健康食品等の素材情報データベース

注意!(1) データの無断転用,引用、商用目的の利用は厳禁.(2) 以下の情報は現時点(最終更新日時)で調査できた素材の科学論文情報です. 実際に販売されている商品に以下の素材が含まれているとしても,その安全性・有効性がここに紹介した情報と一致するわけではありません.(3) 詳細情報として試験管内・動物実験の情報も掲載してありますが,この情報をヒトに直接当てはめることはできません.有効性については,ヒトを対象とした研究情報が重要です.(4) 医療機関を受診している方は,健康食品を摂取する際に医師へ相談することが大切です.「健康食品」を利用してもし体調に異常を感じたときは、直ぐに摂取を中止して医療機関を受診し,最寄りの保健所にもご相談下さい.

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項 目

内 容

名称

キクイモ [英]Jerusalem artichoke [学名]Helianthus tuberosus L.

概要

キクイモは、北アメリカ原産のキク科の多年草。高さ1〜3 mに生長する。地下茎が肥大してこぶの多い大きな塊茎をつくる。国内ではほぼ全国でみられ、繁殖力が強く、在来種や畑作物との競合から要注意外来生物に指定されている。漬物にして食されるほか、果糖原料、アルコール製造原料、サプリメントとして用いられる。塊茎にイヌリン (別項を参照) を含み、貯蔵中にイヌラーゼにより果糖に分解する。


●有効性
俗に、「糖尿病によい」「皮膚によい」などと言われているが、人においては信頼できる十分な情報が見当たらない。


●安全性
信頼できる十分な情報が見当たらない。



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法規・制度

■食薬区分
・塊茎:「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質 (原材料) 」に該当する。

成分の特性・品質

主な成分・性質

・塊茎にイヌリンを含む (1985178004) (101) 。
・葉にはセスキテルペノイドを含む (102) 。

分析法

・塊茎中のイヌリン含量を高速ゲルクロマトグラフィーにより分析した報告がある (1985178004) 。

有効性








循環器・
呼吸器


調べた文献の中に見当たらない。


消化系・肝臓

RCT
・健康な成人45名 (平均23.5±2.3歳、ドイツ) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ対照試験において、キクイモまたはチコリーイヌリン含有スナック (フルクタン7.7 g/本) 1本/日を1週間、2本/日を2週間摂取させたところ、いずれの群においても糞便中腸内細菌叢の変化 (bifidobacteriumの増加、Bacteroides/Prevotella、Clostridium histolyticum/ Clostridium lituseburense群の減少) 、便の軟化が認められたが、総菌数、糞便中短鎖脂肪酸濃度、排便頻度に影響は認められず、鼓腸を訴える者が多かった (PMID:17445348)

糖尿病・
内分泌

RCT
・健康な成人38名 (試験群21名、平均48.3±9.6歳、日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験において、キクイモ粉末1.75 g (イヌリン600 mg含有) を夕食前に6週間摂取させたところ、糖代謝マーカー (糖負荷試験後60分血糖、90分までの血糖AUC) 上昇の抑制が認められた (2020325656) 。

生殖・泌尿器

調べた文献の中に見当たらない。

脳・神経・
感覚器

調べた文献の中に見当たらない。

免疫・がん・
炎症

調べた文献の中に見当たらない。

骨・筋肉

調べた文献の中に見当たらない。

発育・成長

調べた文献の中に見当たらない。

肥満

調べた文献の中に見当たらない。

その他

調べた文献の中に見当たらない。





試験管内・
動物他での
評価

調べた文献の中に見当たらない。



安全性

危険情報

・信頼できる十分な情報が見当たらない。

禁忌対象者

調べた文献の中に見当たらない。

医薬品等との
相互作用

調べた文献の中に見当たらない。

動物他での
毒性試験

1.TDLo (最小中毒量)
・塊茎80%エタノール抽出物を投与:ラット経口500 mg/kg、ラット経口 (間欠的) 1,250 mg/kg/5日、2,500 mg/kg/5日 (91) 。

AHPAクラス分類
及び勧告

・参考文献中に記載なし (22) 。

総合評価

安全性

・信頼できる十分な情報が見当たらない。

有効性

(注:下記の内容は、文献検索した有効性情報を抜粋したものであり、その内容を新たに評価したり保証したりしたものではありません。)
・信頼できる十分な情報が見当たらない。

参考文献

(30) 「医薬品の範囲に関する基準」(別添2、別添3、一部改正について)
(76) 日本食品大事典 医歯薬出版株式会社
(91) Registry of Toxic Effects of Chemical Substances (RTECS).
(101) (独) 国立環境研究所 侵入生物データベース
(1985178004) 生薬学雑誌. 1985;39(1):63-70.
(102) 東北薬科大学研究誌. 2005;52:21-5.
(22) メディカルハーブ安全性ハンドブック 第2版 東京堂出版 林真一郎ら 監訳
(PMID:17445348) Br J Nutr. 2007 Sep;98(3):540-9. Epub 2007 Apr 20.
(2020325656) 診療と新薬. 2020;57(5):493-500.

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