カナダ保健省が医薬品成分 (ピロキシカムなど)を含む製品に注意喚起 (150105)

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海外/注意

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■タイトル
カナダ保健省が医薬品成分 (ピロキシカムなど)を含む製品に注意喚起 (150105)

■注意喚起および勧告内容
2014年12月30日、カナダ保健省 (Health Canada) が医薬品成分 (ピロキシカムなど) を含む3製品 (下記の一覧参照) に注意喚起 (写真はカナダ保健省のHPより加工転載) 。カナダ保健省は当該製品を使用しないように、また、使用して体調に不安を感じている場合は医療機関を受診するように勧告。

製品名写真混入していた医薬品成分
JOINT-SOFTピロキシカム
デキサメタゾン
KEBIGUTAIJIAONANGピロキシカム
ヒドロクロロチアジド
プレドニゾン
Pil Raja Urat Asliピロキシカム
インドメタシン



■解説
これはシンガポールHSA (詳細はこちら) からの情報を基にカナダ保健省が作成したもの。当該製品は疼痛の緩和を謳って販売されていたが、医薬品成分であるピロキシカム、デキサメタゾン、ヒドロクロロチアジド、プレドニゾン、インドメタシンが混入していた。2014年12月16日までに、カナダ国内において当該製品との因果関係が疑われる健康被害は報告されていない。カナダでは、販売が許可された健康製品 (Health Products) には8桁の医薬品認証番号 (Drug Identification Number (DIN) ) やNatural Product Number (NPN) 、Homeopathic Medicine Number (DIN-HM) が表示されているので、カナダ保健省はその表示を確認するように勧告。

■関連成分
ピロキシカム (piroxicam)

非ステロイド抗炎症薬として国内でも承認されている医薬品。一般的に関節リウマチ、変形性関節症などの関節痛に使用。副作用としては胃腸障害や吐き気、胃痛や出血などが知られており、消化性潰瘍またはその既往歴のある患者には禁忌。ワルファリンやアスピリンと併用すると作用を増強する可能性があり、注意が必要。

デキサメタゾン (dexamethasone)
抗炎症作用が強く、作用の持続時間もステロイドの中で最も長い薬物。抗炎症や免疫抑制に使用されるが、糖尿病やムーンフェースなどの副作用が起こる可能性がある。連用後、急に服用を中止すると重篤な離脱作用が起こることがあり、連用後の服用中止時には、徐々に減量するなど注意が必要な医薬品。

ヒドロクロロチアジド (hydrochlorothiazide)
利尿作用のある医薬品成分で、日本でも医薬品として承認されている。副作用は、食欲不振、悪心・嘔吐、腹部不快感、脱力感、低カリウム血症など。

プレドニゾン (prednisone)
プレドニゾンはステロイド剤で、長期間服用すると、満月様顔貌、高血圧、高血糖、消化性潰瘍などの副作用が生じる可能性がある。

インドメタシン (indomethacin)
非ステロイド性抗炎症薬の代表的薬物。強い抗炎症、鎮痛、解熱作用を示す。副作用として悪心・嘔吐、食欲不振等があげられる。

■関連情報
カナダ保健省ウェブページ (2014年12月30日、英語)
「Foreign Product Alerts: JOINT-SOFT, KEBIGUTAIJIAONANG, and Pil Raja Urat Asli」
外国製健康食品の入手や個人輸入等についての注意事項等→「健康食品や医薬品、化粧品、医療機器等を海外から購入しようとされる方へ (厚生労働省作成2012年版) 」
健康食品に関する注意喚起情報→当サイト「最新ニュース」
当サイト内でのピロキシカム検索結果→こちら、デキサメタゾン検索結果→こちら、プレドニゾン検索結果→こちら、インドメタシン検索結果→こちら
当サイトに掲載済みの当該製品関連情報
「シンガポールHSAが医薬品成分 (ピロキシカムなど) を含む製品に注意喚起 (140801)」



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