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2019年11月更新の素材情報データベース

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2019年11月の素材情報の更新は下記の通りです。

●「コレウスフォルスコリー、カリウスフォレスコリー、コレウス」(191129)
全体見直し。


●「レスベラトロール」安全性:医薬品等との相互作用 (191129)
・動物実験 (ラット) において、レスベラトロールの摂取はジルチアゼム (カルシウム拮抗薬:CYP3A4、P糖タンパク質基質)のTmaxには影響を及ぼさず、血中濃度 (AUC、Cmax) 、絶対的バイオアベイラビリティを上昇させた。また、ジルチアゼム代謝物のAUC、Cmaxを上昇させたが、Tmax、代謝産物/親薬物AUC比には影響を及ぼさなかった (PMID:19035878)
・in vitro試験 (ヒト乳がん細胞) において、高濃度のレスベラトロールはP糖タンパク質活性を阻害した (PMID:19035878)
(PMID:19035878) Cardiovasc. Ther. 2008; 26(4): 269-275


●「シラカンバ」(191128)
全体見直し。


●「タウリン (2-アミノエタンスルホン酸) 」有効性:骨・筋肉 (191128)
・健康な成人男性29名 (試験群15名、20〜33歳、日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、タウリン粉末2 g×3回/日を肘屈筋レジスタンス運動前に2週間、運動後に4日間摂取させたところ、運動直前の血流依存性血管拡張反応 (FMD) の増加が認められた。一方、運動後のFMD、動脈直径に影響は認められなかった (PMID:31468418)
(PMID:31468418) Adv Exp Med Biol. 2019;1155:407-414.


●「カルシウム」安全性:医薬品等との相互作用 (191127)
・嚢胞性線維症患者 (平均30±12歳) または健康な成人 (平均31±8歳) 各5名 (アメリカ) を対象としたオープンラベルクロスオーバー無作為化比較試験において、レボフロキサシン (抗生物質) 750 mg/日×1回と炭酸カルシウム500 mg/日×3回を5日間、併用させたところ、健常者におけるレボフロキサシンの血中濃度 (Cmax、AUC) 、Tmax、半減期、クリアランスには影響が認められなかったが、嚢胞性線維症患者ではAUC、半減期、クリアランスに影響は及ぼさず、Cmaxの減少、Tmaxの増加が認められた (PMID:16481224)
(PMID:16481224) J. Cyst. Fibros. 2006; 5(3): 153-157.


●「チャ (茶)」有効性:骨・筋肉 (191126)
・運動習慣のない成人男性20名 (試験群10名、平均25±5歳、ブラジル) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、緑茶抽出物500 mgを15日間摂取させたところ、かかと上げ運動後の遅発性筋肉痛、筋肉損傷マーカー (クレアチンキナーゼ、LDH、アセチルコリンエステラーゼ) 、酸化関連マーカー (ROS、TBARS、カルボニル化タンパク質、FRAP、GSH) に影響は認められなかった (PMID:29746891)
(PMID:29746891) Physiol Behav. 2018 Oct 1;194:77-82.


●「セロリ、セルリー、オランダミツバ」安全性:医薬品との相互作用 (191125)
・うつ病、高血圧症、脂質異常症の既往があり、ベンラファキシン (うつ病治療薬:CYP2D6、CYP3A4基質) 75 mg/日とセイヨウオトギリソウ600 mg/日を服用していた52歳女性 (アメリカ) が更年期症状のためセロリ抽出物1,000 mg/日を2日間併用したところ、錯乱と言語障害が生じたため受診。ベンラファキシンの血中濃度上昇が認められ、物質・医薬品誘発性双極性障害と診断された。セロリ抽出物の摂取中止により症状が緩和したことからセロリ抽出物のCYP2D6阻害作用が原因と考えられた (PMID:27467225)
(PMID:27467225) Postgrad Med 2016 128(7) 682-3.


●「イタドリ、サイタズマ」安全性:医薬品との相互作用 (191122)
・動物実験 (ラット) において、イタドリの熱水抽出物の摂取は、カルバマゼピン (抗てんかん薬:CYP3A4基質) の血中 (AUC) 、脳、肝臓、腎臓中の濃度を増加させ、代謝物の形成速度を低下させた。また、カルバマゼピン代謝物 (MRP2基質) の血中 (Cmax、AUC) 、脳、肝臓、腎臓中の濃度を増加させた (PMID:22813711)
・in vitro試験 (イヌ腎臓尿細管上皮細胞) において、イタドリの血清中代謝産物はMRP2活性を阻害した (PMID:22813711)
(PMID:22813711) Toxicol Appl Pharmacol. 2012 Sep 15;263(3):315-22.


●「イノシトール」有効性:脳・神経・感覚器 (191121)
・抜毛症の成人男女31名 (試験群19名、平均28.0±11.4歳、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、イノシトール6 g /日を2週間、12 g /日を2週間、18 g /日を6週間摂取させたところ、抜毛症症状評価尺度 (MGH-HPS 、NIMH-TSS 、CGI-S 、CGI-I) のスコアに影響は認められなかった (PMID:27824633)
(PMID:27824633) J Int Soc Sports Nutr. 2019 Aug 2;16(1):33.


●「イチョウ葉エキス」安全性:医薬品等との相互作用 (191120)
・健康な成人男女16名 (18〜55歳、オランダ) を対象としたオープンラベルクロスオーバー無作為化比較試験において、事前にイチョウ葉エキス120 mg×2/日を14日間摂取させ、空腹時にラルテグラビル (抗ウイルス薬) 150 mg をイチョウ葉エキス120 mgと併用させたところ、ラルテグラビルのTmax、半減期に影響は認められなかったが、血中濃度 (Cmax、AUC) が上昇した (PMID:22802250)
(PMID:22802250) Antimicrob Agents Chemother. 2012 Oct;56(10):5070-5.


●「アラニン」有効性:その他 (191119)
・男性水球選手22名 (試験群11名、平均19±5歳、ブラジル) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、β-アラニン4.8 g/日を10日間、6.4 g/日を18日間摂取させたところ、30秒テザード泳パフォーマンス、200m水泳タイム、30秒クロスバージャンプ回数、疲労度 (絶対疲労指数、相対疲労指数、最大血中乳酸濃度) に影響は認められなかった (PMID:27967270)
(PMID:27967270) Int J Sports Physiol Perform. 2017 Aug;12(7):943-950.


●「イチョウ」安全性:危険情報 (191118)
・36歳女性 (日本) が健康のため電子レンジ加熱した銀杏を一度に70〜80個摂取したところ、4時間後に嘔吐と全身性強直間代性痙攣を呈し、救急搬送された。摂取中止と加療により改善し、その後2年間再発がなかったことから大量の銀杏摂取による痙攣と推定された (PMID:11240603)
(PMID:11240603) Epilepsia. 2001 Feb 42(2)280-1.


●「キトサン」有効性:循環器・呼吸器 (191115)
・2017年3月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ比較試験8報 (検索条件:年齢≧18歳、期間≧2週間) について検討したメタ分析において、キトサンサプリメント摂取は、収縮期血圧、拡張期血圧との関連は認められなかった (PMID:29343944)
(PMID:29343944) Drug Des Devel Ther. 2017 Dec 28 1267-75.


●「n-3系不飽和脂肪酸」有効性:生殖・泌尿器 (191114)
・妊娠20週未満の女性5,474名 (試験群2,731名、オーストラリア) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、魚油カプセル500 mg×3回 (DHA800 mg、EPA100 mg含有) /日を妊娠34週または出産まで摂取させたところ、早産、在胎期間、自然分娩、誘発分娩、帝王切開に影響は認められなかった (PMID:31509674)
(PMID:31509674) N Engl J Med. 2019 Sep 12;381(11):1035-1045.


●「クルクミン」安全性:医薬品等との相互作用 (191113)
・動物実験 (ラット) において、クルクミンの摂取は、静脈投与したロラタジン (アレルギー治療薬:CYP2D6、CYP3A4、P糖タンパク質基質) の薬物動態に影響を及ぼさなかったが、経口投与したロラタジンのTmax、半減期には影響を及ぼさず、血中濃度 (AUC、Cmax) 、生体利用率を増加させた (108) 。
・in vitro試験 (ヒト酵素) において、クルクミンはCYP3A4活性を阻害した (108) 。
・in vitro試験 (ヒト乳癌細胞) において、クルクミンはP糖タンパク質の活性を阻害した (108) 。
(108) Biomal. Ther. 2011; 19(3): 364-370.


●「サトウダイコン、甜菜、ビーツ」有効性:その他 (191112)
・ランニング習慣のある男性14名 (27.8±3.4歳、ブラジル) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、サトウダイコン根ジュース420 mL (8.4 mmol NO3-相当) /日を10 kmランニングの3日前から2時間前まで摂取させたところ、中盤 (4 km〜8 km) の平均速度の上昇が認められた。一方、走行時間、10 km平均速度、最大心拍数、主観的運動強度、最大乳酸濃度、血糖に影響は認められなかった (PMID: 29986146)
(PMID:29986146) Appl Physiol Nutr Metab. 2019 Jan;44(1):90-94.


●「カバ」危険情報:被害事例 (191111)
・オメプラゾール (消化性潰瘍治療薬) 20 mg/日を4年間とブロマゼパム (抗不安薬) 3 mg/日 を2年間服用していた45歳女性 (ブラジル) が、自己判断でプロマゼパムを中止し、カバ製品100 mg/日を52日間摂取したところ、嘔気と黄疸症状を呈し受診、腎不全、肝性脳症を発症した。因果関係評価のRUCAMスコアによりカバ製品摂取による急性肝不全と診断され、肝臓移植を施行して回復した。 (PMID:30668342)
(PMID:30668342) Phytomedicine 2019 56 21-26.


●「ヘスペリジン」有効性:循環器・呼吸器 (191108)
・2018年12月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験6報 (検索条件:年齢≧18歳) について検討したメタ分析において、ヘスペリジンサプリメントの摂取は、炎症マーカー (VCAM-1 (3報)) の低下と関連が認められた。一方、炎症マーカー (CRP (5報) 、IL-6 (4報) 、ICAM-1 (3報) 、E-セレクチン (3報)) との関連は認められなかった (PMID:30991044)
(PMID:30991044) Chem Biol Interact. 2019 Jul 1 307 8-15.


●「パウダルコ、アクアインカー、イペ、タヒボ、タベブイア、インペティギノサ」(191107)
全体見直し。


●「アルギニン」有効性:骨・筋肉 (191107)
・健康な成人20名 (試験群10名、平均23.0±4.0歳、ブラジル) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、L-アルギニン6 gをレジスタンス運動および疲労試験の1時間前に摂取させたところ、運動後3日間の疲労回復指標 (最大反復回数、自覚的運動強度 (OMNI-RES) 、筋肉痛、筋疲労マーカー (クレアチンキナーゼ、乳酸、テストステロン/コルチゾール比、筋電図)) に影響は認められなかった (PMID:29544063)
(PMID:29544063) Appl Physiol Nutr Metab. 2018 Sep;43(9):928-936.


●「クルクミン」安全性:医薬品等との相互作用 (191106)
・動物実験 (ラット) において、クルクミンの単回摂取は、ピオグリタゾン (糖尿病治療薬:CYP2C8、CYP3A4基質) の薬物動態に影響を及ぼさなかったが、クルクミンの一週間事前摂取ではピオグリタゾンの血中濃度 (AUC) 、平均滞留時間を増加させ、クリアランスを低下させた。また、血糖値には影響を及ぼさなかった (107) 。
・動物実験 (糖尿病モデルラット) において、クルクミンの単回摂取は、ピオグリタゾン (糖尿病治療薬:CYP2C8、CYP3A4基質) の薬物動態に影響を及ぼさなかったが、クルクミンの一週間事前摂取ではピオグリタゾンの血中濃度 (AUC) 、平均滞留時間を増加させ、クリアランスを低下させた。また、いずれの摂取条件においても血糖値の低下が増強された (107) 。
(107) J. Diabetes. Metab. 2012; 1(S6)


●「スターアニス、ダイウイキョウ、トウシキミ、ハッカクウイキョウ」危険情報:被害事例 (191105)
・2ヶ月齢の男児 (スペイン) がスターアニス茶を数日間摂取したところ、下肢痙攣、夜泣き後の睡眠時驚愕様運動による不眠を呈した (PMID:28712844)
(PMID:28712844) Neurologia. 2019 Apr 34(3)211-213.


●「カシス、ブラックカラント、クロフサスグリ (黒房酸塊) 、クロスグリ (黒酸塊)」有効性:循環器・呼吸器 (191101)
・座位時間の多い健康な成人男女40名 (試験群20名、平均32.5 ±2.4歳、ニュージーランド) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、カシスジュース200 mL (カシスポリフェノール4.8 mg/kg体重含有) をトレッドミル歩行運動の1時間前に単回摂取させたところ、MAO-B活性の低下が認められた。一方、血糖、乳酸、酸化関連マーカー (MDA) 、運動時心拍数、歩行時間、歩行距離、POMSスコア、症状の自己評価 (VAS) に影響は認められなかった (PMID:31375128)
(PMID:31375128) J Int Soc Sports Nutr. 2019 Aug 2;16(1):33.



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