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【素材情報データベース|更新】2020年12月掲載情報一覧

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2020年12月の素材情報の更新は下記の通りです。

●「チャ (茶)」有効性:免疫・がん・炎症 (201228)
・2017年5月までを対象に4つのデータベースで検索できた症例対照研究9報について検討したメタ分析において、緑茶 (4報) の摂取は、卵巣がん発症リスク低下と関連が認められたが、試験によるばらつきが大きかった。一方、紅茶 (5報) の摂取量は卵巣がんのリスクと関連が認められなかった (PMID:29579174)
(PMID:29579174) Carcinogenesis. 2018 May 28;39(6):808-818.


●「シトルリン」有効性:循環器・呼吸器 (201225)
・2017年11月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験8報 (検索条件:年齢≧18歳) について検討したメタ分析において、L-シトルリンの摂取は収縮期血圧の低下と関連が認められたが、試験によるばらつきが大きかった。一方、拡張期血圧との関連は認められなかった (PMID:30788274)
(PMID:30788274) Avicenna J Phytomed. Jan-Feb 2019;9(1):10-20.


●「クレアチン」(201224)
・全体見直し。


●「ゴマ」安全性:医薬品等との相互作用 (201224)
・in vitro試験 (ヒト肝ミクロソーム、スーパーソーム) において、セサミンの同時および事前処理はS-ワルファリン (CYP2C9基質) の代謝を阻害した (PMID:32601017)
(PMID:32601017) Drug Metab Pharmacokinet 2020 Aug;35(4):368-373.


●「カフェー酸、コーヒー酸、カフェ酸、カフェイン酸」安全性:医薬品等との相互作用 (201223)
・in vitro試験 (ヒトOAT発現カエル卵母細胞) において、カフェー酸は、OAT1、OAT3活性を阻害した (PMID:21697612)
(PMID:21697612) Drug Metab Pharmacokinet. 2011;26(5):486-93.


●「海藻」(201222)
・全体見直し。


●「ヒュウガトウキ」(201221)
・全体見直し。


●「カカオ」危険情報:被害事例 (201221)
・28歳妊婦 (日本) が、妊娠34週頃からポリフェノールを豊富に含むダークチョコレートを3粒/日 (ポリフェノールとして381 mg/日) を摂取したところ、妊娠38週に胎動減少と胎児心拍異常を呈し、胎児の三尖弁逆流、右心室肥大が確認され、胎児動脈管早期収縮の疑いで緊急帝王切開となった。出生児は出生直後にさらに肺高血圧症がみられ、胎児動脈管早期収縮と診断され新生児集中治療室に移送されたが、加療により改善し日齢8日で退院した (102) 。
(102) Biomed J Sci & Tech Res 21(2)-2019. BJSTR. MS.ID.003575.


●「イチョウ葉エキス」安全性:医薬品等との相互作用 (201217)
・動物実験 (ラット) において、イチョウ葉エキスの10日間の事前摂取は、アトルバスタチン (脂質異常症治療薬:CYP3A4、P糖タンパク質基質) の血中濃度 (Cmax、AUC) を上昇、Tmaxおよび半減期を延長、クリアランスを低下させた (PMID:31188698)
(PMID:31188698) Pharm Biol. 2019 Dec;57(1):403-406.


●「ガラナ」安全性:医薬品等との相互作用 (201216)
・動物実験 (ラット) において、ガラナ抽出物とラモトリギン (抗てんかん薬) の同時摂取は、血中濃度 (最終測定点および無限時間までのAUC) 、代謝時間 (Tmax、半減期、消失速度定数) 、脳内濃度に影響を及ぼさなかった。一方、血中濃度 (24時間のAUC、Cmax) を低下させ、平均滞留時間 を延長させた (PMID:29534980)
・動物実験 (ラット) において、ガラナ抽出物の14日間の事前摂取は、ラモトリギン (抗てんかん薬) の薬物動態 (AUC、Cmax、Tmax) に影響を及ぼさなかった (PMID:29534980)
(PMID:29534980) Food Chem Toxicol. 2018 May;115:170-177.


●「亜鉛」有効性:生殖・泌尿器 (201214)
・2015年7月までを対象に5つのデータベースで検索できた介入研究6報について検討したメタ分析において、男性不妊患者による亜鉛サプリメント摂取は、精子の運動性 (5報) 、精液量 (5報) の上昇と関連が認められたが、試験によるばらつきが大きかった。一方、精子の生存率 (3報) 、精子濃度 (2報) 、精子数 (3報) 、精子の形態 (5報) との関連は認められなかった (PMID:26932683)
(PMID:26932683) Sci Rep. 2016 Mar 2;6:22386.


●「ザクロ 、サンセキリュウ、セキリョウ」「クランベリー、ツルコケモモ」安全性:医薬品等との相互作用 (201210)
・僧帽弁置換術の既往歴があり、ワルファリン (抗凝固薬:CYP1A2、CYP2C9、CYP3A4基質) 服用中の37歳女性 (イギリス) が、多量のクランベリージュースを摂取していたところ (摂取量、期間不明) 、右大腿部筋肉内血腫を生じ、INR上昇が認められた。摂取中止によりINRコントロール良好となったが、ザクロジュース約3 L/日を1週間以上摂取したところ、左腓腹部筋肉内血腫を生じ、INR再上昇が認められ、ザクロジュースを含むフルーツジュースの摂取制限により改善した (PMID:20029019)
(PMID:20029019) Emerg Med J. 2010 Jan;27(1):74-5.


●「セレン」有効性:糖尿病・内分泌 (201209)
・2017年11月までを対象に3つのデータベースで検索できた観察研究12報 (コホート研究3報、症例対照研究5報、横断研究5報) について検討したメタ分析において、セレン摂取量の増加は、2型糖尿病発症リスク増加と関連が認められたが、試験によるばらつきが大きかった (PMID:30563119)
・2017年11月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験3報について検討したメタ分析において、セレンサプリメント (200μg/日) の摂取は、2型糖尿病発症リスクとの関連は認められなかった (PMID:30563119)
(PMID:30563119) Nutrients. 2018 Dec 5;10(12):1924.


●「カフェイン」「コーヒー」安全性:医薬品等との相互作用 (201207)
・てんかんのためフェノバルビタール (抗てんかん薬:CYP3A4基質) を服用中の18歳男性 (ブラジル) が、コーラ1.5 L/日を日常的に摂取し (期間不明) 、抗リン脂質抗体症候群のためワルファリン (抗凝固薬:CYP1A2、CYP2C9、CYP3A4基質) 20 mg/日の服用を開始したところ、コントロール不良 (INR1.5未満) の状態が続いた。コーラの摂取量を350mL/日に減量したところ、ワルファリン7.5 mg/日の服用で数年間INRは目標範囲で維持されたが、エスプレッソコーヒー5杯/日の日常的な摂取により再びINRは1.1まで低下したが、エスプレッソコーヒーの摂取量を1杯/日に減量したところ、INRは安定した (PMID:21852006)
(PMID:21852006) Int J Cardiol. 2012 Apr 5;156(1):e4-5.


●「キャッツクロー」安全性:医薬品等との相互作用 (201203)
・HIV感染症、C型肝炎による肝硬変、肺高血圧のため、アバカビル (抗ウイルス薬) 600 mg/日、ラミブジン (抗ウイルス薬) 300 mg/日、アタザナビル (抗ウイルス薬:CYP3A4基質) 300 mg/日、リトナビル (抗ウイルス薬:CYP2D6、CYP3A基質) 100 mg/日、サキナビル (抗ウイルス薬:CYP3A4、P糖タンパク質基質) 2000 mg/日を服用中の45歳女性 (スペイン) が、キャッツクロー抽出物を2ヶ月間摂取したところ (摂取量不明) 、肝移植前の検査にてアタザナビル、リトナビル、サキナビルのトラフ濃度 (Cmin) 上昇が認められ、キャッツクローの摂取中止により改善した (PMID:18712519)
(PMID:18712519) Eur J Clin Pharmacol. 2008 Dec;64(12):1235-6.


●「エゾウコギ (蝦夷五加木) 、シゴカ (刺五加) 、シベリアニンジン (シベリア人参)」「イワベンケイ (岩弁慶) 、コウケイテン (紅景天) 、ロディオラロゼア」「朝鮮ニンジン 、オタネニンジン、高麗人参」安全性:医薬品等との相互作用 (201202)
・てんかんのためバルプロ酸 (抗てんかん薬) 1,000 mg/日を服用し、2年間発作のない状態を維持していた16歳男性 (アメリカ) が、運動時の疲労軽減のため、ビタミン、ミネラルおよび植物成分からなる4種のブレンド (フラボノイド含有植物 ブレンド2:レンゲ根エキス、エゾウコギ根エキス、イワベンケイ根、チョウセンゴミシ果実、高麗人参の根抽出物、ブレンド4:柑橘系バイオフラボノイド) 含有エナジードリンク×2回/日を2ヶ月間摂取したところ、てんかん発作が生じて救急搬送され、バルプロ酸の血中濃度低下が認められた。エナジードリンクの摂取中止により、バルプロ酸の血中濃度が安定した。因果関係評価 (DIPS) はスコア5 (probable) であり、エナジードリンクに含まれる植物由来のフラボノイドとバルプロ酸との相互作用によるてんかん発作と考えられた (PMID:30669934)
(PMID:30669934) J Pharm Pract. 2019 Oct;32(5):485-487.




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