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2019年12月更新の素材情報データベース (更新中!)

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2019年12月の素材情報の更新は下記の通りです。

●「ケルセチン、クエルセチン」安全性:医薬品等との相互作用 (191213)
・健康な成人男性16名 (19〜24歳、中国) を対象としたクロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、ケルセチン500 mg/日を14日間摂取させた後、プラバスタチン (脂質異常症治療薬) 40mg を単回服用させたところ、プラバスタチンのTmaxに影響は認められなかったが、血中濃度 (AUC、Cmax) 、半減期が増加し、全身クリアランスが低下した (PMID:22114872)
・in vitro 試験 (HEK293細胞) において、ケルセチンはOATP1B1の活性を低下させ、OATP1B1によるプラバスタチン (脂質異常症治療薬) の取り込みを阻害した (PMID:22114872)
(PMID:22114872) Br. J. Clin. Pharmacol. 2012;73(5):750-7


●「カルシウム」有効性:骨・筋肉 (191212)
・自転車競技選手の男性51名 (試験群23名、平均35.1±6.5歳、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、カルシウム1,000 mgを自転車タイムトライアルの30分前に摂取させたところ、血中カルシウムの低下抑制が認められた。一方、副甲状腺ホルモン、骨吸収マーカー (I型コラーゲン架橋C-テロペプチド) に影響は認められなかった (PMID:28248693)
(PMID:28248693) Med Sci Sports Exerc. 2017 Jul;49(7):1437-1442.


●安全性:医薬品等との相互作用 (191211)
トウガラシ属 (赤唐辛子、パプリカ、ピーマンなど)
・in vitro 試験 (LS-180V細胞) において、カプサイシンはP糖タンパク質活性を阻害したが、カプサイシンによる48時間事前処理はP糖タンパク質活性に影響を及ぼさなかった (PMID:20118549)
ピペリン
・in vitro 試験 (LS-180V細胞) において、ピペリンはP糖タンパク質活性を阻害したが、ピペリンによる48時間事前処理はP糖タンパク質活性を亢進した (PMID:20118549)
ゴマ
・in vitro 試験 (LS-180V細胞) において、セサミンはP糖タンパク質活性を阻害したが、セサミンによる48時間事前処理はP糖タンパク質活性に影響を及ぼさなかった (PMID:20118549)
ダイズイソフラボン
・in vitro 試験 (LS-180V細胞) において、ダイゼインはP糖タンパク質活性を亢進したが、ダイゼインによる48時間事前処理はP糖タンパク質活性に影響を及ぼさなかった (PMID:20118549)
・in vitro 試験 (LS-180V細胞) において、ゲニステインは48時間事前処理および同時作用のいずれもP糖タンパク質活性を亢進した (PMID:20118549)
クルクミン
・in vitro 試験 (LS-180V細胞) において、クルクミンによる48時間事前処理はP糖タンパク質活性を亢進したが、クルクミンの同時作用はP糖タンパク質活性に影響を及ぼさなかった (PMID:20118549)
タウリン
・in vitro 試験 (LS-180V細胞) において、タウリンは48時間事前処理および同時作用のいずれもP糖タンパク質活性に影響を及ぼさなかった (PMID:20118549)
(PMID:20118549) Biol. Pharm. Bull. 2010;33(2):255-259.


●「アシュワガンダ、ウィザニア、ウィタニア、インドニンジン」有効性:脳・神経・感覚器 (191210)
・軽度の精神的ストレスを抱える健康な成人男女60名 (試験群30名、平均42.23±2.44歳、インド) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、アシュワガンダ抽出物240 mg /日を60日間摂取させたところ、気分の評価 (ハミルトン不安評価尺度) の改善、血中コルチゾールおよびデヒドロエピアンドロステロン硫酸の低下が認められた。一方、気分の評価 (DASS-21)、血中テストステロンに影響は認められなかった (PMID:31517876)
(PMID:31517876) Medicine (Baltimore). 2019 Sep;98(37):e17186.


●「グルコサミン」危険情報:被害事例 (191209)
・79歳男性 (日本) がグルコサミンサプリメントを約2ヶ月間摂取したところ、血尿、体重減少、発熱、咳嗽を生じ入院、IgA腎症を伴う顕微鏡的多発血管炎と診断された。サプリメント摂取中止のみにて症状が軽快したため、グルコサミンサプリメントが誘因と考えられた (2016365781) 。
(2016365781) アレルギー 2016 65(4-5) 648.


●「ケルセチン、クエルセチン」安全性:医薬品等との相互作用 (191206)
・動物実験 (ラット) において、ケルセチンの摂取は、ドキソルビシン (抗がん剤、P糖タンパク質基質) の血中濃度、体内分布、クリアランス、排出に影響を及ぼさなかった (PMID:21699081)
・ex vivo試験 (ラット肝臓) において、ケルセチンはP糖タンパク質活性を阻害したが、ケルセチン代謝物はP糖タンパク質活性に影響を及ぼさなかった (PMID:21699081)
(PMID:21699081) Pharmazie 2011;66(6):424-429.


●「カフェイン」有効性:骨・筋肉 (191205)
・2017年4月までを対象に7つのデータベースで検索できたクロスオーバー無作為化比較試験17報について検討したメタ分析において、健康な男女によるカフェインサプリメント摂取は、最大筋肉強度 (9報) 上昇、筋力 (垂直飛び高さ、10報) 上昇との関連が認められた (PMID:29527137)
(PMID:29527137) J Int Soc Sports Nutr. 2018 Mar 5 1511.


●「アントシアニン」安全性:医薬品等との相互作用 (191204)
・in vitro試験 (Sf9細胞) において、Cyanidin、Delphinidin、Malvidin、Pelargonidin、Peonidin、Petunidinは、多剤耐性タンパク質1 (MDR1) のATPase活性を阻害した (PMID:19922539)
・in vitro試験 (Sf9細胞) において、Cyanidin、Delphinidin、Pelargonidin、Peonidin、Cyanidin-3,5-diglcは、BCRPのATPase活性を阻害し、Cyanidin-3-glc、Cyanidin-3-gal、Malvidin-3-gal、Malvidin-3,5-diglc、Peonidin-3-glcはBCRPのATPase活性を促進した。また、低用量のMalvidin、PetuidinはBCRPのATPase活性を促進し、中高用量では阻害した (PMID:19922539)
・in vitro試験 (Sf9細胞由来反転膜小胞) において、Cyanidin、Malvidin、Peonidin、Petunidinは、BCRPを介した小胞への取り込みを阻害した (PMID:19922539)
(PMID:19922539) Br. J. Pharmacol. 2009;158(8):1942-1950.


●「シトルリン」有効性:骨・筋肉 (191203)
・レジスタンス運動経験が1年以上ある男性12名 (平均21.4±1.6歳、アメリカ) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、シトルリンリンゴ酸塩8 gをベンチプレス前に摂取させたところ、5セットの総反復回数、パワー、筋肉厚、主観的運動強度に影響は認められなかった (PMID:29210953)
(PMID:29210953) J Strength Cond Res. 2018 Nov;32(11):3088-3094.


●「カンゾウ、甘草、リコリス」危険情報:被害事例 (191202)
・高血圧と心筋梗塞の既往がありベンドロフルメチアジド (利尿薬) 、リシノプリル(ACE阻害薬) を服用していた71歳女性 (イギリス) が、数ヶ月に及ぶ便秘のためカンゾウ入り菓子を毎日摂取したところ (摂取量、期間不明) 、意識不明となり救急搬送された。検査所見からカンゾウの過剰摂取による低カリウム血症と診断され、治療により改善した (PMID:19812810)
(PMID:19812810) Can J Cardiol. 2009 Oct 25(10)e357-8.



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