千葉県が医薬品成分(シルデナフィルとヨヒンビン)を含むいわゆる健康食品に注意喚起(080227)

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千葉県が医薬品成分(シルデナフィルとヨヒンビン)を含むいわゆる健康食品に注意喚起(080227)


2008年2月27日、千葉県がいわゆる健康食品から医薬品成分であるシルデナフィルとヨヒンビンが検出されたことを注意喚起しています。詳細は千葉県のウェブページを参照してください。

該当製品は以下の2製品です。

製品名写真内容量検出された医薬品成分
うたまろ(UTAMARO)うたまろ(UTAMARO)4カプセルシルデナフィル
雷電マックス雷電マックス4カプセルヨヒンビン



シルデナフィル
シルデナフィルのクエン酸塩(クエン酸シルデナフィル)が医薬品バイアグラ錠の有効成分として承認されています。なお、承認されているクエン酸シルデナフィルの適応と主な副作用は、次のとおりです。
【適応】勃起不全
【副作用】頭痛、ほてり、視覚障害等
【添付文書上の警告】高血圧及び狭心症の薬である硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等)との併用により降圧作用が増強し、過度に血圧を下げることがあるのでご注意下さい。

ヨヒンビン(yohimbine)
ヨヒンベ(yohimbe,アカネ科のPausinystalia yohimbe、西アフリカ原産の高さ30mになる常緑性の木)の樹皮に含まれる主要なアルカロイドです。ヨヒンビンは劇薬であり、妊婦・授乳婦または小児は使用するべきではなく、専門家の指示のもと以外では使用してはいけない成分です。日本ではヨヒンベ樹皮が「専ら医薬品」の扱いとなっています。
ヨヒンベ樹皮は肝臓や腎臓病、生殖器や前立腺の慢性の炎症には禁忌、過剰あるいは長期間の使用は不可とされています。副作用としては、神経興奮、震え、不安、心拍数の増加、動悸、血圧上昇、吐き気などがあります。


これらの製品は千葉県が行った買い上げ調査によって判明したものです。現在のところ、該当製品摂取との因果関係が疑われる健康被害は報告されていませんが、千葉県はこの製品を使用している人はすぐに中止し、体調に不安を感じている場合は最寄りの保健所や医療機関に相談するように勧告しています。

最近、医薬品や未承認の薬物を添加したダイエット用食品、あるいは強壮・強精に関連した商品がインターネット等で販売される事例が増えています。これらを「食品」という認識で安易に利用すると、肝移植や死亡などの重大な健康被害を受ける可能性があり、大変危険です。厚生労働省が健康食品に関する注意事項を分かりやすくまとめた「健康食品や外国製医薬品、化粧品等と上手につきあうために(厚生労働省作成2006年版)」を公開しておりますので、利用される前に一度ご確認ください。

また、国内外では予防措置として積極的に健康食品に関する注意喚起情報が出されており、それらを当サイトの「最新ニュース」にて随時公開しておりますので、そちらも参考にしてください。

過去にシルデナフィルが検出されたいわゆる健康食品の情報の一例はこちらです。
・医薬品成分(シルデナフィル及び類似成分)が検出されたいわゆる健康食品について(2006)
・医薬品成分(シルデナフィル及び類似成分)が検出されたいわゆる健康食品について(2005)
・医薬品成分を添加した食品(無承認無許可医薬品)の過去の事例の情報2

過去にヨヒンビンが検出されたいわゆる健康食品の情報はこちらをご参照ください。
・厚生労働省と沖縄県が医薬品成分(シルデナフィル、ヨヒンビン、リドカイン)を含むいわゆる健康食品を公表(071009)
・埼玉県が医薬品成分(タダラフィル、ヨヒンビン、ビサコジル)を含むいわゆる健康食品名を公表(070907)
・厚生労働省が無承認無許可医薬品等の買上調査結果を公表(070813)
・厚生労働省が医薬品成分(ヨヒンビン)が検出されたいわゆる健康食品を公表(061205)



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