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2020年3月更新の素材情報データベース

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2020年3月の素材情報の更新は下記の通りです。

●「サンフラワー、ヒマワリ、ニチリンソウ、ヒグルマ」有効性:肥満 (200331)
・肥満の成人46名 (試験群28名、23〜64歳、スペイン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、エネルギー制限食とともにサンフラワー水アルコール抽出物250 mg×2回/日を12週間摂取させたところ、BMI、ウエスト径、血中脂質 (TC) 低下が認められた。一方、体重、筋肉量、体脂肪量、体水分量、体脂肪率、血中脂質 (TG、LDL-C、HDL-C、LDL-C/HDL-C比、遊離脂肪酸) 、血糖値、HbA1cに影響は認められなかった (PMID:31096648)
(PMID:31096648) Nutrients. 2019 May 15;11(5).


●「ビタミンC (アスコルビン酸) 」危険情報:被害事例 (200330)
・前立腺肥大症と小腸切除歴がある69歳男性 (アメリカ) が、ビタミンCサプリメント2 g/日を2年間以上摂取したところ、3週間にわたる尿量減少、倦怠感、食欲不振、錯乱を呈した。検査にて、BUN、クレアチニン上昇、尿管内にシュウ酸カルシウム結石を認め、ビタミンCの過剰摂取および病歴により誘発されたシュウ酸腎症と考えられ、摂取中止と加療により改善した (PMID:30276648)
(PMID:30276648) CEN Case Rep. 2019 Feb;8(1):67-70.


●「ビタミンD (エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール) 」有効性:糖尿病・内分泌 (200327)
・2018年3月までを対象に5つのデータベースで検索できた無作為化比較試験19報について検討したメタ分析において、2型糖尿病患者におけるビタミンDサプリメントの摂取は、インスリン (9報) 、HOMA-IR (9報) 低下との関連が認められたが、試験によるばらつきが大きかった。一方、空腹時血糖 (14報) 、HbA1c (17報) との関連は認められなかった (PMID:30946322)
(PMID:30946322) Medicine (Baltimore). 2019 Apr;98(14):e14970.


●「グアバ、シジュウム、バンジロウ」有効性:糖尿病・内分泌 (200326)
・健康な成人25名 (19〜29歳、試験群10名、オーストリア) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、グアバの超臨界CO2抽出物2.5 mLをグルコース75 gと共に単回摂取させたところ、摂取30分後における血糖値の上昇抑制が認められた。一方、摂取15分、60分、90分、120分後の血糖、120分間の血糖AUC、インスリン値に影響は認められなかった (PMID:31277259)
(PMID:31277259) Nutrients. 2019 Jul 3;11(7). pii: E1512.


●「クルクミン」「アキウコン (秋鬱金) 、ウコン (鬱金) 」有効性:消化系・肝臓 (200325)
・2018年11月までを対象に5つのデータベースで検索できた無作為化比較試験6報について検討したメタ分析においてNAFLD患者によるクルクミンまたはアキウコン抽出物の摂取は、肝機能マーカー (AST、ALT) 低下と関連が認められたが、試験によるばらつきが大きかった (PMID:30653773)
(PMID:30653773) Phytother Res. 2019 Mar;33(3):561-570


●「米ぬか」有効性:脳・神経・感覚器 (200324)
・自己申告による軽度の睡眠障害がある成人50名 (試験群25名、平均41.8±13.5歳、韓国) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、米ぬか抽出物1,000 mg/日を2週間摂取させたところ、主観的眠気評価尺度 (ESS) のスコア低下、終夜睡眠ポリグラフ検査による睡眠効率の上昇、総睡眠時間の増加、入眠潜時の減少が認められた。一方、睡眠の質 (ピッツバーグ睡眠質問票) 、疲労症状評価尺度のスコア、レム睡眠潜時、入眠後覚醒時間、総覚醒時間、無呼吸・低呼吸指数、総無呼吸指数、炎症マーカー (IL-1β、TNF-α) に影響は認められなかった (PMID:31451704)
(PMID:31451704) Sci Rep. 2019 Aug 26;9(1):12339.


●「ミドリムシ、ユーグレナ」安全性:動物他での毒性試験 (200323)
・E. gracilis eu029株 (EG029) を投与:マウス経口 (雌) >5 g/kg (106) 。
・E. gracilis eu029株 (EG029) を投与:ラット経口 (雌雄) >1 g/kg/日 (106) 。
・in vitro試験 (エームス試験、recアッセイ) および、in vivo (マウス) の小核試験、in vivo (ラット) の催奇形性試験において、E. gracilis eu029株 (EG029) に遺伝毒性は認められなかった (106) 。
(106) Toxicology Research and Application. 2018; 2: 1-11.


●「ベニコウジ」危険情報:被害事例 (200323)
・悪性貧血のため毎月ビタミンB12注射を受けていた64歳女性 (アメリカ) が、スタチン (脂質異常症治療薬) の代わりにベニコウジサプリメント1,200 mg/日を4週間摂取したところ、倦怠感、腹部膨満感、早期満腹感が出現し、5週間目には暗色尿、淡色便、6週間目には黄疸を呈した。検査所見、服薬および食品摂取歴から摂取したベニコウジサプリメントが関与した薬物性肝機能障害と診断され、摂取中止と加療により改善した (PMID:30910808)
(PMID:30910808) BMJ Case Rep. 2019 Mar 25;12(3). pii: e227961.


●「ベニコウジ」有効性:循環器・呼吸器 (200319)
・2013年8月までを対象に6つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ比較試験13報 (検索条件:期間≧4週間) について検討したメタ分析において、脂質異常症患者におけるベニコウジ摂取は、血中脂質 (TC (13報) 、TG (11報) 、LDL-C (13報)) 低下との関連が認められたが、試験によるばらつきが大きかった。一方、血中脂質 (HDL-C (12報)) との関連は認められなかった (PMID:24897342)
(PMID:24897342) PLoS One. 2014 Jun 4;9(6): e98611.


●「チャ (茶)」有効性:免疫・がん・炎症 (200318)
・2018年9月までを対象に7つのデータベースで検索できた症例対照研究14報について検討したメタ分析において、緑茶の摂取は乳がんの発症リスク低下と関連が認められたが、試験によるばらつきが大きかった (PMID:31277115)
(PMID:31277115) Medicine (Baltimore). 2019 Jul;98(27):e16147.


●「サフラン」有効性:糖尿病・内分泌 (200317)
・血糖降下薬を服用している2型糖尿病患者64名 (試験群32名、平均53.5±9.9歳、イラン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、乾燥サフラン水アルコール抽出物30 mg/日を3ヶ月間摂取させたところ、空腹時血糖、血中脂質 (TC、LDL-C、LDL/HDL比) 、肝機能マーカー (ALP) の低下が認められた。一方、糖代謝マーカー (HbA1c、インスリン、HOMA-IR、QUICKI) 、血中脂質 (TG、HDL-C、動脈硬化指数) 、肝機能マーカー (AST、ALT) 、腎機能マーカー (BUN、クレアチニン) に影響は認められなかった (PMID:30942510)
(PMID:30942510) Phytother Res. 2019 Jun;33(6):1648-1657.


●「アカショウマ (赤升麻) 」(200316)
・全体見直し。


●「グルコン酸」(200316)
・全体見直し。


●「ビタミンD (エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール) 」危険情報:被害事例 (200316)
・73歳男性 (イギリス) が、健康のためビタミンDサプリメント60,000 IU/日を2年間摂取したところ、下痢、錯乱、無気力、脱水を生じ、高カルシウム血症を伴う高ビタミンD血症と診断され、摂取中止と加療により改善した (PMID:30072556)
(PMID:30072556) Clin Med (Lond). 2018 Aug;18(4):311-313.


●「カフェイン」有効性:骨・筋肉 (200313)
・運動習慣のある健康な男子大学生48名 (アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、カフェイン200 mg/日 (12名) またはα-グリセリルホスホリルコリン250 mg/日 (12名) 、500 mg/日 (12名) を7日間摂取させたところ、カフェイン群において、等尺性運動負荷時の下肢の最大強度の増加が認められた。一方、上肢の最大強度、跳躍運動の指標に影響は認められなかった。α-グリセリルホスホリルコリン群においてはいずれの指標にも影響は認められなかった (PMID:29042830)
(PMID:29042830) J Int Soc Sports Nutr. 2017 Oct 5;14:39.


●「アシュワガンダ、ウィザニア、ウィタニア、インドニンジン」有効性:脳・神経・感覚器 (200312)
・統合失調症患者68名 (試験群34名、平均45.18±12.90歳、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、アシュワガンダ抽出物250 mg×2回/日を1週間、500 mg×2回/日を11週間の計12週間摂取させたところ、陽性・陰性症状評価尺度 (PANSS) の陰性尺度、総合精神病理尺度、合計点、および自覚ストレス調査票の合計得点の低下が認められた。一方、PANSSの陽性尺度、炎症マーカー (高感度CRP、S100B、IL-6) に影響は認められなかった (PMID:29995356)
(PMID:29995356) J Clin Psychiatry. 2018 Jul 10;79(5). pii: 17m11826.


●「魚油」有効性:肥満 (200311)
・4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験21報 (検索条件:期間≧4週間) について検討したメタ分析において、過体重または肥満の成人による魚油摂取は、ウエスト径 (13報) 、ウエスト/ヒップ比 (7報) の減少と関連が認められたが、ウエスト/ヒップ比については試験によるばらつきが大きかった。一方、体重 (15報) 、BMI (19報) との関連は認められなかった (PMID:26571503)
(PMID:26571503) PLoS One. 2015 Nov 16;10(11) e0142652.


●「メリッサ 、コウスイハッカ、セイヨウヤマハッカ、レモンバーム」有効性:糖尿病・内分泌 (200310)
・血糖降下薬を服用中の2型糖尿病患者62名 (試験群31名、平均53.90±6.28歳、イラン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、メリッサの水アルコール抽出物350 mg×2回/日を12週間摂取させたところ、糖代謝マーカー (空腹時血糖、HbA1c、HOMA-β) 、血中脂質 (TG、HDL-C)、炎症マーカー (高感度CRP) の改善、収縮期血圧の低下が認められた。一方、糖代謝マーカー (インスリン、HOMA-IR、QUICKI) 、血中脂質 (TC、LDL-C) 、酸化関連マーカー (PON-1活性、総抗酸化能) 、拡張期血圧に影響は認められなかった (PMID:30548118)
(PMID:30548118) Phytother Res. 2019 Mar;33(3):651-659.


●「セイヨウオトギリソウ 、セントジョーンズワート、ヒペリクムソウ」危険情報:被害事例 (200309)
・43歳男性 (日本) がセイヨウオトギリソウを含むサプリメントを2年間摂取 (摂取量不明) したところ、全身倦怠感を呈し受診。血液検査にてBUN、クレアチニン上昇、ナトリウム低下を認め、横紋筋融解症による急性腎障害のため血液透析を導入。摂取したセイヨウオトギリソウを含むサプリメントが原因の一つと考えられ、摂取中止と加療により改善した (2016088182) 。
(2016088182) 中毒研究 2015 28(4) 412-3.


●「コレウス・フォルスコリー、カリウス・フォレスコリー、コレウス」有効性:肥満 (200306)
・過体重または肥満の成人30名 (試験群15名、平均40.9±13.8歳、オーストラリア) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、食事制限および運動指導とともにコレウス・フォルスコリー抽出物 (フォルスコリン10%含有) 250 mg×2回/日を12週間摂取させたところ、糖代謝マーカー (インスリン、HOMA-IR) の低下が認められた。一方、体重、BMI、ウエスト径、ヒップ径、ウエスト/ヒップ比、血圧、糖代謝マーカー (空腹時血糖) 、食欲関連ホルモン (レプチン、グレリン) 、血中脂質に影響は認められなかった (PMID:26593941)
(PMID:26593941) Nutrients. 2015 Nov 17;7(11):9508-22.


●「メラトニン、松果体ホルモン」有効性:脳・神経・感覚器 (200305)
・乳がん患者54名 (試験群28名、中央値51歳、デンマーク) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、メラトニン6 mg/日を、乳がん手術1週間前から手術後12週間まで摂取させたところ、うつ病の発生率低下が認められた。一方、全期間において主観的評価 (不安、睡眠の質、健康感、疲労、痛み、眠気) に影響は認められなかった (PMID:24756186)
(PMID:24756186) Breast Cancer Res Treat. 2014 Jun;145(3):683-95.


●「カルシウム」有効性:免疫・がん・炎症 (200304)
・結腸直腸腺腫患者193名 (アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較において、カルシウム1 g/日 (64名、平均60±9歳) または2 g/日 (63名、平均58±10歳) を4ヶ月間摂取させたところ、1 g摂取群の炎症マーカー (CRP、IL-6、IL-8、IL-10、血管内皮成長因子、IL-1β) 、酸化ストレスマーカー (F2-イソプロスタン) 、2 g摂取群のすべての評価指標に影響は認められなかったが、1 g摂取群では炎症マーカー (IL-12p40、TNF-α) の増加が認められた (PMID:26304464)
(PMID:26304464) Cancer Prev Res (Phila). 2015 Nov;8(11):1069-75.


●「タウリン (2-アミノエタンスルホン酸)」有効性:骨・筋肉 (200303)
・運動習慣のある男性17名 (平均26±5歳、ブラジル) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、タウリン6 gをトレッドミル走行の90分前に摂取させたところ、疲労困憊するまでの時間、血中乳酸濃度、VO2max、最大酸素借に影響は認められなかった (PMID:27109264)
(PMID:27109264) Appl Physiol Nutr Metab. 2016 May;41(5):498-503.


●「ミドリムシ、ユーグレナ」危険情報:被害事例 (200302)
・糖尿病、胃潰瘍、高血圧のためDPP-4阻害薬、プロトンポンプ阻害剤、胃酸抑制剤を10年以上服用中の77歳男性 (日本) が、ユーグレナ含有健康食品を10日間摂取したところ (摂取量不明) 、胴体、四肢に広範囲で左右対称な浮腫性紅斑を生じ受診。摂取中止と加療により改善し、同製品による皮膚パッチテストは陰性、リンパ球幼若化試験 (LTT) は陽性を示した。なお、ユーグレナと症状発現との因果関係は不明 (PMID:30623481)
(PMID:30623481) J Dermatol 2019 46(3) 234-239.



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