健康食品等の素材情報データベース

注意!(1) データの無断転用,引用、商用目的の利用は厳禁.(2) 以下の情報は現時点(最終更新日時)で調査できた素材の科学論文情報です. 実際に販売されている商品に以下の素材が含まれているとしても,その安全性・有効性がここに紹介した情報と一致するわけではありません.(3) 詳細情報として試験管内・動物実験の情報も掲載してありますが,この情報をヒトに直接当てはめることはできません.有効性については,ヒトを対象とした研究情報が重要です.(4) 医療機関を受診している方は,健康食品を摂取する際に医師へ相談することが大切です.「健康食品」を利用してもし体調に異常を感じたときは、直ぐに摂取を中止して医療機関を受診し,最寄りの保健所にもご相談下さい.

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項 目

内 容

名称

メレゲッタコショウ [英]Grains of Paradise、Granos de Guinea、Guinea Pepper、Alligator Papper [学名]Aframomum melegueta

概要

メレゲッタコショウは、ショウガ科の多年生植物で、高さ2.5 m程度に生長する。


●有効性
俗に、「腹痛によい」「下痢によい」と言われているが、ヒトでの有効性については十分な情報が見当たらない。


●安全性
通常の食品に含まれる量で摂取する場合は安全性が示唆されているが、過剰摂取により肝臓肥大、血中アルカリホスファターゼの上昇が生じる可能性がある。妊娠中・授乳中の安全性は調べた文献の中に十分な情報が見当たらないため使用を避ける。



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法規・制度

・現時点において、「専ら医薬品として使用される成分本質 (原材料) 」にも「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質 (原材料) 」にも該当しない (30) 。

成分の特性・品質

主な成分・性質

・精油、hydroxyphenylalkanones、hidroxyphenylalkanoles、ジンゲロール (gingerol) 、ショウガオール、paradol、タンニンなどを含む (33) (94) (PMID:19883745)

分析法

・メレゲッタコショウ種子のエタノール抽出物中の6-ジンゲロール、6-ショウガオール、6-paradolをHPLC/MS法にて分析した報告がある (PMID:19883745)

有効性








循環器・
呼吸器


調べた文献の中に見当たらない。


消化系・肝臓

調べた文献の中に見当たらない。

糖尿病・
内分泌

調べた文献の中に見当たらない。

生殖・泌尿器

調べた文献の中に見当たらない。

脳・神経・
感覚器

調べた文献の中に見当たらない。

免疫・がん・
炎症

調べた文献の中に見当たらない。

骨・筋肉

調べた文献の中に見当たらない。

発育・成長

調べた文献の中に見当たらない。

肥満

調べた文献の中に見当たらない。

その他

調べた文献の中に見当たらない。





試験管内・
動物他での
評価

調べた文献の中に見当たらない。



安全性

危険情報

<一般>
・メレゲッタコショウを通常の食品に含まれる量で摂取する場合は安全性が示唆されている (94) 。
・メレゲッタコショウを摂取すると、胃腸や下部尿路の炎症を起こす可能性がある (94) 。
<妊婦・授乳婦>
・妊娠中・授乳中の安全性は調べた文献の中に十分な情報が見当たらないため、使用を避ける (94) 。
<小児>
・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。

禁忌対象者

調べた文献の中に見当たらない。

医薬品等との
相互作用

<動物・試験管内>
・in vitro試験 (ヒトミクロソーム) において、メレゲッタコショウの水抽出物は小腸および肝臓のCYP3A4活性を、エタノール抽出物は肝臓のCYP3A4活性を阻害した (PMID:28756922)
・in vitro試験 (ヒト酵素タンパク) において、メレゲッタコショウのエタノール抽出物はCYP3A4、CYP3A5、CYP3A7活性を阻害した (PMID:20109542)
・in vitro試験 (ヒト酵素タンパク) において、メレゲッタコショウの熱水抽出物はCYP3A4活性を阻害した (PMID:20109542)
・動物実験 (ラット) において、メレゲッタコショウの水抽出物摂取はシンバスタチン (脂質異常症治療薬:CYP3A4、OATP1B1基質) の血中濃度 (AUC、Vz) を増加、半減期を延長、全身クリアランスを低下させ、エタノール抽出物の摂取は血中濃度 (Tmax、AUC) を増加させた (PMID:28756922)

動物他での
毒性試験

・メレゲッタコショウ種子エタノール抽出物を雌雄ラットに0〜1,500 mg/kg/日、28日間経口投与したところ、450 mg/kgおよび1,500 mg/kg投与した雌雄ラットにおいて用量依存的な肝臓重量の増加、1,500 mg/kg投与した雌雄ラットにおいて脂肪変性または肝硬変を伴わないALPの上昇が確認され、肝毒性の可能性が示唆された (PMID:19883745)

AHPAクラス分類
及び勧告

・果実、種子:クラス1 (22) 。

総合評価

安全性

・通常の食品に含まれる量で摂取する場合は安全性が示唆されているが、過剰に摂取すると、肝臓肥大やALPの上昇が生じる可能性がある。
・妊娠中・授乳中は使用を避ける。

有効性

(注:下記の内容は、文献検索した有効性情報を抜粋したものであり、その内容を新たに評価したり保証したりしたものではありません。)
・調べた文献の中に見当たらない。

参考文献

(22) メディカルハーブ安全性ハンドブック 第2版 東京堂出版 林真一郎ら 監訳
(30) 「医薬品の範囲に関する基準」 (別添2、別添3、一部改正について)
(33) 世界薬用植物百科事典 誠文堂新光社 A.シェヴァリエ
(94) Natural Medicines
(PMID:19883745) J Ethnopharmacol. 2010 Feb 3;127(2):352-6.
(PMID:28756922) Asian Pac J Trop Med. 2017 Jun;10(6):576-581.
(PMID:20109542) J Ethnopharmacol. 2010 Mar 24;128(2):390-4.

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