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2020年10月更新の素材情報データベース (更新中)

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2020年10月の素材情報の更新は下記の通りです。

●安全性:医薬品等との相互作用 (201022)
アキウコン (秋鬱金) 、ウコン (鬱金)
・in vitro試験 (Caco-2細胞) において、ウコン抽出物は、P糖タンパク質活性を阻害した (PMID:19879740)
クルクミン
・in vitro試験 (ブタ腎上皮細胞、P糖タンパク質発現ブタ腎上皮細胞) において、クルクミン、デメトキシクルクミンはP糖タンパク質の活性を阻害した。一方、ビスデメトキシクルクミンは影響を及ぼさなかった (PMID:19879740)
(PMID:19879740) Phytomedicine. 2010 Jun;17(7):506-12.


●「ステビア」安全性:医薬品等との相互作用 (201021)
・びまん性甲状腺腫を伴う甲状腺中毒症のためメチマゾール (抗甲状腺薬) 5 mg/日を服用中の47歳女性(タイ)が、薬局で購入したエトリコキシブ (抗炎症薬) を2〜3日おきに90 mg服用するとともに、空腹時血糖値を下げるためにステビア抽出物および葉の茶を毎日、6ヶ月間摂取したところ、血中クレアチニンの上昇、めまい、倦怠感、唇と口腔粘膜の乾燥を生じ、さらに1ヶ月後、尿細管機能障害による低ナトリウム血症、高カリウム血症が確認され、エトリコキシブとステビアの中止により改善した。ステビアと急性腎障害の因果関係評価(改変Naranjo)は、スコア5 (probable) であった (101) 。
(101) J Med Assoc Thai 2019 102(6) 100-4.


●「オリーブ」(201020)
・全体見直し。


●「シソ」(201020)
・全体見直し。


●「スピルリナ」危険情報:被害事例 (201019)
・56歳男性 (日本) がスピルリナ含有サプリメントを2ヶ月間摂取したところ (摂取量不明) 、日光裸露部に皮疹がみられ、摂取中止後も光線過敏が続いた。スピルリナに対するPersistent light reactorと診断され、加療により改善した (1999257470) 。(1999257470) 日本皮膚科学会雑誌 1999 109(6) 921-922.


●「イチョウ葉エキス」安全性:医薬品等との相互作用 (201015)
・動物実験 (ラット) において、イチョウ葉エキスの1週間の摂取は、肝臓のCYP1A1、CYP1A2、CYP2B、CYP2C9、CYP2E1、CYP3A4、GST活性を上昇させた (PMID:15110104)
(PMID:15110104) Food Chem Toxicol. 2004 Jun;42(6):953-7.


●安全性:医薬品等との相互作用 (2001014)
ダイズ」「ダイズイソフラボン
・動物実験 (ラット) において、カゼインの摂取と比較し、ダイズタンパク質の摂取は、十二指腸および空腸のCYP4A10遺伝子発現には影響を及ぼさなかったが、肝臓のCYP4A10遺伝子発現を抑制した (PMID:19962299)
イソフラボン」「ダイズイソフラボン
・動物実験 (ラット) において、カゼインの摂取と比較し、ゲニステインの摂取は、空腸のCYP4A10遺伝子発現には影響を及ぼさなかったが、肝臓および十二指腸のCYP4A10遺伝子発現を抑制した (PMID:19962299)
(PMID:19962299) J Nutr Biochem. 2010 Nov;21(11):1106-13.


●「グアバ、シジュウム、バンジロウ」「クワ、マルベリー」「セロリ、セルリー、オランダミツバ」危険情報:被害事例 (201012)
・2型糖尿病、高血圧症、脂質異常症のため、エナラプリル 、グリピジド、メトホルミン、アスピリン、シンバスタチンを1年以上服用中の45歳男性 (タイ) が、4〜5年間摂取していた魚油、ビタミンC、鉄、ルテイン、植物タンパク質サプリメントとともに、手作りの果物ハーブジュース (グアバ、バナナ、マンゴー、カランダフルーツ、桑の葉、スターグースベリー、セロリ、フカキノの葉含有) を約1ヶ月間摂取、最後の3日間に水の代わりに大量に摂取したところ、下痢、脱水症を生じ受診。急性腎障害、高リン血症、高カリウム血症がみられ、エナラプリルとメトホルミンの服用中止、サプリメントと果物ハーブジュースの摂取中止と加療にて改善。果物ハーブジュ―スと急性腎障害の因果関係評価 (Naranjo) は、スコア5 (probable) であった (PMID:28282296)
(PMID:28282296) J Complement Integr Med 2017 14(1).


●「オオアザミ、マリアアザミ、ミルクシスル」安全性:医薬品等との相互作用 (201008)
・健康な成人男性12名 (平均21.9±2.6歳、中国) を対象にオオアザミ抽出物 (シリマリン140 mg含有) ×3回/日を14日間摂取させ、15日目にオオアザミ抽出物とロサルタン (アンジオテンシンII受容体拮抗薬:CYP2C9基質) 50 mgを併用させたところ、CYP2C9遺伝子型が*1/*1野生型 (6名) ではロサルタンの半減期、Tmaxに影響を及ぼさなかったが、血中濃度 (AUC、Cmax) 、口腔クリアランスを上昇させ、E-3174 (ロサルタン代謝産物) の血中濃度 (AUC、Cmax) を低下させた。また、CYP2C9遺伝子型が*1/*3ヘテロ接合 (6名) ではロサルタンの血中濃度 (AUC、Cmax) 、半減期、Tmax、口腔クリアランスに影響を及ぼさなかったが、E-3174の血中濃度 (AUC) を低下させた (PMID:19221727)
(PMID:19221727) Eur J Clin Pharmacol. 2009 Jun;65(6):585-91.


●「ニームノキ、ニーム、マルゴサノキ、インドセンダン」安全性:医薬品等との相互作用 (201007)
・動物実験 (ウサギ) において、ニームノキの葉水抽出物の同時摂取は、クロロキン硫酸塩 (抗寄生虫用薬:CYP2C8基質、CYP3A4基質) のTmaxに影響を及ぼさなかったが、血中濃度 (AUC、Cmax) 、クリアランス、吸収速度、消失速度を低下させ、半減期を延長させた (PMID:14769237)
(PMID:14769237) Acta Pharm. 2003 Dec;53(4):305-11.


●「エキナセア、エキナケア、パープルコーンフラワー、プルプレア、ムラサキバレンギク (紫馬簾菊) 」「ポリコサノール」安全性:医薬品等との相互作用 (201002)
・健康な成人男性12名 (平均24歳、オーストラリア) を対象にエキナセア根抽出物 (E. angustifolia 600 mg、E. purpurea 675 mg含有:総アルカミド5.75 mg規格化) ×4回/日またはポリコサノール10 mg×2回/日を3週間摂取させ、2週間目にワルファリン (抗凝固薬:CYP1A2、CYP2C9、CYP3A4) 25 mgを併用させたところ、エキナセアまたはポリコサノールのいずれもワルファリン (R) 体の薬物動態には影響を及ぼさず、(S) 体の血中濃度 (Cmax) 、Tmax、半減期にも影響を及ぼさなかったが、エキナセアでは (S) 体の血中濃度 (AUC) を低下、クリアランスを増加させた。一方、エキナセアまたはポリコサノールの併用は、ワルファリンの薬力学に影響を及ぼさなかった (PMID:20573086)
(PMID:20573086) Br J Clin Pharmacol. 2010 May;69(5):508-15.


●「ニンニク、セイヨウニンニク、ガーリック、オオニンニク、ダイサン」安全性:医薬品等との相互作用 (201001)
・健康な成人8名 (平均40.5±11.3歳、イギリス) を対象に硫化ジアリル0.2 mg/kg体重を摂取させ、5時間後にクロルゾキサゾン (筋弛緩薬:CYP2E1基質) 500 mgを摂取させたところ、クロルゾキサゾンの代謝指標 (6-ヒドロキシクロルゾキサゾン/クロルゾキサゾン比) が低下した (PMID:11530830)
(PMID:11530830) Hum Exp Toxicol. 2001 Jul;20(7):321-7.




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