■注意喚起の内容
2024年12月23日、シンガポールHSA (Health Sciences Authority) が、2製品に対する注意喚起情報を公表。
■製品の概要
製品名 | 注意喚起の理由 |
ayukalp Mahayograj Guggulu | 高濃度の鉛 (含有量が許容限界値の6000倍以上) |
LACTOGG | パッケージに記載のLactobacillus rhamnosus GGの欠如(偽装品の可能性) |
■健康被害の状況
当該製品との因果関係が疑われる健康被害が2製品において報告されている。
● 製品名「ayukalp Mahayograj Guggulu」
・1名 (女性、30代) が「ayukalp Mahayograj Guggulu」を腰痛のために約1か月半の間摂取したところ、疲労、運動時の息切れ、胸の不快感を生じた。鉛中毒による貧血と診断され、入院した。
● 製品名「LACTOGG」
・摂取した家族に生じた健康被害が報告されている。「LACTOGG」を摂取したところ、大人2名(男性1名(40代)、女性1名(年齢不明))は腹部の不快感、嘔吐、下痢を生じ、子ども1名(性別不明、2歳)は、高熱、異常な色の糞便の症状を生じた。
■当該製品に関する国内の状況
厚生労働省より本件に関して国内被害例の報告等は公表されていない (2024年12月27日時点) 。
■引用元
シンガポールHSAウェブページ (2024年12月23日、英語)
→「HSA Alert: High Lead-containing “ayukalp Mahayograj Guggulu” and Counterfeit “LACTOGG” Capsules Caused Adverse Effects in Consumers; One Consumer Hospitalised」