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2020年8月更新の素材情報データベース

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2020年8月の素材情報の更新は下記の通りです。

●「コラーゲン」(200831)
・全体見直し。


●「スピルリナ」危険情報:被害事例 (200831)
・乳幼児期からアトピー性皮膚炎と甲殻類、魚類、果物による食物アレルギーの既往のある10歳男性 (日本) が、身長促進をうたったスピルリナ含有サプリメントを1年間摂取したところ (摂取量不明) 、肝機能障害 (AST<ALT) を認め、リンパ球刺激試験でスピルリナに陽性を示した。スピルリナ含有サプリメントにより誘起されたアレルギー性肝機能障害と診断され、摂取中止により改善した (2019053409) 。
(2019053409) アレルギーの臨床. 2019;39(1):66.


●「ケール 、ハゴロモカンラン」有効性:糖尿病・内分泌 (200828)
・食後血糖値が高めの成人19名 (平均45.5±15.4歳、日本) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ対照試験において、米飯300 gとともにケール青汁粉末14 gを単回摂取させたところ、糖代謝マーカー (食後60分の血糖、血糖Cmax) 上昇の抑制が認められた。一方、糖代謝マーカー (食後30分、90分、120分の血糖、血糖AUC、食後30分、60分、90分、120分のインスリン) に影響は認められなかった (2015358739) 。
(2015358739) 薬理と治療. 2015;43(8):1157-63.


●「ピペリン」安全性:医薬品等との相互作用 (200827)
・健康な成人男性5名 (25〜40歳、インド) を対象としたクロスオーバー試験において、ピペリン20 mg/日を7日間摂取させ、7日目にフェニトイン (抗てんかん薬:CYP2C9、CYP2C19基質) 300 mgを併用させたところ、フェニトインの血中濃度 (Cmax) 、Tmaxに影響を及ぼさなかったが、血中濃度 (AUC) を上昇させた (PMID:3444866)
(PMID:3444866) Planta Med. 1987 Dec;53(6):568-9.


●「乳酸菌、ビフィズス菌など」有効性:糖尿病・内分泌 (200826)
・2型糖尿病患者60名 (試験群30名、平均58.6±6.5歳、イラン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験において、プロバイオティクス製品 (Lactobacillus acidophilus 2×10(9) cfu、Lactobacillus casei 7×10(9) cfu、Lactobacillus rhamnosus 1.5×10(9) cfu、Lactobacillus bulgaricus 2×10(8) cfu、Bifidobacterium breve 3×10(10) cfu、Bifidobacterium longum 7×10(9) cfu、Streptococcus thermophilus 1.5×10(9) cfu、フラクトオリゴ糖100 mg含有) ×2回/日を6週間摂取させたところ、糖代謝マーカー (空腹時血糖、インスリン、HOMA-IR) 、血中脂質 (TC、HDL-C、LDL-C、TG) に影響は認められなかった (PMID:30641692)
(PMID:30641692) Diabetes Metab Syndr. Jan-Feb 2019;13(1):175-182.


●「ケルセチン、クエルセチン」安全性:医薬品等との相互作用 (200825)
・健康な成人男性12名 (24〜31歳、韓国) を対象としたオープンラベルクロスオーバー無作為化プラセボ対照試験において、ケルセチン500 mg×3回/日を7日間摂取させ、7日目にフェキソフェナジン (アレルギー治療薬:P糖タンパク質基質) 60 mgを併用させたところ、フェキソフェナジンのTmax、半減期、腎クリアランスに影響を及ぼさなかったが、血中濃度 (Cmax、AUC) 、尿中排泄量を上昇させ、口腔内クリアランスを低下させた(PMID:19221726)
(PMID:19221726) Eur J Clin Pharmacol. 2009 Jun;65(6):609-14.


●「アスタキサンチン」 (200824)
危険情報:一般
・欧州食品安全機関 (EFSA) は、アスタキサンチンの安全性を再評価し (2019.12) 、ADI (一日摂取許容量) をこれまでの0.034 mg/kg体重から0.2 mg/kg体重へと修正した。それに伴い、通常の食事からの摂取量を考慮し、サプリメントからの安全な最大摂取量を8 mg/日とした (112) 。
危険情報:小児
・欧州食品安全機関 (EFSA) は、通常の食事から摂取するアスタキサンチンに加え、小児がサプリメントとして8 mg/日を摂取した場合、各年代のADIに対して14〜18歳でほぼ一致、10〜14歳で28%、3〜10歳で123%、1〜3歳で309%、6〜12ヶ月齢で381%、4〜6ヶ月齢で524%超過するとして注意喚起している (112) 。
(112) EFSA Journal 2020; 18(2):5993.


●「メリンジョ」有効性:糖尿病・内分泌 (200820)
・健康な成人男性42名 (日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験において、メリンジョ種子抽出物150 mg (レスベラトロール誘導体30 mg含有) /日 (14名、平均23.7歳) もしくは300 mg (レスベラトロール誘導体60 mg含有) /日 (14名、平均22.5歳) を14日間摂取させたところ、300 mg/日群において高分子量アディポネクチン/総アディポネクチン比の上昇が認められた。一方、いずれの群においても、総アディポネクチン濃度、高分子量アディポネクチン濃度に影響は認められなかった (PMID:32152335)
(PMID:32152335) Sci Rep. 2020 Mar 9;10(1):4313.


●「イチョウ葉エキス」安全性:医薬品等との相互作用 (200819)
・健康な成人男性12名 (平均24±3歳、中国) を対象としたオープンラベルクロスオーバー無作為化比較試験において、事前にイチョウ葉エキス120 mg×3回/日を14日間摂取させ、14日目にタリノロール (不整脈治療薬:P糖タンパク質基質) 100 mgを服用させたところ、Tmax、半減期には影響を及ぼさなかったが、血中濃度 (AUC、Cmax) を上昇させた (PMID:19280523)
(PMID:19280523) Xenobiotica. 2009 Mar;39(3):249-54.


●「葉酸」有効性:循環器・呼吸器 (200818)
・2017年8月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験13報について検討したメタ分析において、代謝性疾患の患者による葉酸サプリメントの摂取は、収縮期血圧 (6報) 、拡張期血圧 (6報) 、血中脂質 (TG (11報) 、TC (10報) 、HDL-C (10報) 、LDL-C (9報) 、VLDL-C (3報)) との関連は認められなかった (PMID:29279272)
(PMID:29279272) Diabetes Metab Syndr. 2018 May;12(3):423-430.


●「ルイボス」危険情報:被害事例 (200817)
・31歳妊婦 (日本) が、妊娠28週以降の数ヶ月間、チョコレートを週3日 (摂取量不明) 、煮出したルイボス茶 (500 mL) を毎日摂取していたところ、妊娠40週0日の健診にて胎児心拍モニタリング異常が認められ、翌日に重症の胎児右心不全のため緊急帝王切開となった。出生児は経過観察にて改善し日齢6日で退院した (2019067739) 。
(2019067739) 日本周産期新生児学会. 2018;54(4):1136-9.


●「クルクミン」安全性:医薬品等との相互作用 (200814)
・in vitro試験 (ヒト酵素) において、クルクミンはCYP3A4活性を阻害した (PMID:21506134)
・in vitro試験 (MCF-7/ACR細胞) において、クルクミンはP糖タンパク質活性を阻害した (PMID:21506134)
・動物実験 (ラット) において、クルクミンの摂取は、静脈投与したエトポシド (抗がん剤:CYP3A、P糖タンパク質基質) の薬物動態に影響を及ぼさず、経口投与したエトポシドのTmax、生体利用率にも影響を及ぼさなかったが、血中濃度 (AUC、Cmax) を上昇、半減期を延長させた (PMID:21506134)
(PMID:21506134) Biopharm Drug Dispos. 2011 May;32(4):245-51.


●「ダイズ」(200813)
・全体見直し。


●「スピルリナ」(200813)
・全体見直し。


●「カルニチン」有効性:免疫・がん・炎症 (200813)
・2016年12月までを対象に4つのデータベースで検索できた二重盲検無作為化プラセボ対照試験3報について検討したメタ分析において、がん患者によるカルニチンの摂取は、がん関連倦怠感の低下との関連は認められなかった (PMID:29112178)
(PMID:29112178) Nutrients. 2017 Nov 7;9(11):1224.


●「リコピン」安全性:医薬品等との相互作用 (200812)
・in vitro試験 (ヒト酵素) において、リコピンはCYP1A1、CYP1B1活性を阻害した (PMID:20400267)
・in vitro試験 (MCF-7細胞) において、リコピンはUGT1A1の遺伝子発現および活性を増強した (PMID:20400267)
・in vitro試験 (MCF-7細胞) において、リコピンはCYP1A1遺伝子発現には影響を及ぼさなかったが、活性を阻害し、CYP1B1遺伝子発現および活性を阻害した (PMID:20400267)
(PMID:20400267) Nutrition. Nov-Dec 2010;26(11-12):1181-7.


●「メラトニン、松果体ホルモン」有効性:肥満 (200811)
・2017年5月までを対象に5つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ対照試験3報について検討したメタ分析において、服薬治療中の精神疾患患者によるメラトニンの摂取は、非定型抗精神病薬の代謝性副作用であるBMI増加 (3報) 、拡張期血圧上昇 (2報) の抑制との関連が認められた。一方、糖代謝マーカー (空腹時血糖 (2報)) 、血中脂質 (LDL-C (2報) 、HDL-C (2報)) 、収縮期血圧 (3報) 、ウエスト径 (2報) 悪化との関連は認められなかった (PMID:29682546)
(PMID:29682546) Biomed Res Int. 2018 Feb 21;2018:4907264.


●「n-3系不飽和脂肪酸 」有効性:脳・神経・感覚器 (200807)
・2018年までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ対照試験17報について検討したメタ分析において、ドライアイ患者におけるn-3系不飽和脂肪酸の摂取は、ドライアイ症状のスコア低下 (12報) 、涙液層破壊時間の延長 (14報) 、シルマーテストのスコア上昇 (13報) 、角膜染色のスコア低下 (8報) との関連が認められたが、いずれも試験によるばらつきが大きかった (PMID:30702470)
(PMID:30702470) Cornea. 2019 May;38(5):565-573.


●「ピペリン」安全性:医薬品等との相互作用 (200806)
・動物実験 (マウス) において、ピペリンの摂取は、フェニトイン (抗てんかん薬:CYP2C9、CYP2C19基質) の血中濃度 (AUC) を上昇させた (PMID:11808866)
・動物実験 (ラット) において、ピペリンの摂取は、静脈投与したフェニトイン (抗てんかん薬:CYP2C9、CYP2C19基質) の血中濃度 (AUC) を上昇させた (PMID:11808866)
・健康な成人6名 (平均25.8歳、インド) を対象としたオープンラベルクロスオーバー試験において、野菜スープとともにコショウ1 gを摂取させ、30分後にフェニトイン (抗てんかん薬:CYP2C9、CYP2C19基質) 300 mgを服用させたところ、フェニトインの血中濃度 (AUC、Cmax) が上昇し、Tmaxが短縮、クリアランスが低下した (PMID:11808866)
(PMID:11808866) Eur J Drug Metab Pharmacokinet. 2001;26(4):241-7.


●「ビタミンC (アスコルビン酸) 」有効性:免疫・がん・炎症 (200805)
・1つのデータベース (Epistemonikos) で検索できた、システマティックレビュー8報から抽出した無作為化比較試験18報について検討したメタ分析において、ビタミンC 0.08 g/日以上の摂取は、風邪の発症予防に関連は認められなかった (PMID:30113569)
(PMID:30113569) Medwave. 2018 Aug 6;18(4):e7235.


●安全性:医薬品等との相互作用 (200804)
イソフラボン」「ダイズイソフラボン
・in vitro試験 (CYP2E1発現誘導マウス肝ミクロソーム) において、ゲニステインおよびエクオールは、CYP2E1活性を阻害した (PMID:9662412)
・in vitro試験 (CYP1A発現誘導マウス肝ミクロソーム) において、ゲニステインおよびエクオールは、CYP1A活性を阻害した (PMID:9662412)
・in vitro試験 (ヒトCYP1A2、CYP2E1発現細胞) において、ゲニステインおよびエクオールは、CYP1A2、CYP2E1活性を阻害した (PMID:9662412)
(PMID:9662412) Food Chem Toxicol. 1998;36(5):375-82.


●危険情報:被害事例 (200803)
レッドクローバー、アカツメクサ、ムラサキツメクサ、コウシャジクソウ
アルファルファ 、ウマゴヤシ、ムラサキウマゴヤシ (紫馬肥)
・全身性エリテマトーデス、特発性血小板減少性紫斑病の既往歴があり、プレドニゾロンを服用中の28歳女性 (イラン) が、レッドクローバーとアルファルファを含むハーブティーを5〜6杯/日、2週間摂取したところ、鼻出血、手足の斑状出血がみられ、受診。検査によりプロトロンビン時間、活性化部分トロンボプラスチン時間の延長、INR上昇が認められ、血液からワルファリン様成分が検出された。ビタミンK拮抗作用による血液凝固障害と考えられ、ハーブティーの摂取中止と加療により改善した (PMID:31172083)
(PMID:31172083) Adv J Emerg Med. 2018 Jan 12;2(2):e20.




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