降圧作用を示すことや、消化管プロテアーゼに耐性であることが報告されている。

出典:
(PMID:6243277) J Biol Chem. 1980:255(2);401-407.
(PMID:6095384) Res Commun Chem Pathol Pharmacol. 1984:45(3);339-345.
(1) 食品調味論. 1976, 幸書房, 155-160.
(2000198376) 日本栄養・食糧学会誌. 2000:53(2);77-85.

【関与成分の分析方法】
HPLC法

出典:
(2002251506) 応用薬理. 2001:61(4-5);221-229.

【関与成分の構造式】

安全性に関する評価

【ヒト試験】
研究1:
健康な日常生活を営む者がブナハリタケエキス配合飲料を1日3本、4週間摂取した場合の安全性について検討した。結果、収縮期血圧、拡張期血圧ともに開始時に比べ摂取期間、回復期間においてもほとんど変化はなく、試験飲料摂取後2週間で拡張期血圧にのみ若干の低下傾向が認められたが、正常血圧値の範囲内での変化であり問題ないと思われた。体格指数、心拍数、血液生化学検査、尿検査の項目において問題は認められなかった。随伴症状の評価において、自覚症状で摂取の初期に頭痛及び頭重が12例中5例で認められたが、飲用中に全員症状が改善していることから、ブナハリタケエキス配合飲料の多量摂取との因果関係は認められなかった (1) 。

研究2:
成人を対象にブナハリタケエキス配合飲料の長期摂取による血圧降下作用及び安全性を検討した。軽度及び中等度の高血圧者において12週間に及ぶ長期摂取により、有意な血圧の改善を認め、全対象者において自覚症状ならびに他覚所見ともに異常は認められず、副作用はなかった。その結果、ブナハリタケエキス配合飲料は軽度あるいは中等度の高血圧を有する者の血圧を、長期間の摂取によっても自覚症状ならびに他覚所見に影響を与えずに改善させると結論した (2002126000) 。

出典:
(1) キリンビール株式会社研究開発部応用開発センター報告書
(2002126000) 薬理と治療. 2002:30(1);31-36.

【動物・その他の試験】
研究1:
ブナハリタケエキス2,000 mg/kgおよび原液(10,555 mg/kg)を1群あたり雌雄各10匹のラットに単回経口投与した。投与後14日間の経過を観察し、その毒性発現の有無を検討した。その結果、対照群ならびにブナハリタケエキス各投与群ともに、全例が投与後14日間生存し、一般状態、体重推移、剖検のいずれにおいても異常は認められなかった。以上のことより、本試験条件下においてブナハリタケエキスの原液を投与しても毒性の発現は認められず、致死量は10,555 mg/kg以上と推定された (1) 。

研究2:
ブナハリタケエキス84 mg/kg/dayを1群あたり雌雄各6匹のラットに28日間反復経口投与して、その毒性を検討した。その結果、一般状態、眼科学的検査では雌雄ともに異常は認められず、血液学的検査、血液化学的検査、剖検、器官重量、病理組織学的検査では雌雄ともにブナハリタケエキス投与の影響は認められなかった。また、体重推移、摂餌量、尿検査では雌雄ともに対照群と比較して有意な変化は認められなかった。以上のことより、本試験条件下におけるブナハリタケエキスの無毒性量は雌雄ともに84 mg/kg/day以上と推定された (2) 。

(1) 株式会社化合物安全性研究所 報告書 (試験番号SR01054)
(2) 株式会社化合物安全性研究所 報告書 (試験番号SR00045)

有効性に関する評価

【ヒト試験】
研究1:
軽症及び中等度の高血圧を有する成人60名 (男性34名、女性26名) で、プラセボを用いた二重盲検法による比較試験を実施した。プラセボの他にブナハリタケエキス0.5、0.75、1.0 g/本を含む3水準の試験飲料群を設定し、2週間の事前観察期間の後、4週間の試験飲料を飲用し、さらに4週間の事後観察期間をおいた。結果、試験飲料群はプラセボ群と比較し収縮期血圧、拡張期血圧ともに低下が認められ、全対象者において自覚症状ならびに他覚所見ともに異常は認められず、副作用は無かった (2002102573) 。

研究2:
正常高値血圧者及び低〜中等度リスク軽症高血圧者がブナハリタケエキス配合飲料 (イソロイシルチロシンとして10.8 μg/本) を8週間摂取した場合の降圧作用を確認するため、プラセボを用いた二重盲検法による比較試験を実施した。結果、ブナハリタケエキス配合飲料摂取群とプラセボ飲料摂取群の群間比較でも差が認められた (2003249630) 。

出典:
(2002102573) 薬理と治療. 2001:29(11);899-906.
(2003249630) 薬理と治療. 2003:31(3);239-246.

【動物・その他の試験】
研究1:
自然発症高血圧ラット (SHR) にブナハリタケ子実体の熱水抽出物 (ブナハリタケエキス) を3.3 g/kg単回経口投与したところ、投与4時間後から収縮期血圧の低下が確認された。また、ブナハリタケエキスをSHRに単回経口投与した場合、0.033-0.7 g/kgで用量依存的かつ収縮期血圧の低下が認められた。SHRへのブナハリタケエキス (0.47 g/kg/week) の長期投与では、収縮期血圧の上昇が抑制された。一方、ブナハリタケエキス (0.7, 3.3 g/kg) は正常血圧ラット (Wistar Rat) の血圧には影響を及ぼさなかった。また、SHRへブナハリタケエキス (83.3 mg/kg) を7日間経口投与後麻酔し、血圧を測定した結果、収縮期血圧は対照群と比較し低く、アンジオテンシンI (100 ng/kg) の静脈内投与による昇圧反応も対照群と比較し弱いものであった。これらの結果から、ブナハリタケエキスの降圧作用には、ACE阻害が関与している可能性が示唆された (2002102564) 。

研究2:
ブナハリタケエキスの血圧降下物質の同定を試みたところ、ACE阻害を有する数種のジペプチド (イソロイシルチロシン (Ile-Tyr) 、グリシルトリプトファン (Gly-Trp) 、アラニルトリプトファン (Ala-Trp) 、バリルトリプトファン (Val-Trp) 、セリルトリプトファン (Ser-Trp) 、イソロイシルトリプトファン (Ile-Trp) ) の存在が確認された。その中でIle-Tyrが主要な血圧降下物質であることが示唆された。また、Ile-TyrをSHRに単回経口投与した場合、0.01-1 μg/kgで用量依存的な収縮期血圧の低下が認められた (2002251506) 。

出典:
(2002102564) 応用薬理. 2001:61(1);177-183.
(2002251506) 応用薬理. 2001:61(4-5);221-229.

© National Institutes of Biomedical Innovation, Health and Nutrition. All Rights Reserved.